ドール沼のほとりから、深淵を覗き込んでしまった。〜引き返すなら今のうちですよ〜

まゆみ。

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私だったらどうなんだろう?。

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 前回のお話に続きますが、こうやって書いていて、さて自分は?となると、さらにさらに狭量な人間だということに気付いて、軽く戦慄しているわけです。

 私はポーズも何も、ドール自体を勝手に触られたくないです。

 上記のオーナーさんのようなことをされた日には、それがちょっとした挨拶や『ハイチーズ!』の単なる記念写真のためのポーズのつもりだったとしても、多分次回からはお付き合い自体を遠慮させてもらう気がします。


 私の場合は『ドールが自分の恋人役』ではないのです。
 高価だから、というわけでもないし。

 そうですね……自分で一生懸命、大切に磨き上げた宝石、ですかね。
 なので、ぺたぺたと他人の指紋で汚されなくない。

 うーん、書いていて、自分が潔癖症なのかしら?と思ってしまったわけですが、とりあえずとして、許可なしで触るのはアウトですね。
 そして、ポーズも、ちゃんと提案してから取らせてほしい。
 というか、提案してもらえたら、自分でドールのセットはすると思います。

 だって、触られるの嫌なんだもんね?
 ま、嫌なポーズは最初っから却下ですが。

 何にせよ「はい、どーぞどーぞ!」とは、できる気がしません。

 何がダメなんだろうなぁ…とは思うのだけど、ダメなものはダメ。
 精神的に受け付けない。

 あと、そもそもなのですが、他のドールと自分のドールが見つめ合うようなポーズ自体、きっとダメなんだろうなぁと思います。


 なので、多分ですが、友人と同じような場面に遭遇してしまった場合、吐く勢いでアウトだと思います。

 ま、そもそも私の住んでいる場所がど田舎なので、ドールを連れてのイベント系への参加は無い…と言うか出来ないので、そういう危険はないかな?
 同じ趣味を持つお友達を作る機会がないのは、残念ですけどね。

 ……少なくとも、今のご近所さんには、ドール趣味の方はいないしなぁ。






 ******






 さてさて、私がドールに求めている事。
 何でしょうね?

 単純にお人形遊びだと思うのですが。
 ただ『されて嫌な事』が意外に……自分でもびっくりするくらいにあったので、かなり楽しんでいるのだと思います。

 ドールの選ぶ基準もそれぞれみたいなので、何とも言えませんが、私の場合は、とにかく一目惚れです。

『綺麗だな』とか『格好良い』とか『気になる』とか……。

 どうにも目が離せなくなる時って、ありますよね?
 そう考えると、私にとってのドールは『美術品』なのかもしれません。

 うん、そりゃ、ペタペタ触られたら怒るわ……。






 ******






 そんな『美術品』的な私のドール。

 そうそう『楽しみ方』本当に色々なんです。
 私は沼にハマってる人間では無いので、それでもあくまでお人形はお人形だと思ってます。

 着せ替えをしてみたり、メイクを変えてみたり、そうやって変わる雰囲気や表情を見て楽しんでいます。

 ドール自体の構造とかも実はあんまりよくわかっていないので、友人曰く、私のドールの扱い方は『プラモデル』のようだと言われています。

 ……実際、メイク道具って聞くといろんなお化粧品が頭に浮かぶところなんだけど、ドールに使うメイク道具は…プラモデルの塗装とほとんど変わりませんし。


 この姿を写真に収めて……その延長でカメラにも、すごく詳しくなる方もいます。
 私は紹介のために、撮っただけなのでスマホ撮影ですけどね。

 カメラに撮影に詳しくなって、撮った画像の色彩調整等で今度は画像処理に詳しくなって……。

 可愛い洋服、格好良い洋服を着せたくて自作、人形サイズではあるけれど、プロ顔負けの洋服を作る技術を身につけてしまう方。

 ドールの収納方法も、もっと素敵に!と考えた結果、洋服は人形用のクローゼット、ドール自身はドールサイズのソファーや…素敵なドールハウスから家具からを自作されてしまう方。

 この場合、ドールって3分の1サイズなので、意外に大きいんですよ。
 資材とかもそれなりのものを使わないと、誤魔化しがきかないサイズだったりします。

 と、いうことはつまり……ドール用の家具を作るつもりが一人前のDIYヤーに育てられてしまうわけですよ……ドール沼恐るべし。


 余談ですが。



 この写真、身長60センチのドールの靴なのですが、思いっきり普通の靴と同じ作りをしているんです。
 こういう小物も、手作りされてしまう方がいるそうなのですが…どうやって作ってるんでしょうね?
 ちょっと細かすぎて想像がつきません。

 ちなみにこの靴は、ドールのメーカーさんから購入したものです。
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