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104 魔法発動のお手本
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融合異世界にやってきました。
ハジメとレベリングをするのだけど、やり方ってしっているのかしら。
「さぁ、レベル上げに街の外に出ましょう。あ、レベル上げの方法って知っているわよね」
「知らないぞ」
「え…、モンスターや魔物を倒すと効率がいいのだけど、大丈夫?」
「何が?」
「生き物を殺すことができるかっていうことよ」
「うーん、やったことがないから分からないな」
「それもそうか。実際に私がやってみせるからそれで判断して」
やっぱり知らなかったか。
しかし、生き物殺すのもやったことないか。
まぁ、普通に暮らしていればそういうことって無いわよね。
しかし、大丈夫かしら。
2人で街の外に出て街から少し離れたところにある森にやってきた。
「ここは何か出そうね。一番弱いスライムが出るといいのだけど」
「スライム?」
「あ、あれがそうね。水色か丁度いいわ。アレに火の魔法を放って」
水滴みたいな形をしたものが草陰から出て来た。
一番最弱のスライム、水色スライムだ。
あれなら火の魔法最弱の火弾で1撃のはず。
まずはハジメにやってもらいましょう。
「飛ばない」
は?
なんで飛ばないの?
イメージはどうしたの?
火の魔法を出したが、自分の前でメラメラ燃えているだけで、スライムの方に飛んでいかないらしい。
仕方が無い。
私が見本をみせましょう。
「イメージが出来ないのか、どうか分からないけど、こうしてみて」
鉄砲みたいな感じに親指を立てて人差し指をまっすぐスライムの方に向けて、火弾と言った。
すると人差し指から火の弾のようなものが飛び出し、スライムに当たった。
次の瞬間、スライムは地面に平べったくなった。
死んだ。
分かったかな。
ハジメとレベリングをするのだけど、やり方ってしっているのかしら。
「さぁ、レベル上げに街の外に出ましょう。あ、レベル上げの方法って知っているわよね」
「知らないぞ」
「え…、モンスターや魔物を倒すと効率がいいのだけど、大丈夫?」
「何が?」
「生き物を殺すことができるかっていうことよ」
「うーん、やったことがないから分からないな」
「それもそうか。実際に私がやってみせるからそれで判断して」
やっぱり知らなかったか。
しかし、生き物殺すのもやったことないか。
まぁ、普通に暮らしていればそういうことって無いわよね。
しかし、大丈夫かしら。
2人で街の外に出て街から少し離れたところにある森にやってきた。
「ここは何か出そうね。一番弱いスライムが出るといいのだけど」
「スライム?」
「あ、あれがそうね。水色か丁度いいわ。アレに火の魔法を放って」
水滴みたいな形をしたものが草陰から出て来た。
一番最弱のスライム、水色スライムだ。
あれなら火の魔法最弱の火弾で1撃のはず。
まずはハジメにやってもらいましょう。
「飛ばない」
は?
なんで飛ばないの?
イメージはどうしたの?
火の魔法を出したが、自分の前でメラメラ燃えているだけで、スライムの方に飛んでいかないらしい。
仕方が無い。
私が見本をみせましょう。
「イメージが出来ないのか、どうか分からないけど、こうしてみて」
鉄砲みたいな感じに親指を立てて人差し指をまっすぐスライムの方に向けて、火弾と言った。
すると人差し指から火の弾のようなものが飛び出し、スライムに当たった。
次の瞬間、スライムは地面に平べったくなった。
死んだ。
分かったかな。
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