3 / 71
第一章 慈悲なき豚の頭と謎の美少女の降臨
3話
しおりを挟む
3
イスパニョールの先行で始まったPKは、両チーム失敗なしで進んだ。
ただ、イスパニョールのキーパーは何度かボールを手に当てている一方で、神白はからっきしだった。心の揺らぎが、パフォーマンスに影響を与えていた。
ぱさり。敵のキーパーの蹴ったボールが、左側のゴール・ネットを揺らした。イスパニョール、十一人目のPK成功だった。
神白は右に跳んでいた。倒れたままの体勢で、ごんっと両の拳を地面に打ち付ける。
(くそっ! また逆! 何回、読み違えてんだ! しっかりしろっての!)
苛立ちながらも神白は、すくっと立ち上がった。ボールを拾い上げた後に、早足でペナルティ・アークへと向かう。
次のキッカーは神白。後攻のバルサの十一人目であり、外せば敗北が確定となる。
敵のキーパーがゴール前に移った。神白はボールを地に据えて、一歩二歩と後退する。
審判が笛を鳴らした。神白は雑念を頭から追い出し、おもむろに駆け出した。
右足をボールの真横に踏み込み、左脚を振り抜いた。渾身のインステップ・キック(足の甲によるキック)だ。
ミートの瞬間、敵のキーパーが機敏に跳躍した。
しかし、シュートはゴールの上方へ逸れていった。刹那、神白の血の気が引く。PK失敗。だが事態はそれに留まらなかった。
神白の蹴ったボールは、二十人弱の観客の一群の中央に飛んでいった。ふくよかな体型の中年男性が、慌てた様子で両腕で顔を防ぐ。
男性の前腕にボールが衝突した。男性は尻餅を搗き、すぐ後ろの若い男も巻き込まれて倒れた。
次の瞬間、二人の近くにいた男が憤怒の形相を浮かべた。すぐさま歩き出すと、バナーの壁を跨いで越えた。周囲の者も次々に追随し始める。
(何を怒ってるんだ? コートからボールが飛んでくるなんてよくあるだろ? 負けた腹いせか? それとも、まさか、俺がさっきの豚の頭事件の仕返しをしたとでも勘違いして──)
推理する神白の眼前で、観客たちが駆け出した。
危険を感じた神白は振り返り、全力で逃げ始めた。周りを見渡してすぐに、入場口への退避の方針を決める。
だが、べちゃ。背中に柔らかい何かが当たる感触がした。走りながら手を遣ると、ぬるりとした触り心地だった。
(何だ? 卵? ああくそ、悪質なサポーターってやつは!)
神白がイライラする間も、観客たちの追跡は続いた。ペットボトル、双眼鏡、靴。観客たちが投げた様々な物が、進行方向に転がった。
コート外に出た神白は、簡易フェンスを跳び越えた。入場口に逃げ込み、三段飛ばしで階段を駆け下りる。
「あっちゃー、大ピンチって奴だね。君はなーんにも悪いことはしてないのに、理不尽だよね。今も昔もスペインのサッカー・ファンは、良くも悪くも熱いね。ほら、こっちこっち。私がバッチリ助けてあげるから、礼拝堂に入って来なさいな」
どこかから日本語が聞こえた。楽しげで危機感のない、若い女の声だった。
(この声、どこから……。礼拝堂に? 袋小路じゃんかよ。くそっ、こうなりゃ一か八だ)
半ばやけくそな神白は、階段を駆け上がり左に空いた空間に入った。
木製の長椅子が八個ある、ほぼ正方形の礼拝堂だった。広さは、四十平米もないと思われる。
床はモノクロの石製で、両側の壁は落ち着いた白色。奥の石壁の手前には像が祭られている。像の両側はステンドグラスで、左の飾り文字、右の幾何学模様とも青、黄色、オレンジ等などの色が鮮やかな輝きを見せている。
カタルーニャ州の守護聖母、黒いマリア像が祭られる礼拝堂だった。奥にあるライトの穏やかな光とあいまって、静謐な雰囲気を醸し出している。バルサの選手の中には試合前には祈りを捧げる人もいる、と神白は耳にしていた。
(仰せの通りに逃げ込ませてもらったよ。そんで、こっからどうす──)
神白が高速で思考する。
するとマリア像の少し前の天井から、何かがゆっくりと降りてきた。後ろには後光のような白色の光を伴っている。見ているだけで心洗われるような、神秘的で超越的な光だった。
(何だ、こりゃあ? 幻覚?)
