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49 コア・ブレイン
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奥の間で、お婆ちゃんがいるまま4人の周囲にふわっという感じでエレベーターの壁が現れた。
壁が現れて周囲が囲われると同時にまたふわっという感じでエレベーターが動く。
動いたエレベーターには、お婆ちゃんを除く3人が残り、徐々に速度を上げていくのが分かる。
そして唐突に止まる。
衝撃も反動もなく目的地に着きましたという感じの停止だ。
「みどりちゃんは、こっちよ。一郎さんは、このまま乗って自分の階で降りてね」
ともえ様に誘導されるように、その階で降りて歩く。
「ここの階は、一時滞在する人たちが居住するエリアよ。他の滞在者と鉢会わないようになっているから安心して。さぁ、ここよ」
目の前にあったドアを開くと中に入っていく。
玄関、シューズボックス、小さなキッチンと小さな冷蔵庫。食洗機もあるようだ。ウォシュレットのトイレと部屋の割に大きいバスルーム、リビングは結構広い。ベッドルームは?
「ベッドルームと呼べるものは設けていない代わりに、こっちのリクライニングシートが代わりよ。これが、ゲームログインする時の位置でもあるわ」
「テレビは…、これ?」
「壁にプロジェクターで映るようになっているわ。見ることができるのは、地上とここ世界樹など、見たい場合は声で操作可能よ。コア・ブレイン、新規居住者の飛鳥みどりさんよ」
コア・ブレイン?
「了解。居住者飛鳥みどり…登録しました。」
部屋から声が聞えたような…
「この世界樹を管理する人工知能のようなものよ。コア・ブレインは。何か要望があったら言えば叶えてくれるわ」
壁が現れて周囲が囲われると同時にまたふわっという感じでエレベーターが動く。
動いたエレベーターには、お婆ちゃんを除く3人が残り、徐々に速度を上げていくのが分かる。
そして唐突に止まる。
衝撃も反動もなく目的地に着きましたという感じの停止だ。
「みどりちゃんは、こっちよ。一郎さんは、このまま乗って自分の階で降りてね」
ともえ様に誘導されるように、その階で降りて歩く。
「ここの階は、一時滞在する人たちが居住するエリアよ。他の滞在者と鉢会わないようになっているから安心して。さぁ、ここよ」
目の前にあったドアを開くと中に入っていく。
玄関、シューズボックス、小さなキッチンと小さな冷蔵庫。食洗機もあるようだ。ウォシュレットのトイレと部屋の割に大きいバスルーム、リビングは結構広い。ベッドルームは?
「ベッドルームと呼べるものは設けていない代わりに、こっちのリクライニングシートが代わりよ。これが、ゲームログインする時の位置でもあるわ」
「テレビは…、これ?」
「壁にプロジェクターで映るようになっているわ。見ることができるのは、地上とここ世界樹など、見たい場合は声で操作可能よ。コア・ブレイン、新規居住者の飛鳥みどりさんよ」
コア・ブレイン?
「了解。居住者飛鳥みどり…登録しました。」
部屋から声が聞えたような…
「この世界樹を管理する人工知能のようなものよ。コア・ブレインは。何か要望があったら言えば叶えてくれるわ」
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