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※22(終)
暫く入れたまま動かないで馴染ませていたが、射精感がせりあがってきて限界も近い。
「動いていいよ。大丈夫。」
私の気持ちが分かるのか?サラはやはり天使だ。
「ごめん。痛かったら教えて。」
揺するように動かした後、ゆっくりと抽挿をはじめる。
「んっ。うんっ。はぁー、ーぁん」
少し感じてくれているのだろうか?暫く続けるとサラから甘い声が漏れる。
もっとサラを感じさせたい。
「はぁー、ぅん。」サラの声が一層艶めいたものに変わった。
「あっ、」
しまった。
「ごめん。」
また暴発してしまった。……挽回したいが……、
「サラ?まだ大丈夫だろうか?」
「ふふっ。大丈夫って言いたいけど、ちょっとまだ痛いの。」
「そうか。」残念だが仕方がない。
それよりもサラと繋がれたことがこんなにも嬉しい。行為そのものよりも、心が繋がったような感覚がして
何とも言えない幸福感だ。
サラを抱き込み眠りにつく。温かくてすべすべで柔らかくて良い匂いがする。
愛しくて愛しくて堪らない。
☆★☆サラ視点☆★☆
朝の光の中で目が覚める。
近くにはユーリーの顔がある。私を抱き込むようにして眠っている。
ユーリーとの初夜は心配だったけど、とても素敵だった。優しくて、全てにおいて自分の快感よりも私を優先してくれた。ユーリーの愛情をたっぷり感じた素敵な夜だった。
そっとユーリーに口づけてみる。
「ふふふ。」
この可愛くて格好いい人が私の旦那様なんて本当に幸せだ。
ユーリーがゆっくりと目を開ける。
照れて真っ赤になる様子さえ愛しい。
「おはよう。サラ、夕べはごめん。」
「どうして?素敵だったよ。」
「そ、そう?なら良かった。」
「いっぱい気持ち良くしてくれたもの。」
「痛みはないか?」
「違和感が、少しだけ。」
「今日はゆっくり休んでて。見送りもいいよ。」
ユーリーはそう言い残し朝の支度の為に寝室を出て行った。
すぐにレイルが入ってきて世話をしてくれた。
全身がだるいが幸せな気分だった。
☆★☆
2年後
「オギャー、オギャー、オギャー」
「旦那様、男の子です。」
「そうか、部屋へ入って大丈夫だろうか?」
「少し処置をするので、またお呼びします。」
・・・・・・・
「旦那様、どうぞ中へ、奥様がお待ちです。」
「サラ、ありがとう。本当によくやってくれた。」
「ユーリー、心配かけてごめんなさい。」
私は1日続いた陣痛を経て元気な男の子を出産した。女神様の言うとおり、出産後に指を見たら守りの指輪は無くなっていた。
ユーリーが私の手を取る。
「これからは指輪の代わりに私が守るから。」
そう誓ってくれた。
私は愛する旦那様と子供に囲まれ幸せな日々を過ごしていくのだろう。この人がそばにいるだけでそう信じることが出来た。
ー完ー
後日談も良かったらお付き合いください。
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