30 / 56
第1章 始まりの壁
1-29:激震!メンバー1名の脱退、その理由とは…
しおりを挟む
「裏切り者⁉」
「ああ」
時を遡り工場を荒らしまわった容疑者の野口と大山とメンバーの恵が医療機関に搬送された時のこと。
他のメンバーが安否の確認をしに行ったのとは逆に1人本部の地下トレーニング室で水色コートの青年と手合わせした後にその話を聞かされた。
青年から信じがたい言葉が出て時光は理解に追いつけなかった。
「あくまで私の推測でこれといって決定打や証拠に欠けるが、ここ最近の若弥の行動に違和感があるからそうなんじゃないかと」
「いくらなんでも考え過ぎじゃないか?決めつけるには早過ぎるだろ?」
「もちろんわかっている。杞憂に終わればいいと私も思っているんだが…」
淡い希望ではあるがそれでも疑いの気持ちが拭えない以上、これから起こることに備えてほしいとの意味を込めて水色コートの青年は時光に伝えた。
「もし仮に私の推測が的中したとしても私は私で出来ることを全うするだけさ。時ちゃんもいずれの結果になろうとしても現実を受け止めてくれると助かるよ」
「わかった。ちなみにこのことはメンバーの皆や総監に話をしたか?」
時光が尋ねると青年は首を横に振って答える。
「まだ何一つハッキリしていないことだから誰にも。ただ総監は私から話さずとも思うところがあるから余計なことはしない方がいいと思っているよ」
「それじゃあ現段階でメンバーにも余計なことは話さず伏せておくことで若弥の動きが見えてくると捉えていいか?」
先を見越して青年の見解を述べる時光に頷いて答える。
「恐らくそんな形になってくるだろう。警戒するに越したことはないから、これから先はより慎重に」
「それについてもわかった。やれるだけのことはやってみるけど、俺たちだけでは無理だと判断したその時は力を貸してもらうよ」
「承知したよ。では私はもうひと仕事に行ってくる」
水色コートの青年はそう言ってその場を後にすると、その姿を見送った時光はしばらく複雑な心境を抱きつつも自分なりに気持ちの整理をするのであった。
♦
「……」
「どうやら私の申し上げたことがあながち間違っていないようですね」
「そうですね」
しばらくの沈黙が続き達人がそう口にすると時光が短く返事する。
「時光クン、一体どういうこと?」
「先輩、可能であれば詳しい説明を」
「それは…」
舞香と恵が不安と疑念を抱き時光に説明を求めるが、どう説明しようか考えている時だった。
時光たちが入ってきた扉から若弥が現れた。
「そろそろ決着しているのではと思ってきたら少し違った形ではあるけど思っていた通りだったかな」
「若弥お前…」
嬉々とした若弥の態度に対して怒気を込めて時光が今にでも切りかかりそうな勢いである。
「若弥クン?」
「若弥さん?」
状況を把握し切れていない舞香と恵は少し混乱している。
「若弥、お前今まで自分のしてきたことがどれほどのものなのかわかってやっているのか!」
「もちろん、わかっている上でこうして計画を練って実行してきたのさ。権藤さんの戦闘でも低い確率ではあるけどひっくり返すんじゃないかと思ってはいたけど、これほどのものとはね」
皮肉混じりに拍手して余計に時光の怒りを買う。
「まわりくどい言い方はなしだ。俺たちを敵に回して組織を抜けるつもりか?」
「そうだね。この際ハッキリと答えさせてもらうけど組織を脱退して君たちと敵対関係とさせてもらうよ」
躊躇うことなく清々しいくらいハッキリと答える若弥に状況を掴み切れたところで舞香と恵が時光に続いて怒気を込めて若弥に問い詰める。
「つまり今後、敵として現れて私たちの命を脅かすようであれば殺しても文句は言わせない。しかしその前に今に至るまでの経緯を説明してもらうよ」
「ただ抜けると言っただけでは誰も納得しませんし、舞香さんの言った通り私たちの命を脅かすようであれば全力で相手をしますよ」
その追求に若弥は鼻で笑って切り返す。
「まあそう怖いことを言わなくてもこれから先に待ち構えている僕が招集したゲストたちに勝てたら理由を答えますよ」
「「何を偉そうに」」
志穂と美穂も黙らず口を揃えて訴える。
「何だったら今ここでケリをつけてもいいんだぞ」
時光が立ち上がって構えると、それに続いて恵たちも構えるが若弥は肩を竦める。
「そんな状態で僕に勝てるつもりでも?だったら僕もなめられたものだね」
口調こそ穏やかなものの雰囲気で圧力をかけて来る若弥に時光たちは僅かながらジリッと後方に下がった。
数では5対1と時光たちが有利に見えるがそうでもない。
時光に関しては言うまでもなく達人との戦闘で体力と魔力、共にほとんど消費している。
恵たち4人は達人の見えない壁に閉じ込められたことによって外傷こそ目立っていないが魔力をかなり消費されていた。
一方の若弥は万全の状態であり余程の隙が出来ないことには攻撃を与えることは非常に難しい。
その状況下において、どんなに良くても若弥に一泡吹かせられるだけで完全に若弥を倒せるだけの力は残されていなかった。
強気な発言をする時光が追い込まれる形になるが、その様子に若弥が告げる。
