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第一章
兎4羽 素晴らしく美しい世界
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街に向かう僕の足元からニュルッと何かが飛んでくる。慌てて避けるが足元がもつれ地面に尻餅をついた。
何?何何?其方を見ると大きさ50cmぐらいの半透明に透けて向こうの草原が見えるゲル状の生き物?
更に其奴はその体からニュルッとゲル状の弾を僕の方に飛ばしてくる。
「ヒャッ!」
お尻を浮かして右に避ける。慌てて立ち上がり逃げようとするが……。僕の周りには複数のゲル状生物に囲まれていた。そしてニュルニュルとゆっくり近付いてくる。
スライム?あの有名ゲームみたいに可愛い目も口も無いけど。
「……終わった……」
異世界に来てまだ数分……。戦闘経験どころか喧嘩もした事が無い僕が異世界の魔物に取り囲まれてしまったのだ……。いきなり終わった感満載だ!アレは使わないってついさっき迄思っていたのに……。異世界の現実は厳しい……。「はぁ~」と僕は溜め息を吐く。
「着装!月兎!」
僕の体が光輝く。
あ~あ、やっちゃったよ。変態兎野郎確定の着装にガックシと肩を落とす。誰かに見られたら通報確実!スミマセン!見逃して下さい(涙)。
可愛いウサギの長耳付きカチューシャ。
白いモフモフを胸元に付けた赤いレオタードに黒い網タイツ。
お尻の白いフワフワ尻尾がピクピク動く。
踵の高い小さなリボンが付いたハイヒールは以外にも安定感がある。
首元に付いた、青い宝石付きチョーカーの背中にある2本の長いリボンが風に靡く。
異世界に来て変態男のレッテルを貼られちゃうの?赤いレオタードにモッコリした股間……ん?……股間に……無いですよ?僕の息子は無くなりましたよ?
「無あいーーーーーッ!有るーーーーーーッ!」
僕の息子は無くなったけど、僕には大きな胸が出来ていた!な、何が…………?心なしか声も女の子?
異世界の草原に立っていたのは銀髪美女のバニーガール?
訳が分からなくパニックっていると、周囲にいるスライム達が無数のゲル状の弾を飛ばしてきた。不味い!絶対に当たる!僕は体を丸めて被弾に備える。
ビュビュンビュン!
背中のリボンが高速で動き全てのゲル弾を払い落とした。……す、凄い……此れがアクティブディフェンス?
それに構わず無数のスライムが跳躍して僕に降り掛かってくる!ど、如何するの!た、確か……。
「反重力磁場ーーーーーッ!」
両手のカフスに備わる反重力磁場。僕は両手を地面に向けて反重力磁場を展開した。
ドグゥオン!!!
スライム達も、草花も、大地も、僕も、反重力磁場の力により物凄い勢いで空高く舞い上がった。空へ空へと舞い上がった。
「ヒャ~~~~~~~~~~~~!」
反重力磁場の力が消えフワッと浮いた無重力感。周りには花や草や土やスライム達が僕と同じくフワッと浮いている。下を見るとかなりの高度迄上がっていた。そして落ちる?
落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる!!!
周りの花や草はふわふわ落ちるが、土やスライム達や僕は重力にひかれドンドン落ちる!
ヒャ~~~ッ!え、ええとアレアレアレーーーッ!
「イ、イオンクラフトーーーッ!」
ハイヒールに備わるイオンクラフト。ハイヒールからビーフェルド-ブラウン効果(魔力版?)によって発生するイオン風が発生し、僕の体を浮かせようとするが、既に落下している自由落下運動のエネルギーに負けている。
「か、慣性制御!」
更に僕は慣性制御システムを同時に使い、自由落下運動の慣性モーメントを打ち消す。
何とか落下を中和して空に浮くが、ハイヒールのイオン風のみでは上半身が安定せず、腕を振ってバランスを取るがうまくいかない。微量な反重力磁場をスラスター代わりに展開し姿勢制御をして状態が漸く安定した。
「ふ~~~~~~~~~~ぅ」
大きく息を吐いて辺りを見渡す。土やスライム達は地上に落ちていき、周りには風に舞う花や草が空に揺れていた。
ピコピコピコピコ。何だ?異空間にあるステータスボードからだ?ステータス表示を出して見てみたらレベルが12まで上がっていた。スライム達が地面に落ちて死んだ為、僕の経験値になったみたいだった。
空に浮かぶ花びらと赤いバニーガール。
眼下には緑の森が何処までも広がり、遠くには碧い氷河を湛えた神々の頂きが見える。空には黒い大きな月が妖しく光り、近代的な高層ビル等は何処にもない。
「………………ここが異世界…………」
TS問題などはスッカリ忘れ、素晴らしく美しい世界に僕は魅了されていた。
何?何何?其方を見ると大きさ50cmぐらいの半透明に透けて向こうの草原が見えるゲル状の生き物?
