婚約破棄された私は辺境伯家で小動物扱いされています

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姫はじめ

※お正月について間違った認識があります。
※夜の行事なのでレグルスは登場しません。
※R18です。


「これは東方の国の『キモノ』というものでございます。」
「着るのも脱ぐのも大変そうね。」

新年を前に、クリスマスの『もみの木』を『マツ』と間違えたお詫びとして、輸入商から『キモノ』が届いた。

綺麗な模様の入った織物を掛け合わせて着るみたい。何本も紐を巻いて着るのも大変だし、重くて動きにくそう!

エリーゼとアンリは『キモノ』の着せ方を教えて貰っている。
なかなか複雑そうだわ。

「東方の国では姫はじめという儀式がありまして、新年はじめの三日間は寝所に篭るそうです。」

「み、三日間も?」

「ええ、それは一年間の安寧を願う『サンガニチ』という大切な儀式なのだそうです。」

「そう…大切な儀式なのね。」

「そして殿方はこの『オビ』と呼ばれる部分を引っ張り『キモノ』を脱がせるんです。」

「ええっ?私、ぐるぐる回っちゃうわ。」

「はい。袖が絡まないように腕を上に挙げて『あ~れ~」』と言いながらぐるぐる回り、『キモノ』を脱がされてしまう決まりのようです。」

「えーっっ!!みんなそんなことをしてるの??」

「ええ、東方の国の見聞記を読むとそのような記載が散見できますわ。」

「新年の平和を願うのね。頑張るわ!」

両手を固く握って、『サンガニチ』の儀式への気合いを入れる。
アンリとエリーゼをはじめとした使用人さんたちの視線が生温かい。

「閣下が無理させ過ぎないと良いのですが……。」
 
エリーゼが心配そうに溜め息を吐いた。

大丈夫だと……思うよ?


★☆★☆


年越しのパーティーは大忙し!
辺境の兵士たちは皆が大酒飲みで、お酒を運んでも運んでも直ぐに無くなっちゃう。

普段屋敷に出入りする兵士は、行儀が悪いことなんてしないけど、はじめて招待された年若い兵士たちは、血気盛んだ。
お酒で少し気分が高揚すると、大声で言い争ったりして少し怖い。
けど、そんな時もエヴァンさまの一喝で直ぐに喧嘩は収まる。

私の旦那様、格好いい!
惚れ直しちゃう!

私はケモミミも尻尾も出したまま、パーティー会場で皆への挨拶に動き回った。
領主夫人として頑張るんだから!

だから、酔った兵士が時々
「奥方様の尻尾を触ってみても良いですか?」
って絡んでくるけど、その度にエヴァンさまに返り討ちにされてる。

ふふふ。
エヴァンさまの視線の護衛は今日も完璧!

普段屋敷にいる兵士たちはそんな新入りに同情するような視線を向ける。

「お前、模擬戦に指名されるぞ。骨の一本や二本は覚悟しろよ。閣下は絶対忘れてないからな……。」

先輩兵士に肩を組まれて、その兵士は早めに会場を後にした。

そして、年越しパーティーも終わった後、私とエヴァンさまはいよいよ『サンガニチ』の儀式に挑むことになった。



☆★☆★



『キモノ』を着せて貰うと、背筋がピンと伸びてお淑やかになった気分!

「わー、思ったよりきついわ。けど、綺麗な服ねー。」
「キオネ様、綺麗!可愛い!お似合いになりますわ!!」
「閣下も惚れ直しちゃいますよ!」

エリーゼもアンリも大絶賛!

『キモノ』は色鮮やかな花柄で、自分でもなかなか似合っていると思う。

ふふん!
ちょっと吊り目の派手顔は、この手の柄が似合うの!

私は『キモノ』を着たまま、エヴァンさまの待っている寝室に入っていった。

「……綺麗だ。」

エヴァンさまは言葉少なに『キモノ』を誉めると、熱い瞳で私を凝視したまま大股で歩み寄って来た。

私の真ん前に立つと頭の先から爪先まで入念に眺める。

「似合うな……。もう脱がせてしまうのが勿体ない……けど……。」

エヴァンさまは脱がせ方を教わっていたのだろうか?
するすると『オビ』を解いてぐいっと引っ張った。

「あーーーれーーーー!!」

教えて貰った通りに袂を持ってくるくる回った。

目が回るーーー

少し乱暴に『オビ』を引かれ、私はふらふらになりながら、ベッドにうつ伏せで倒れた。
結構回っちゃった…。激しい…。

「何枚も着込んでいるのに、下着はないのか……。そそるな……。」

エヴァンさまが背後から覆い被さり、裾から手を差し込んで秘裂に指を這わせた。

「濡れてる。」

小さく息を吐くように囁かれ、羞恥で顔が熱くなる。
ピョコンと飛び出た耳の付け根を指で擽られ、気持ち良さに耐えるようにギュッと目を閉じた。

このままじゃ『サンガニチ』もたない……。
ピンチ!!

「え、エヴァンさま……。わたし…もたないから…ゆ、ゆっくり……。」

「無理だ。何も着ていないキオネも良いが、この『ハダジュバン』から覗く足は旨そうで堪らない……。」

エヴァンさまは『ハダジュバン』は脱がさないまま、太股の内側に舌を這わせる。
何だか、お腹までムズムズするみたい。

長い時間焦らすように足を責められ、足の間が潤んでいるのに、決定的な刺激は与えて貰えなくて、熱が溜まる。

腰を揺らしてねだる私にエヴァンさまは「どうした?」と意地悪く微笑むと、私の秘部に怒張を宛がった。

「………お願い……します……。挿れて……ください………。」
 
「ああ。分かった。」

エヴァン様は言い終わらないうちに胎内のぬかるみを押し拓く。
硬直がぬぷぬぷと侵入を果たし、こつりと奥に当たった瞬間、身体がピンと弾け、電気のように痺れる快感が身体を突き抜けた。

「あっん………あっ……ああああーーーー!」

気持ち良くて、私のナカが喜ぶように蠢くのが分かる。

ぬぷぬぷと出し挿れされる度、甘い痺れがさざめきのように全身に広がっていく。

「エヴァンさま………ん………ぁん………。」

「キオネ………可愛い………口を開けてごらん。」

「……ぁ……ん……。」

エヴァンさまに乞われおずおずと口を開くと、大きな舌でべろりと舐められ、口内を激しく嬲られる。

「……んーーん……ぁん………。エヴ……くる……しいよう………。」

「もうすぐ楽にしてやる。はぁっ……。」

咥内と膣内を激しく蹂躙され、息が止まりそう。
それでも、身体は快感を求めて彼の滾りをきゅうきゅうと締め上げる。

「エヴァンさま…だいすき……。」

彼の腰に足を絡めぎゅっと縋りながらエヴァンさまの口づけを乞う。
激しいキスを落としながら、エヴァンさまは腰を早め、奥を執拗に押し潰す。

「あっあっ……エヴァンさま……もう……ダメ……。あああーーー!!」

「キオネ、俺も……もう……………はっ!」

温かい感触がじわりとお腹に広がっていく。

「はぁ、はぁ、はぁ……。」

たった今出したと思うのに、エヴァンさまのソコは質量を保ったまま……。

「『サンガニチ』頑張らないとな。」

「え?え?続けて……?」

「もちろん。」

エヴァンさまは爽やかな笑顔を浮かべて再びゆるゆると腰を振りだした。

きゃーーー
襲われるーーー


★☆★☆


『サンガニチ』を満喫しすぎたエヴァンさまは、アンリとエリーゼに怒られることになった。
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