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44 魂魄汚染度80%以上
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「結論から言えば、今回の融合異世界は実験とすれば大成功な案件でした。ただし、今回のは完全に事故。おかげ様でその後始末に他の者が総動員させられている訳ですが」
「聞いただけだと事故以外の何物でも無いと思います」
「ともえ様ですから、こういうことをやってしまうのは。結果的に良い方向を持つのもともえ様の特技とも言えます」
「それで、結局俺は何をすればいいわけ?」
そこだ。
俺以外の者が多数関与している中で、審査官としてもまだまだ新米の俺の出来ることとは何だろうか。
「出来ることは、見ることです。そして、それを知ること。監視し、観察し、理解する。その他大勢も同じことをしていますが、それを見ることが今一番重要なことです。様々な身分の者が見ることが必要なのです」
「それで、巡視。見て回ることか」
「その通りです。明日は、ここから直接移動します。もちろん、自分自身の生身ではなくアバター…キャラクターでの移動となります。何かあってからでは遅いですからね」
「何かあるのか」
「未知の微生物や呪術、時に介入する技術などが考えられます。念のため、念のためですよ」
「了解」
一通りの話を終えて、何とも言えない感じになった。
グリーンと行ったあの世界も、別の世界のコピーだったなんて信じられない。
いやそもそも世界って何なんだろうか。
「そうだ、審査官の仕事は次はいつするんだ」
「次回は、この巡視業務が終わってから決まります。次の審査を受ける者は既に決まっています。確認しますか?」
「事前に確認できるのか?」
「今回は可能です。ただ、重いですよ」
「重い?軽い重いの重い?」
「今回の審査を受けるのは、魂魄汚染度80%以上の殺人者です」
「魂魄汚染度?またよく分からない用語が」
「魂魄汚染度が高い者は、重犯罪を繰り返すのです。この場合は殺人の常習者とも言えます。そして、汚染度が100%に達した者は審査を受けることなく魂魄分解処分になります。いわゆる魂の処刑です。今回は80%、以上でも審査によってはこの分解処分もあり得ます」
「それを俺が審査して決めるのか、重いとはこういうことか」
「詳細は当日の審査時に開示されます。ただ、普通の精神構造では無いことを覚悟、しておいてください」
普通の精神構造ではないというのがよく分からないが、殺人者の精神構造がそもそも理解不能だったから、あまり考えないようにしようと思った。
確定しているのは、かなりの重圧を感じるということだろうな。
「聞いただけだと事故以外の何物でも無いと思います」
「ともえ様ですから、こういうことをやってしまうのは。結果的に良い方向を持つのもともえ様の特技とも言えます」
「それで、結局俺は何をすればいいわけ?」
そこだ。
俺以外の者が多数関与している中で、審査官としてもまだまだ新米の俺の出来ることとは何だろうか。
「出来ることは、見ることです。そして、それを知ること。監視し、観察し、理解する。その他大勢も同じことをしていますが、それを見ることが今一番重要なことです。様々な身分の者が見ることが必要なのです」
「それで、巡視。見て回ることか」
「その通りです。明日は、ここから直接移動します。もちろん、自分自身の生身ではなくアバター…キャラクターでの移動となります。何かあってからでは遅いですからね」
「何かあるのか」
「未知の微生物や呪術、時に介入する技術などが考えられます。念のため、念のためですよ」
「了解」
一通りの話を終えて、何とも言えない感じになった。
グリーンと行ったあの世界も、別の世界のコピーだったなんて信じられない。
いやそもそも世界って何なんだろうか。
「そうだ、審査官の仕事は次はいつするんだ」
「次回は、この巡視業務が終わってから決まります。次の審査を受ける者は既に決まっています。確認しますか?」
「事前に確認できるのか?」
「今回は可能です。ただ、重いですよ」
「重い?軽い重いの重い?」
「今回の審査を受けるのは、魂魄汚染度80%以上の殺人者です」
「魂魄汚染度?またよく分からない用語が」
「魂魄汚染度が高い者は、重犯罪を繰り返すのです。この場合は殺人の常習者とも言えます。そして、汚染度が100%に達した者は審査を受けることなく魂魄分解処分になります。いわゆる魂の処刑です。今回は80%、以上でも審査によってはこの分解処分もあり得ます」
「それを俺が審査して決めるのか、重いとはこういうことか」
「詳細は当日の審査時に開示されます。ただ、普通の精神構造では無いことを覚悟、しておいてください」
普通の精神構造ではないというのがよく分からないが、殺人者の精神構造がそもそも理解不能だったから、あまり考えないようにしようと思った。
確定しているのは、かなりの重圧を感じるということだろうな。
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