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第1章 始まりの壁
1-30:JSIAの切り札参戦!
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「そんな…。たった一人の奴に」
「こんなことって…」
地下駐車場に20~30名いるであろう人数に対して1人で軽く捻り倒す状況下の中に水色コートの青年が制圧にかかっている。
そのほとんどがやられて残り数名で抵抗しているが、もはや時間の問題である。
麻薬取引の現場を抑えてその場にいる組員を捕獲する様子である。
「申し上げても無駄だとは思いますが改めて抵抗するのをやめにしていただければ、これ以上痛い目を見ずに済みますが如何ですか?」
残る数名の組員に告げるが、
「っ!」
「くそっ!」
青年の警告も虚しく、無駄だとわかっていても手にしている銃で発砲するが、
「守刀波」
青年は刀を横に寝かせ右手を峰の部分に添えるようにして弾丸を防ぐ。
弾丸は綺麗にスパッと切られ青年に届くことはなかった。
「くっ!」
「このっ!」
もう数発撃とうとするが、青年の姿はなく見失ってしまった。
「なっ!」
「一体何処に!」
あたりを探すもなかなか見つからず気付いた時には自分たちの背後に立っていた。
「おやすみなさい」
首筋に手刀で強い打撃を与え、組員たちはなす術なく気を失わされてしまった。
これで捕獲に取りかかれると思いきや、少し離れたところから組員の1人が最後の悪あがきで力を振り絞り、うつ伏せの状態から銃を発砲する。
「死ね!」
その叫びも秒で軽く回避され、あっという間に青年は発砲した組員の場所まで辿り着き、先ほどの組員たち同様に手刀で制圧した。
全体を見て安全が確認出来たところで、
「もう大丈夫です。今のうちに捕獲お願いします」
左耳につけていたインカムで待機していた警視庁の捜査官たちに呼びかけ、駆けつけた捜査官たちはものの数分で気絶している組員たちを捕獲した。
「ご協力ありがとうございました。お疲れ様です」
「いいえ。こちらこそ」
現場の指揮をしていた捜査官に労いの言葉をかけられて、青年は控えめに返す。
「今一度、この任務ですが比較的危険だと警視総監から伺ったもので本当に助かりました」
「それは何よりで」
重ねて感謝の言葉に対して軽く礼して返す。
「では組員たちを連れて行きますが一緒に乗っていきますか?」
「いいえ、まだ別の任務があるので私はそちらに向かいます」
「わかりました。ではお気をつけて」
「はい」
そう言葉を交わし終えた時には護送車に組員たちを乗せて、いつでも警視庁に行ける準備が整っていた。
捜査官がそれに乗り護送車が走り出した頃合いでブブッとスマホが鳴る。
メッセージの内容を見て青年は軽く一息つく。
「やはりこうなりましたか。いずれにしても向き合う時が来たというわけですか」
自身で予想していたことが的中して、静かにそう口にする青年こそ、JSIAのメンバーで総監の任務を遂行する氷山怜司である。
メッセージの内容を確認すると、その場を後にした。
「こんなことって…」
地下駐車場に20~30名いるであろう人数に対して1人で軽く捻り倒す状況下の中に水色コートの青年が制圧にかかっている。
そのほとんどがやられて残り数名で抵抗しているが、もはや時間の問題である。
麻薬取引の現場を抑えてその場にいる組員を捕獲する様子である。
「申し上げても無駄だとは思いますが改めて抵抗するのをやめにしていただければ、これ以上痛い目を見ずに済みますが如何ですか?」
残る数名の組員に告げるが、
「っ!」
「くそっ!」
青年の警告も虚しく、無駄だとわかっていても手にしている銃で発砲するが、
「守刀波」
青年は刀を横に寝かせ右手を峰の部分に添えるようにして弾丸を防ぐ。
弾丸は綺麗にスパッと切られ青年に届くことはなかった。
「くっ!」
「このっ!」
もう数発撃とうとするが、青年の姿はなく見失ってしまった。
「なっ!」
「一体何処に!」
あたりを探すもなかなか見つからず気付いた時には自分たちの背後に立っていた。
「おやすみなさい」
首筋に手刀で強い打撃を与え、組員たちはなす術なく気を失わされてしまった。
これで捕獲に取りかかれると思いきや、少し離れたところから組員の1人が最後の悪あがきで力を振り絞り、うつ伏せの状態から銃を発砲する。
「死ね!」
その叫びも秒で軽く回避され、あっという間に青年は発砲した組員の場所まで辿り着き、先ほどの組員たち同様に手刀で制圧した。
全体を見て安全が確認出来たところで、
「もう大丈夫です。今のうちに捕獲お願いします」
左耳につけていたインカムで待機していた警視庁の捜査官たちに呼びかけ、駆けつけた捜査官たちはものの数分で気絶している組員たちを捕獲した。
「ご協力ありがとうございました。お疲れ様です」
「いいえ。こちらこそ」
現場の指揮をしていた捜査官に労いの言葉をかけられて、青年は控えめに返す。
「今一度、この任務ですが比較的危険だと警視総監から伺ったもので本当に助かりました」
「それは何よりで」
重ねて感謝の言葉に対して軽く礼して返す。
「では組員たちを連れて行きますが一緒に乗っていきますか?」
「いいえ、まだ別の任務があるので私はそちらに向かいます」
「わかりました。ではお気をつけて」
「はい」
そう言葉を交わし終えた時には護送車に組員たちを乗せて、いつでも警視庁に行ける準備が整っていた。
捜査官がそれに乗り護送車が走り出した頃合いでブブッとスマホが鳴る。
メッセージの内容を見て青年は軽く一息つく。
「やはりこうなりましたか。いずれにしても向き合う時が来たというわけですか」
自身で予想していたことが的中して、静かにそう口にする青年こそ、JSIAのメンバーで総監の任務を遂行する氷山怜司である。
メッセージの内容を確認すると、その場を後にした。
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