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第2章 トモエ天国

9 おかしな世界の設定+α

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おかしな世界

この小説の根幹設定の一部(開示しても差し支えのない部分)

とある方が住まう場所で研究中だったウィルスが流出してしまったのが原因の1つ。
流出したウィルスで、その世界にあった封印の1つが強制解除されてしまい、再封印が不可能になってしまった。
結果、生まれた異常世界をおかしな世界と表現を変えて、影響があった世界に広めた。
おかしな世界の前にあった地球の別名は”ガイア”とか読んでいたが、おかしな世界になってからは、”カオス”と呼ぶよう仕向けた。ただし、この名付けは広がらなかった。
おかしな世界という方が簡単に納得できる呼び方だったから。

おかしな世界になる前の地球の半径は約6400km、これが約4倍以上の約2万6000kmまで拡大、約2万km以上大きくなったため、高度3万6000kmにあった静止衛星などは、増加した地球の引力に負けて、大気圏突入。宇宙デブリもろとも、消滅した。
科学技術と異なる魔法技術の封印が解かれ、以前の星にあった”生存居住可能領域(ハビタルゾーン)”による居住範囲は事実上無制限になってしまった。(科学技術で不可能とされることも魔法技術では可能なため)。

***
+αの部分
→共通世界設定(基本形)からの設定を複写した部分

元々、科学技術と魔法技術は、両輪の存在で、片方だけの封印で開放していることが多い。これは、便利すぎるとそこからの技術発展が阻害されることによる。
この影響から、科学技術が発展する世界では、魔法技術により充当される領域が科学技術発展により、似たような発展がなされることが多い。
魔法技術の発展する世界では、科学技術のような物質・現象に対するアプローチが異なり、言葉や陣、魔力や神聖力などの対外要因に依存することが多い。
ただし、これらの世界では、あるはずの技術の片方がないと”思っている”+”封印によって使用不可”なので、異世界転移や異世界転生で、魔法技術が開放されていない世界から、開放された世界に行くことで、封印されている能力が開放される。

現在、地球上で魔法が使えない理由は、この封印による。
ただし、魔法という言葉が存在するのは、不可思議事態に対する納得の方法で使われる言葉で、ある時に混乱しないように、誰かが広めたものと推定される。 

なお、技術系はもう1つあるが、こちらはここでは記載しない。
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