異世界ウサギ紀行 ー 最強鎧の神装鎧月兎が羞ずかし過ぎる!?

花咲一樹

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第四章

兎61羽 八剣伝?

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 緊急会議はまだ続くようで、僕達は別室で待機していた。

「お邪魔するよ~」

 部屋をノックされたと思うと黒髪の三人のお兄さん達と三人の獣耳の女の子達が入ってきた。

楮山かじやま君だよね!」「絶対梶山君だよ!」「間違いなく梶山氏でござるよ!」

 えっ、誰?

「田中だよ」「佐藤だよ」「鈴木でござる」

 えっ、えっ、誰?

「え、えっと、どちら様?」

「クラスメイトの田中、鈴木、佐藤だよ」
「八剣伝でござるよ!」
「ラノベの話しとかしたよね」

「………………マジで?」

「マジで!」
「マジマジでござるよ!」

「でも、見た目、全然違うよね?」

 クラスメイトのオタクトリオ。自らを八剣伝と称していた三人組。田中初人、佐藤健二、鈴木伝吉の名前の最初を取って初健伝で八剣伝とか?
 でも年齢も体型も違う。彼らは典型的なオタク体型でオタク顔だった。しかし、目の前のお兄さん達は爽やかイケメン顔だ。眼鏡は何処に行った!

「梶山君は最近来たって感じ?」
「拙者達は此方に来て5年になるでござるよ」

「5年前?」

「転移者は毎年4月くらいに召喚されている感じなんだよね」
「しかも転移者のいた時代もまちまちだし」
「召喚される年もバラバラでござるよ!」

「僕は最近こちらに来たけど、お兄さん達は5年も前に来たと?」

 キョウカさんは昭和から、僕達は令和から異世界に来て、更にオタトリオは5年前って時間軸バラバラ過ぎない?

「同級生にお兄さん言われたよ!クゥ~~~!痺れる~」
「黒い月の邪力が上がってきたのが5年前。俺達はその頃に転移したんだ」
「拙者達はこれでも有名なS級パーティーなんでござるよ」

「「「S級ーーーーーーッ!」」」

 吃驚だ!凄い!S級初めて見た!

「吃驚してくれてありがとう~!」
「まぁ俺達は当たりスキルだったしな」
「でもS級に上がる迄は苦労もしたでござるよ」

「じゃあノーライフエンペラーもやっつけてよ」

 僕は空間収納袋(無限)から空間収納袋(小)を取り出した。

「無理!!!」
「不可能!!!」
「拙者達を殺すつもりでござるか!!!」

「S級なら……「「「無理無理無理無理無理無理無理!絶対死ねるから!!!」」」」

 ハアハア息を切らしながら八剣伝トリオに全力否定されたよ?

「相性が悪いんだよな~」
「俺達って力押しだからな」
「って言うか梶山氏はよく封印出来たでござるよ!」

 その時にドアが開きスキンヘッドのギルド長が部屋に入ってきた。

「なんだ、賑やかだな。知り合いだったのか?」

「学校の友達だよ」
「有る意味神だな」
「心の友でござる」

 えっ?友達も微妙だけど、神なの?心の友なの?いつ心が繋がったの?

「梶山君のぼっちっぷりは神レベルだったからな~」
「羨望の眼差しでぼっちの背中をいつも見てたでござるよ」

 褒められたの?褒められてるの?褒めてるんだよね?泣くよ!

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