「改めて僕は別に争いにきたわけじゃないし、先ほども言ったけど脱退することを伝えに来ただけで弱っている皆を痛めつける趣味はないんで」
「随分と余裕だな。ここで俺たちを倒さなかったことを後悔させてやる」
「やれるものならね。それよりこうして僕と話をしている間に本部にいる皆の心配をした方がいいんじゃないかな?今頃どうなっているんだろうね」
「お前まさか!」
「さて僕はこのへんで」
その瞬間フッとものの数秒でその場から消え去った。
「おい待て!」
その声は若弥に届かず残された時光たちはただその場に立ち尽くした。
その頃合いでようやく数名の捜査官が時光たちのところに駆けつけてきた。
「遅れてしまいすいません」
「先ほどここに来たであろう青年に足止めをくらってしまいまして」
言いづらそうに時光たちに頭を下げる。
時光たちもいつまでも悪い顔しても前に進めないと思い気持ちを切り替えて捜査官たちに告げる。
「いいえ。ここへ来るまでのビル周辺に被害は出ましたか?」
時光が問うと捜査官は首を横に振って答える。
「今のところは何も。念のため引き続き模倣犯が出ないことを含め捜査は続けます」
「わかりました。俺たちの方は本部にいるメンバーの安否を急いで確認しに行きますので権藤さんの連行をお願いします」
「承りました。気をつけて」
時光が捜査官に伝えると4人の方を振り向き告げる。
「それじゃあ皆、急いで本部に戻ろう」
「それはいいけど時光クン、怪我の方は平気?」
戦闘でダメージを負っている時光の体調を気にかける舞香に苦笑いで答える。
「ああ何とか。本部に戻る途中でのトラブルさえ起きなければギリギリ」
「そうだろうね。本部の数十メートル手前の距離であれば「雷瞬線」が使えるからそれで移動しよう。それなら無駄にトラブルと遭遇しなくて済むから」
「わかった。それでお願い」
舞香の提案で時光たちは急いで自分たちの本部に戻るのである。
今回の目的は達成されたが同時に大きな戦力を失い、その上で今後、自分たちの敵として前に立ちはだかる相手が出来上がってしまう結果となった。
「ああ」
時を遡り工場を荒らしまわった容疑者の野口と大山とメンバーの恵が医療機関に搬送された時のこと。
他のメンバーが安否の確認をしに行ったのとは逆に1人本部の地下トレーニング室で水色コートの青年と手合わせした後にその話を聞かされた。
青年から信じがたい言葉が出て時光は理解に追いつけなかった。
「あくまで私の推測でこれといって決定打や証拠に欠けるが、ここ最近の若弥の行動に違和感があるからそうなんじゃないかと」
「いくらなんでも考え過ぎじゃないか?決めつけるには早過ぎるだろ?」
「もちろんわかっている。杞憂に終わればいいと私も思っているんだが…」
淡い希望ではあるがそれでも疑いの気持ちが拭えない以上、これから起こることに備えてほしいとの意味を込めて水色コートの青年は時光に伝えた。
「もし仮に私の推測が的中したとしても私は私で出来ることを全うするだけさ。時ちゃんもいずれの結果になろうとしても現実を受け止めてくれると助かるよ」
「わかった。ちなみにこのことはメンバーの皆や総監に話をしたか?」
時光が尋ねると青年は首を横に振って答える。
「まだ何一つハッキリしていないことだから誰にも。ただ総監は私から話さずとも思うところがあるから余計なことはしない方がいいと思っているよ」
「それじゃあ現段階でメンバーにも余計なことは話さず伏せておくことで若弥の動きが見えてくると捉えていいか?」
先を見越して青年の見解を述べる時光に頷いて答える。
「恐らくそんな形になってくるだろう。警戒するに越したことはないから、これから先はより慎重に」
「それについてもわかった。やれるだけのことはやってみるけど、俺たちだけでは無理だと判断したその時は力を貸してもらうよ」
「承知したよ。では私はもうひと仕事に行ってくる」
水色コートの青年はそう言ってその場を後にすると、その姿を見送った時光はしばらく複雑な心境を抱きつつも自分なりに気持ちの整理をするのであった。
♦
「……」
「どうやら私の申し上げたことがあながち間違っていないようですね」
「そうですね」
しばらくの沈黙が続き達人がそう口にすると時光が短く返事する。
「時光クン、一体どういうこと?」
「先輩、可能であれば詳しい説明を」
「それは…」
舞香と恵が不安と疑念を抱き時光に説明を求めるが、どう説明しようか考えている時だった。
時光たちが入ってきた扉から若弥が現れた。
「そろそろ決着しているのではと思ってきたら少し違った形ではあるけど思っていた通りだったかな」
「若弥お前…」
嬉々とした若弥の態度に対して怒気を込めて時光が今にでも切りかかりそうな勢いである。
「若弥クン?」
「若弥さん?」
状況を把握し切れていない舞香と恵は少し混乱している。
「若弥、お前今まで自分のしてきたことがどれほどのものなのかわかってやっているのか!」
「もちろん、わかっている上でこうして計画を練って実行してきたのさ。権藤さんの戦闘でも低い確率ではあるけどひっくり返すんじゃないかと思ってはいたけど、これほどのものとはね」
