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さっきの行動が分からなかったのか、ハジメが聞いてきた。
「さっきのは何だ」
「あ~変な行動をしているゴブリン達がいたのよ。2匹ずつで6グループ。索敵範囲ぎりぎりに赤い点がびっしり。ゴブリンの村でもできているのか、危険な場所があったの」
「それは怖い」
「街へ行って情報を渡さなきゃ。私たちじゃ対処できない。私たちの異常なスキルは隠さないといけないし」
ハジメはそこでスキル問題に気がついたようだ。
でも今はそれよりも急がないと。
「街まで急ぎましょう」
時刻は夕方、夕焼けが訪れていた。
直に真っ暗に、夜になってしまうだろう。
街に辿りついた時はもう暗くなる寸前だった。
ギルドに直行して、事情説明のため部屋を借りる。
ギルドの3階は応接室がいくつかあるらしく、そこでギルドマスターに事の次第を話す。
気配察知でゴブリンが数班のペア行動をしていたこと。
察知範囲ギリギリに多くのゴブリンがいたこと。
集落があるのではないかということを。
するとギルドマスターが
「そうか。実はその森で2つのグループがゴブリンの集落があると情報を寄せていてな、今ギルド職員が調査に向う予定になっている。いや、追加の情報感謝する。スライム討伐の魔石の売却に情報提供の謝金も合わせて渡そう」
と話は進んだ。
すでに情報が上がっていたのだったが、追加情報も良かったみたいだ。
階下に降りて、魔石売却報酬と情報提供の謝金を合わせて銀貨40枚になった。
まぁ、このくらいよね。
「さっきのは何だ」
「あ~変な行動をしているゴブリン達がいたのよ。2匹ずつで6グループ。索敵範囲ぎりぎりに赤い点がびっしり。ゴブリンの村でもできているのか、危険な場所があったの」
「それは怖い」
「街へ行って情報を渡さなきゃ。私たちじゃ対処できない。私たちの異常なスキルは隠さないといけないし」
ハジメはそこでスキル問題に気がついたようだ。
でも今はそれよりも急がないと。
「街まで急ぎましょう」
時刻は夕方、夕焼けが訪れていた。
直に真っ暗に、夜になってしまうだろう。
街に辿りついた時はもう暗くなる寸前だった。
ギルドに直行して、事情説明のため部屋を借りる。
ギルドの3階は応接室がいくつかあるらしく、そこでギルドマスターに事の次第を話す。
気配察知でゴブリンが数班のペア行動をしていたこと。
察知範囲ギリギリに多くのゴブリンがいたこと。
集落があるのではないかということを。
するとギルドマスターが
「そうか。実はその森で2つのグループがゴブリンの集落があると情報を寄せていてな、今ギルド職員が調査に向う予定になっている。いや、追加の情報感謝する。スライム討伐の魔石の売却に情報提供の謝金も合わせて渡そう」
と話は進んだ。
すでに情報が上がっていたのだったが、追加情報も良かったみたいだ。
階下に降りて、魔石売却報酬と情報提供の謝金を合わせて銀貨40枚になった。
まぁ、このくらいよね。
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