神白が混乱する中、降下は終わって地面に着いた。神白は信じられない思い共に、降りてきた者を注視し始める。
活発そうな女の子だった。緑と黒を基調とした、一昔前のバルサのGKのユニフォームを身につけている。小ぶりな鼻は高めで、薄めの唇には得も言われぬ瑞々しさがある。
髪は茶色がかった黒色で、ポニーテールの後ろ髪を首の高さまで垂らしている。前髪は両側に分けており、白くて滑らかな額がなんとも綺麗だった。
身長は百七十センチ半ばで、黒色のハーフ・パンツから伸びる脚はすらっと長い。スレンダーではあるが、身体の描く曲線はおそろしく優美で見とれてしまうものがあった。
「今、天井から降りて……。あなたは、何者? そもそも人間?」当惑しつつも、神白は言葉を捻り出した。
女の子は口角を上げ、人なつっこい笑顔になる。ぱっちりとした二重瞼が印象的だった。日本人的だが、西洋人の血が混じっていそうな風貌である。
「突然だもの、気になるよね。でもでも、状況は待っちゃあくれない」
歌うように口ずさんだ次の瞬間、暴徒と化した観客たちが礼拝堂に入ってきた。神白を発見し、凄い形相で近づき始める。
(やばい! 逃げ──)神白は焦るが、唐突に観客たちはすうっとその場に静止した。
「話を聞いて。あなたたちは神白くんを追って礼拝堂に入った。だけど、成果ゼロの空振り。礼拝堂には、だーれもいなかった。だよね?」
余裕たっぷりのスペイン語で歌うように言い放ち、女の子はキランと擬音すら聞こえてきそうなウインクを決めた。目にした男性が皆、恋に落ちそうな、チャーミングなものだった。
怒り狂った面持ちの観客たちだったが、ふうっと毒気の抜けた顔になった。すぐに皆ほぼ同時に頷き、くるりと来た方向に向き直った。表情は穏やかで、先ほどまでの興奮は微塵も感じられなかった。
観客たちが出て行き、神白はそろそろと女の子に視線を移した。
「うふ、びっくりさせたかな? 私の名前はエレナ・リナレス・ハポン。バルセロナSC・フェメニ〈バルサの女子フットボル・チーム〉のキーパーだよ。割と衝撃的な出会いになったけど、人生ってきっとそんな物だよね」
エレナの爽やかな日本語での自己紹介に、返事に迷う神白は立ち尽くすのみだった。
イスパニョールの先行で始まったPKは、両チーム失敗なしで進んだ。
ただ、イスパニョールのキーパーは何度かボールを手に当てている一方で、神白はからっきしだった。心の揺らぎが、パフォーマンスに影響を与えていた。
ぱさり。敵のキーパーの蹴ったボールが、左側のゴール・ネットを揺らした。イスパニョール、十一人目のPK成功だった。
神白は右に跳んでいた。倒れたままの体勢で、ごんっと両の拳を地面に打ち付ける。
(くそっ! また逆! 何回、読み違えてんだ! しっかりしろっての!)
苛立ちながらも神白は、すくっと立ち上がった。ボールを拾い上げた後に、早足でペナルティ・アークへと向かう。
次のキッカーは神白。後攻のバルサの十一人目であり、外せば敗北が確定となる。
敵のキーパーがゴール前に移った。神白はボールを地に据えて、一歩二歩と後退する。
審判が笛を鳴らした。神白は雑念を頭から追い出し、おもむろに駆け出した。
右足をボールの真横に踏み込み、左脚を振り抜いた。渾身のインステップ・キック(足の甲によるキック)だ。
ミートの瞬間、敵のキーパーが機敏に跳躍した。
しかし、シュートはゴールの上方へ逸れていった。刹那、神白の血の気が引く。PK失敗。だが事態はそれに留まらなかった。
神白の蹴ったボールは、二十人弱の観客の一群の中央に飛んでいった。ふくよかな体型の中年男性が、慌てた様子で両腕で顔を防ぐ。
男性の前腕にボールが衝突した。男性は尻餅を搗き、すぐ後ろの若い男も巻き込まれて倒れた。
次の瞬間、二人の近くにいた男が憤怒の形相を浮かべた。すぐさま歩き出すと、バナーの壁を跨いで越えた。周囲の者も次々に追随し始める。
(何を怒ってるんだ? コートからボールが飛んでくるなんてよくあるだろ? 負けた腹いせか? それとも、まさか、俺がさっきの豚の頭事件の仕返しをしたとでも勘違いして──)
推理する神白の眼前で、観客たちが駆け出した。
危険を感じた神白は振り返り、全力で逃げ始めた。周りを見渡してすぐに、入場口への退避の方針を決める。
だが、べちゃ。背中に柔らかい何かが当たる感触がした。走りながら手を遣ると、ぬるりとした触り心地だった。
(何だ? 卵? ああくそ、悪質なサポーターってやつは!)