皮肉混じりに拍手して余計に時光の怒りを買う。
「まわりくどい言い方はなしだ。俺たちを敵に回して組織を抜けるつもりか?」
「そうだね。この際ハッキリと答えさせてもらうけど組織を脱退して君たちと敵対関係とさせてもらうよ」
躊躇うことなく清々しいくらいハッキリと答える若弥に状況を掴み切れたところで舞香と恵が時光に続いて怒気を込めて若弥に問い詰める。
「つまり今後、敵として現れて私たちの命を脅かすようであれば殺しても文句は言わせない。しかしその前に今に至るまでの経緯を説明してもらうよ」
「ただ抜けると言っただけでは誰も納得しませんし、舞香さんの言った通り私たちの命を脅かすようであれば全力で相手をしますよ」
その追求に若弥は鼻で笑って切り返す。
「まあそう怖いことを言わなくてもこれから先に待ち構えている僕が招集したゲストたちに勝てたら理由を答えますよ」
「「何を偉そうに」」
志穂と美穂も黙らず口を揃えて訴える。
「何だったら今ここでケリをつけてもいいんだぞ」
時光が立ち上がって構えると、それに続いて恵たちも構えるが若弥は肩を竦める。
「そんな状態で僕に勝てるつもりでも?だったら僕もなめられたものだね」
口調こそ穏やかなものの雰囲気で圧力をかけて来る若弥に時光たちは僅かながらジリッと後方に下がった。
数では5対1と時光たちが有利に見えるがそうでもない。
時光に関しては言うまでもなく達人との戦闘で体力と魔力、共にほとんど消費している。
恵たち4人は達人の見えない壁に閉じ込められたことによって外傷こそ目立っていないが魔力をかなり消費されていた。
一方の若弥は万全の状態であり余程の隙が出来ないことには攻撃を与えることは非常に難しい。
その状況下において、どんなに良くても若弥に一泡吹かせられるだけで完全に若弥を倒せるだけの力は残されていなかった。
強気な発言をする時光が追い込まれる形になるが、その様子に若弥が告げる。
「改めて僕は別に争いにきたわけじゃないし、先ほども言ったけど脱退することを伝えに来ただけで弱っている皆を痛めつける趣味はないんで」
「随分と余裕だな。ここで俺たちを倒さなかったことを後悔させてやる」
「やれるものならね。それよりこうして僕と話をしている間に本部にいる皆の心配をした方がいいんじゃないかな?今頃どうなっているんだろうね」
「お前まさか!」
「さて僕はこのへんで」
その瞬間フッとものの数秒でその場から消え去った。
「おい待て!」
その声は若弥に届かず残された時光たちはただその場に立ち尽くした。
その頃合いでようやく数名の捜査官が時光たちのところに駆けつけてきた。
「遅れてしまいすいません」
「先ほどここに来たであろう青年に足止めをくらってしまいまして」
言いづらそうに時光たちに頭を下げる。
時光たちもいつまでも悪い顔しても前に進めないと思い気持ちを切り替えて捜査官たちに告げる。
「いいえ。ここへ来るまでのビル周辺に被害は出ましたか?」
時光が問うと捜査官は首を横に振って答える。
「今のところは何も。念のため引き続き模倣犯が出ないことを含め捜査は続けます」
「わかりました。俺たちの方は本部にいるメンバーの安否を急いで確認しに行きますので権藤さんの連行をお願いします」
「承りました。気をつけて」
時光が捜査官に伝えると4人の方を振り向き告げる。
「それじゃあ皆、急いで本部に戻ろう」
「それはいいけど時光クン、怪我の方は平気?」
戦闘でダメージを負っている時光の体調を気にかける舞香に苦笑いで答える。
「ああ何とか。本部に戻る途中でのトラブルさえ起きなければギリギリ」
「そうだろうね。本部の数十メートル手前の距離であれば「雷瞬線」が使えるからそれで移動しよう。それなら無駄にトラブルと遭遇しなくて済むから」
「わかった。それでお願い」
舞香の提案で時光たちは急いで自分たちの本部に戻るのである。
今回の目的は達成されたが同時に大きな戦力を失い、その上で今後、自分たちの敵として前に立ちはだかる相手が出来上がってしまう結果となった。
10
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。
ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。
真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。
引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。
偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。
ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。
優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。
大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる