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第21話 ??日 妖精草のお茶
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士長に連れられ、塔の最上層で他国の祝福を受けた3人は、中間層の士長の個室に案内されていた。
「狭くて悪いが」
机の上には、紙が高く積まれており、机の表面が見えないくらい。
壁際の本棚には、ぎっしりと本が詰まっていた。
それに対して、応接する場所のソファと机には、何も置いておらず、一応、お客さんには、配慮している様子が分かった。
「話を始める前に、何か飲みたいものはあるかな?」
「飲みたいものと言われても、どういう物があるのか分からないのですが?」
梢がそう返答すると同時に、他の2人が頷く。
「特に制限はないので、元々にあった飲み物でも出せますよ」
その言葉に、即応したのが杏だ。
「え!なんでもいいの~」
「ええ、何でも」
「え~と、洋風ソーダ」
すると、机の上に洋風ソーダのペットボトルが出現した。
「すご~い。好きだったけれど、もう売ってないものまで出た~」
ペットボトルを持ち、フタを開けて一口飲む。
「うん。昔、飲んだままの味だった~。本物だ」
それを聞いた2人も、何を飲もうか考えて答えたのが
梢が
「まさか…、じゃあ、こういうのは出せるのかな?トクホのエール」
すると、目の前にとっくりのような陶製の物とぐい飲みの様なものが出現した。
「すごい、イメージ通りだ。味は…?ノンアルコールビール?」
「さすがに、これからのお話は重要なので、酩酊成分は除かせて頂きました」
「え…。残念」
「梢、ビール飲んだことあるの?未成年じゃない」
「あるよ。というか、夕食の時に家族で1杯ずつ飲んでからご飯食べてるし」
「家族って、弟さんいたよね?」
「あ、よく知っているね。中学1年だよ」
「小学校の時、同じ部活だったから…?いつから、飲酒?」
「私の時は、小学4年生だったかな」
「4年…」
その回答に鈴は絶句しているようだった。
「鈴さん、飲み物は何にしますか?」
衝撃に絶句していた鈴だったが、自分だけ飲み物がないのには、気がついたらしく、慌てていたが為に実はとんでもないものを要求していた。
「最高級のお茶を」
普通、最高のお茶と言えば、玉露で、100g5万円を超えるものもある。
しかし、飲んだことがなく、イメージがしっかりしていなかったためか、信じられないくらい、異次元なお茶が出てきた。
「なにこれ?」
出現したのは、ヤカン。
それに湯飲みである。
ヤカンは、変哲もない、ガスレンジの上にのせる“あの”ヤカンで、その大きさは寸胴鍋レベルのとても大きいもの。
湯飲みは、なぜか4つ出てきた。
それでも、湯飲み4つにお茶を注いでから、自分で一口飲んで見ると、
「ふぅ~、なんだか落ち着く~」
鈴が杏のような声を出していた。
他の2人も
「湯飲みの中で、虹色みたいな感じなんだけれど…、うまい!こんなお茶ってあるんだ」
「おいしー、お茶の方が良かったかな」
「ほほー。これは、この世界の最高級のお茶ですね。精霊の里にあると言われている妖精草のお茶です。ものすごいものを出しましたね。私も過去に1回しか飲んだことありません。それが、目の前にこんなに…」
士長の目の色が変わったようだった。
***
飲酒は、20歳になってから。
「狭くて悪いが」
机の上には、紙が高く積まれており、机の表面が見えないくらい。
壁際の本棚には、ぎっしりと本が詰まっていた。
それに対して、応接する場所のソファと机には、何も置いておらず、一応、お客さんには、配慮している様子が分かった。
「話を始める前に、何か飲みたいものはあるかな?」
「飲みたいものと言われても、どういう物があるのか分からないのですが?」
梢がそう返答すると同時に、他の2人が頷く。
「特に制限はないので、元々にあった飲み物でも出せますよ」
その言葉に、即応したのが杏だ。
「え!なんでもいいの~」
「ええ、何でも」
「え~と、洋風ソーダ」
すると、机の上に洋風ソーダのペットボトルが出現した。
「すご~い。好きだったけれど、もう売ってないものまで出た~」
ペットボトルを持ち、フタを開けて一口飲む。
「うん。昔、飲んだままの味だった~。本物だ」
それを聞いた2人も、何を飲もうか考えて答えたのが
梢が
「まさか…、じゃあ、こういうのは出せるのかな?トクホのエール」
すると、目の前にとっくりのような陶製の物とぐい飲みの様なものが出現した。
「すごい、イメージ通りだ。味は…?ノンアルコールビール?」
「さすがに、これからのお話は重要なので、酩酊成分は除かせて頂きました」
「え…。残念」
「梢、ビール飲んだことあるの?未成年じゃない」
「あるよ。というか、夕食の時に家族で1杯ずつ飲んでからご飯食べてるし」
「家族って、弟さんいたよね?」
「あ、よく知っているね。中学1年だよ」
「小学校の時、同じ部活だったから…?いつから、飲酒?」
「私の時は、小学4年生だったかな」
「4年…」
その回答に鈴は絶句しているようだった。
「鈴さん、飲み物は何にしますか?」
衝撃に絶句していた鈴だったが、自分だけ飲み物がないのには、気がついたらしく、慌てていたが為に実はとんでもないものを要求していた。
「最高級のお茶を」
普通、最高のお茶と言えば、玉露で、100g5万円を超えるものもある。
しかし、飲んだことがなく、イメージがしっかりしていなかったためか、信じられないくらい、異次元なお茶が出てきた。
「なにこれ?」
出現したのは、ヤカン。
それに湯飲みである。
ヤカンは、変哲もない、ガスレンジの上にのせる“あの”ヤカンで、その大きさは寸胴鍋レベルのとても大きいもの。
湯飲みは、なぜか4つ出てきた。
それでも、湯飲み4つにお茶を注いでから、自分で一口飲んで見ると、
「ふぅ~、なんだか落ち着く~」
鈴が杏のような声を出していた。
他の2人も
「湯飲みの中で、虹色みたいな感じなんだけれど…、うまい!こんなお茶ってあるんだ」
「おいしー、お茶の方が良かったかな」
「ほほー。これは、この世界の最高級のお茶ですね。精霊の里にあると言われている妖精草のお茶です。ものすごいものを出しましたね。私も過去に1回しか飲んだことありません。それが、目の前にこんなに…」
士長の目の色が変わったようだった。
***
飲酒は、20歳になってから。
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