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72 魔法試射場
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もっと詳細を聞きたいからということで、近くにあった団子茶屋に誘導されてお団子とお茶でまったりしながら事情を話す。
簡単に言えば、魔法を使う練習がしたいということなのだが。
「ふーん、それでゲームで試そうとした訳か。ここのゲームがまさか天界でも知って…ああ、私の逆パターンなのか」
「逆パターン?」
「私はゲームから融合異世界へのコンバートみたいなもの。要は、遊びから現実への移行なのに対して、ハジメは現実からゲームへやって来た。ほら、見事の逆パターンだわ」
「なるほど。コア・ブレインが知っていたのも、これがあったからか」
「うーん、ゲーム自体は知っていたと思うのよね。このゲーム、あの町の外部企業が運営やっていたらしくって、さっきGMが挨拶を飛ばしてきた」
「挨拶を飛ばす?」
「メッセージを送ってきたってことよ。まぁ、それはいいとして、魔法の練習か。私も魔法でやりたいことがあったから、魔法の試射場に行きましょう」
「そんな便利なところがあるのか」
「一般プレイヤーは知らないわよ。GM権限でたまにテストプレイなどで使用する場所だから。さっき、権限の移譲があってねって、それはいいや」
その頃には、お団子もお茶も終わっていたし、会計済みだからすぐに移動しようとなった。
「手を拝借」
グリーンと手を繋ぎ
「一番大きいのでいいか。第1試射場へ転移!」
その言葉の後には、周囲に何も無い場所に出た。
ちょっと前に行ったことのある大草原みたいなところだ。
「ここなら、大規模な破壊魔法だって何だって放てるわよ。ついでに魔法も打ち放題。MPなんて気にしない。ここはMPが減らない場所だから」
「MP、ああ魔法を使うと消費するものか」
「あれ?天界ではMPを使用して魔法をやっていたんじゃないの?」
「気にしなかった」
「まさかの無制限なのかな。今度ともえ様に聞いて見ようか」
「ここは安全なのかい」
「ここは、私たち以外にはいないわよ。モンスターや盗賊なんていうものもいない。魔法をテストする特殊空間だから」
「それは安心だな」
「さぁて、時間は有限だから早速色々試してみましょう。あ、でも…これでよし。時間も少し速度を早めたから、ここでの1時間は外での30分になるわ。加速倍率は2倍だけど、最大10倍まで設定できるから、とりあえずは1時間くらいやってみましょう」
「りょーかい」
安全で安心な場所か、これはいい。
さっそく自分でやってみたことのある魔法を発動させることにした。
簡単に言えば、魔法を使う練習がしたいということなのだが。
「ふーん、それでゲームで試そうとした訳か。ここのゲームがまさか天界でも知って…ああ、私の逆パターンなのか」
「逆パターン?」
「私はゲームから融合異世界へのコンバートみたいなもの。要は、遊びから現実への移行なのに対して、ハジメは現実からゲームへやって来た。ほら、見事の逆パターンだわ」
「なるほど。コア・ブレインが知っていたのも、これがあったからか」
「うーん、ゲーム自体は知っていたと思うのよね。このゲーム、あの町の外部企業が運営やっていたらしくって、さっきGMが挨拶を飛ばしてきた」
「挨拶を飛ばす?」
「メッセージを送ってきたってことよ。まぁ、それはいいとして、魔法の練習か。私も魔法でやりたいことがあったから、魔法の試射場に行きましょう」
「そんな便利なところがあるのか」
「一般プレイヤーは知らないわよ。GM権限でたまにテストプレイなどで使用する場所だから。さっき、権限の移譲があってねって、それはいいや」
その頃には、お団子もお茶も終わっていたし、会計済みだからすぐに移動しようとなった。
「手を拝借」
グリーンと手を繋ぎ
「一番大きいのでいいか。第1試射場へ転移!」
その言葉の後には、周囲に何も無い場所に出た。
ちょっと前に行ったことのある大草原みたいなところだ。
「ここなら、大規模な破壊魔法だって何だって放てるわよ。ついでに魔法も打ち放題。MPなんて気にしない。ここはMPが減らない場所だから」
「MP、ああ魔法を使うと消費するものか」
「あれ?天界ではMPを使用して魔法をやっていたんじゃないの?」
「気にしなかった」
「まさかの無制限なのかな。今度ともえ様に聞いて見ようか」
「ここは安全なのかい」
「ここは、私たち以外にはいないわよ。モンスターや盗賊なんていうものもいない。魔法をテストする特殊空間だから」
「それは安心だな」
「さぁて、時間は有限だから早速色々試してみましょう。あ、でも…これでよし。時間も少し速度を早めたから、ここでの1時間は外での30分になるわ。加速倍率は2倍だけど、最大10倍まで設定できるから、とりあえずは1時間くらいやってみましょう」
「りょーかい」
安全で安心な場所か、これはいい。
さっそく自分でやってみたことのある魔法を発動させることにした。
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