神白がイライラする間も、観客たちの追跡は続いた。ペットボトル、双眼鏡、靴。観客たちが投げた様々な物が、進行方向に転がった。
コート外に出た神白は、簡易フェンスを跳び越えた。入場口に逃げ込み、三段飛ばしで階段を駆け下りる。
「あっちゃー、大ピンチって奴だね。君はなーんにも悪いことはしてないのに、理不尽だよね。今も昔もスペインのサッカー・ファンは、良くも悪くも熱いね。ほら、こっちこっち。私がバッチリ助けてあげるから、礼拝堂に入って来なさいな」
どこかから日本語が聞こえた。楽しげで危機感のない、若い女の声だった。
(この声、どこから……。礼拝堂に? 袋小路じゃんかよ。くそっ、こうなりゃ一か八だ)
半ばやけくそな神白は、階段を駆け上がり左に空いた空間に入った。
木製の長椅子が八個ある、ほぼ正方形の礼拝堂だった。広さは、四十平米もないと思われる。
床はモノクロの石製で、両側の壁は落ち着いた白色。奥の石壁の手前には像が祭られている。像の両側はステンドグラスで、左の飾り文字、右の幾何学模様とも青、黄色、オレンジ等などの色が鮮やかな輝きを見せている。
カタルーニャ州の守護聖母、黒いマリア像が祭られる礼拝堂だった。奥にあるライトの穏やかな光とあいまって、静謐な雰囲気を醸し出している。バルサの選手の中には試合前には祈りを捧げる人もいる、と神白は耳にしていた。
(仰せの通りに逃げ込ませてもらったよ。そんで、こっからどうす──)
神白が高速で思考する。
するとマリア像の少し前の天井から、何かがゆっくりと降りてきた。後ろには後光のような白色の光を伴っている。見ているだけで心洗われるような、神秘的で超越的な光だった。
(何だ、こりゃあ? 幻覚?)
神白が混乱する中、降下は終わって地面に着いた。神白は信じられない思い共に、降りてきた者を注視し始める。
活発そうな女の子だった。緑と黒を基調とした、一昔前のバルサのGKのユニフォームを身につけている。小ぶりな鼻は高めで、薄めの唇には得も言われぬ瑞々しさがある。
髪は茶色がかった黒色で、ポニーテールの後ろ髪を首の高さまで垂らしている。前髪は両側に分けており、白くて滑らかな額がなんとも綺麗だった。
身長は百七十センチ半ばで、黒色のハーフ・パンツから伸びる脚はすらっと長い。スレンダーではあるが、身体の描く曲線はおそろしく優美で見とれてしまうものがあった。
「今、天井から降りて……。あなたは、何者? そもそも人間?」当惑しつつも、神白は言葉を捻り出した。
女の子は口角を上げ、人なつっこい笑顔になる。ぱっちりとした二重瞼が印象的だった。日本人的だが、西洋人の血が混じっていそうな風貌である。
「突然だもの、気になるよね。でもでも、状況は待っちゃあくれない」
歌うように口ずさんだ次の瞬間、暴徒と化した観客たちが礼拝堂に入ってきた。神白を発見し、凄い形相で近づき始める。
(やばい! 逃げ──)神白は焦るが、唐突に観客たちはすうっとその場に静止した。
「話を聞いて。あなたたちは神白くんを追って礼拝堂に入った。だけど、成果ゼロの空振り。礼拝堂には、だーれもいなかった。だよね?」
余裕たっぷりのスペイン語で歌うように言い放ち、女の子はキランと擬音すら聞こえてきそうなウインクを決めた。目にした男性が皆、恋に落ちそうな、チャーミングなものだった。
怒り狂った面持ちの観客たちだったが、ふうっと毒気の抜けた顔になった。すぐに皆ほぼ同時に頷き、くるりと来た方向に向き直った。表情は穏やかで、先ほどまでの興奮は微塵も感じられなかった。
観客たちが出て行き、神白はそろそろと女の子に視線を移した。
「うふ、びっくりさせたかな? 私の名前はエレナ・リナレス・ハポン。バルセロナSC・フェメニ〈バルサの女子フットボル・チーム〉のキーパーだよ。割と衝撃的な出会いになったけど、人生ってきっとそんな物だよね」
エレナの爽やかな日本語での自己紹介に、返事に迷う神白は立ち尽くすのみだった。
0
あなたにおすすめの小説
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
至れり尽くせり!僕専用メイドの全員が溺愛してくる件
こうたろ
青春
普通の大学生・佐藤健太は目覚めると、自宅が豪華な洋館に変わり10人の美人メイドたちに「お目覚めですか、ご主人様?」と一斉に迎えられる。いつの間にか彼らの“専属主人”になっていた健太は戸惑う間もなく、朝から晩までメイドたちの超至れり尽くせりな奉仕を受け始める。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
【完結】スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
クラスのマドンナがなぜか俺のメイドになっていた件について
沢田美
恋愛
名家の御曹司として何不自由ない生活を送りながらも、内気で陰気な性格のせいで孤独に生きてきた裕貴真一郎(ゆうき しんいちろう)。
かつてのいじめが原因で、彼は1年間も学校から遠ざかっていた。
しかし、久しぶりに登校したその日――彼は運命の出会いを果たす。
現れたのは、まるで絵から飛び出してきたかのような美少女。
その瞳にはどこかミステリアスな輝きが宿り、真一郎の心をかき乱していく。
「今日から私、あなたのメイドになります!」
なんと彼女は、突然メイドとして彼の家で働くことに!?
謎めいた美少女と陰キャ御曹司の、予測不能な主従ラブコメが幕を開ける!
カクヨム、小説家になろうの方でも連載しています!
私の守護霊さん
Masa&G
キャラ文芸
大学生活を送る彩音には、誰にも言えない秘密がある。
彼女のそばには、他人には姿の見えない“守護霊さん”がずっと寄り添っていた。
これは——二人で過ごした最後の一年を描く、かけがえのない物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる