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第25話 ??日 客間へ
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「ここから元の場所へ帰ることは、できないのですか?」
「帰還するための魔法は、精霊魔導師でも限られた者しか分からないと聞ききます。これから向かってもらう先の精霊魔導師に聞いたらどうですか?」
「エマちゃんからもらったスキルでも、同じだった」
「そうか…。やはり、ここを出て、そこへ行くことが帰るための一番いい事だろうな」
そう言うと、士長は3人に右腕を出すように言われた。
「何をするのですか?」
「ギルドで登録をしてもらう事になるが、推薦者がいないと登録も出来ない。そのため、腕に推薦者の印を投射しておこうと思ってね」
「わざわざ、すみません」
士長に向けて出した右腕…手首と肘の間に光が走る。
光の通った後に、模様が残り、そしてゆっくりと消えていく。
「消えちゃった」
「ギルドにある登録機に当てれば、また読めるようになる。ギルドに行ったら、登録がしたいと言えば、最初に行うのがこの作業だ。今日は、もう遅いから、この塔の客間に泊まって行きなさい」
そう、士長が言うと、少し階が下がった場所にあった客間へ案内された。
客間に入る前に、3人で扉を開けなさいと言われたのには、何か意味があったのだろうか?
部屋の中には、士長の部屋で飲み物を出したテーブルの拡大版があり、そこに手を置きながら食べたいものを言うなり思うなりすると、希望のものが出るという。
「エマちゃんもらったスキルから、現状を確認しておきたいの」
そういう風に、いつの間にかにリーダーになっているような、梢の発言。
「まずは、この場所を出て、ギルドへ行き、登録をすることが1つめ」
他の2人は、それに異議を唱えずに、頷く。
「次に、士長さんとスキルの情報から見た場所にいるという精霊魔導師に会う」
またも、頷く2人。
「最後に、帰るための方法を聞いて、帰るということで、いいかな?」
「うん、帰れるかなぁ~」
なぜか、鈴が慌てて
「杏、フラグフラグ」
「??」
杏は、何のことか分かっていなかった。
梢は、ため息をついていたが。
与えられた客間で、遅い夕食を取ったあと、怒濤の出来事で何もせずに、そのまま寝てしまっていた。
翌朝…と言うには少し遅い時間に目覚めた3人は、テーブルから各々の希望する食事を取り出して、食べながら今後の行動を話し合っていたが…
「ねぇ、お風呂入りたいし、着替えたい」
そう、鈴が呟けば
「あ~、もう~、お部屋に来たのに、探検しなかった」
少し外れた杏の言葉に
「食べたら…」
梢はとりあえずは、食事に集中といった感じ。
食事後に、部屋の中を見れば、温水便座付きのお手洗いや入浴施設、塔の外壁が透明なのか、外を見ることができる場所があった。
「このクローゼット、あのテーブルにあったのと同じ模様が、薄いけれどあるわよね」
今、3人で見ているのは、何も入っていないクローゼットだった。
「帰還するための魔法は、精霊魔導師でも限られた者しか分からないと聞ききます。これから向かってもらう先の精霊魔導師に聞いたらどうですか?」
「エマちゃんからもらったスキルでも、同じだった」
「そうか…。やはり、ここを出て、そこへ行くことが帰るための一番いい事だろうな」
そう言うと、士長は3人に右腕を出すように言われた。
「何をするのですか?」
「ギルドで登録をしてもらう事になるが、推薦者がいないと登録も出来ない。そのため、腕に推薦者の印を投射しておこうと思ってね」
「わざわざ、すみません」
士長に向けて出した右腕…手首と肘の間に光が走る。
光の通った後に、模様が残り、そしてゆっくりと消えていく。
「消えちゃった」
「ギルドにある登録機に当てれば、また読めるようになる。ギルドに行ったら、登録がしたいと言えば、最初に行うのがこの作業だ。今日は、もう遅いから、この塔の客間に泊まって行きなさい」
そう、士長が言うと、少し階が下がった場所にあった客間へ案内された。
客間に入る前に、3人で扉を開けなさいと言われたのには、何か意味があったのだろうか?
部屋の中には、士長の部屋で飲み物を出したテーブルの拡大版があり、そこに手を置きながら食べたいものを言うなり思うなりすると、希望のものが出るという。
「エマちゃんもらったスキルから、現状を確認しておきたいの」
そういう風に、いつの間にかにリーダーになっているような、梢の発言。
「まずは、この場所を出て、ギルドへ行き、登録をすることが1つめ」
他の2人は、それに異議を唱えずに、頷く。
「次に、士長さんとスキルの情報から見た場所にいるという精霊魔導師に会う」
またも、頷く2人。
「最後に、帰るための方法を聞いて、帰るということで、いいかな?」
「うん、帰れるかなぁ~」
なぜか、鈴が慌てて
「杏、フラグフラグ」
「??」
杏は、何のことか分かっていなかった。
梢は、ため息をついていたが。
与えられた客間で、遅い夕食を取ったあと、怒濤の出来事で何もせずに、そのまま寝てしまっていた。
翌朝…と言うには少し遅い時間に目覚めた3人は、テーブルから各々の希望する食事を取り出して、食べながら今後の行動を話し合っていたが…
「ねぇ、お風呂入りたいし、着替えたい」
そう、鈴が呟けば
「あ~、もう~、お部屋に来たのに、探検しなかった」
少し外れた杏の言葉に
「食べたら…」
梢はとりあえずは、食事に集中といった感じ。
食事後に、部屋の中を見れば、温水便座付きのお手洗いや入浴施設、塔の外壁が透明なのか、外を見ることができる場所があった。
「このクローゼット、あのテーブルにあったのと同じ模様が、薄いけれどあるわよね」
今、3人で見ているのは、何も入っていないクローゼットだった。
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