更に其奴はその体からニュルッとゲル状の弾を僕の方に飛ばしてくる。
「ヒャッ!」
お尻を浮かして右に避ける。慌てて立ち上がり逃げようとするが……。僕の周りには複数のゲル状生物に囲まれていた。そしてニュルニュルとゆっくり近付いてくる。
スライム?あの有名ゲームみたいに可愛い目も口も無いけど。
「……終わった……」
異世界に来てまだ数分……。戦闘経験どころか喧嘩もした事が無い僕が異世界の魔物に取り囲まれてしまったのだ……。いきなり終わった感満載だ!アレは使わないってついさっき迄思っていたのに……。異世界の現実は厳しい……。「はぁ~」と僕は溜め息を吐く。
「着装!月兎!」
僕の体が光輝く。
あ~あ、やっちゃったよ。変態兎野郎確定の着装にガックシと肩を落とす。誰かに見られたら通報確実!スミマセン!見逃して下さい(涙)。
可愛いウサギの長耳付きカチューシャ。
白いモフモフを胸元に付けた赤いレオタードに黒い網タイツ。
お尻の白いフワフワ尻尾がピクピク動く。
踵の高い小さなリボンが付いたハイヒールは以外にも安定感がある。
首元に付いた、青い宝石付きチョーカーの背中にある2本の長いリボンが風に靡く。
異世界に来て変態男のレッテルを貼られちゃうの?赤いレオタードにモッコリした股間……ん?……股間に……無いですよ?僕の息子は無くなりましたよ?
「無あいーーーーーッ!有るーーーーーーッ!」
僕の息子は無くなったけど、僕には大きな胸が出来ていた!な、何が…………?心なしか声も女の子?
異世界の草原に立っていたのは銀髪美女のバニーガール?
訳が分からなくパニックっていると、周囲にいるスライム達が無数のゲル状の弾を飛ばしてきた。不味い!絶対に当たる!僕は体を丸めて被弾に備える。
ビュビュンビュン!
背中のリボンが高速で動き全てのゲル弾を払い落とした。……す、凄い……此れがアクティブディフェンス?
それに構わず無数のスライムが跳躍して僕に降り掛かってくる!ど、如何するの!た、確か……。
「反重力磁場ーーーーーッ!」
両手のカフスに備わる反重力磁場。僕は両手を地面に向けて反重力磁場を展開した。
ドグゥオン!!!
スライム達も、草花も、大地も、僕も、反重力磁場の力により物凄い勢いで空高く舞い上がった。空へ空へと舞い上がった。
「ヒャ~~~~~~~~~~~~!」
反重力磁場の力が消えフワッと浮いた無重力感。周りには花や草や土やスライム達が僕と同じくフワッと浮いている。下を見るとかなりの高度迄上がっていた。そして落ちる?
落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる落ちる!!!
周りの花や草はふわふわ落ちるが、土やスライム達や僕は重力にひかれドンドン落ちる!
ヒャ~~~ッ!え、ええとアレアレアレーーーッ!
「イ、イオンクラフトーーーッ!」
ハイヒールに備わるイオンクラフト。ハイヒールからビーフェルド-ブラウン効果(魔力版?)によって発生するイオン風が発生し、僕の体を浮かせようとするが、既に落下している自由落下運動のエネルギーに負けている。
「か、慣性制御!」
更に僕は慣性制御システムを同時に使い、自由落下運動の慣性モーメントを打ち消す。
何とか落下を中和して空に浮くが、ハイヒールのイオン風のみでは上半身が安定せず、腕を振ってバランスを取るがうまくいかない。微量な反重力磁場をスラスター代わりに展開し姿勢制御をして状態が漸く安定した。
「ふ~~~~~~~~~~ぅ」
大きく息を吐いて辺りを見渡す。土やスライム達は地上に落ちていき、周りには風に舞う花や草が空に揺れていた。
ピコピコピコピコ。何だ?異空間にあるステータスボードからだ?ステータス表示を出して見てみたらレベルが12まで上がっていた。スライム達が地面に落ちて死んだ為、僕の経験値になったみたいだった。
空に浮かぶ花びらと赤いバニーガール。
眼下には緑の森が何処までも広がり、遠くには碧い氷河を湛えた神々の頂きが見える。空には黒い大きな月が妖しく光り、近代的な高層ビル等は何処にもない。
「………………ここが異世界…………」
TS問題などはスッカリ忘れ、素晴らしく美しい世界に僕は魅了されていた。
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