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83 魔力1万3599
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「え、それは困る」
「もちろん、それは止めさせる。しかし、封印が解除されたものを再度封印はできない。じゃから、その辺りは放置だな、もちろんどの程度の問題が出るのかはこれから見る」
「問題ってどういうの」
「ふむ」
「?」
「ここにある実体に魔力や魔法、魔法技術を持っていると言っていいか」
「今…の、私に魔法が使えるの」
「そうなるの。こうなっては仕方が無い、不用意に魔法発動しないようにコレを渡しておく」
そう言うと、お婆ちゃんは緑色の腕輪を渡してくれた。
どこから出したのよ。
受け取った私は左手首辺りに入れると、勝手にサイズ調整されてそこに収まった。
薄い腕輪だなぁ。
「それは、魔力を調整する腕輪じゃ。不用意に魔法が発動しないようにする物と考えていい。もちろん、緊急時はきちんと魔法発動するから、暴漢に襲われたら魔法を放っても問題ない。魔法発動体としても使えるから、そこに魔法を記録させておいてもよい」
「記録って…これ全部入るの」
そんな魔法の記録って、ゲームしか知らないと思ったら、自分の中から膨大な魔法が呼び起こされて、勝手に腕輪に記録されていった。
「これが魔法」
「圧倒されるとは思うが、まだ使わんでくれい。魔力測定しないと危険…ん?」
「魔力分かるよ。1万3599だって」
「ああ、腕輪の安全機能か。忘れておったわい」
「でも、まだ一部が眠っているみたいでね、全部封印が解けるともっと増えるみたい」
ゲームのMPは1600だったから、かなり増えた。
いや、ゲームの方が少なくなったけれど、その辺りはどうなるんだろうか。
「もちろん、それは止めさせる。しかし、封印が解除されたものを再度封印はできない。じゃから、その辺りは放置だな、もちろんどの程度の問題が出るのかはこれから見る」
「問題ってどういうの」
「ふむ」
「?」
「ここにある実体に魔力や魔法、魔法技術を持っていると言っていいか」
「今…の、私に魔法が使えるの」
「そうなるの。こうなっては仕方が無い、不用意に魔法発動しないようにコレを渡しておく」
そう言うと、お婆ちゃんは緑色の腕輪を渡してくれた。
どこから出したのよ。
受け取った私は左手首辺りに入れると、勝手にサイズ調整されてそこに収まった。
薄い腕輪だなぁ。
「それは、魔力を調整する腕輪じゃ。不用意に魔法が発動しないようにする物と考えていい。もちろん、緊急時はきちんと魔法発動するから、暴漢に襲われたら魔法を放っても問題ない。魔法発動体としても使えるから、そこに魔法を記録させておいてもよい」
「記録って…これ全部入るの」
そんな魔法の記録って、ゲームしか知らないと思ったら、自分の中から膨大な魔法が呼び起こされて、勝手に腕輪に記録されていった。
「これが魔法」
「圧倒されるとは思うが、まだ使わんでくれい。魔力測定しないと危険…ん?」
「魔力分かるよ。1万3599だって」
「ああ、腕輪の安全機能か。忘れておったわい」
「でも、まだ一部が眠っているみたいでね、全部封印が解けるともっと増えるみたい」
ゲームのMPは1600だったから、かなり増えた。
いや、ゲームの方が少なくなったけれど、その辺りはどうなるんだろうか。
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