異世界ウサギ紀行 ー 最強鎧の神装鎧月兎が羞ずかし過ぎる!?

花咲一樹

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第四章

兎72羽 神様の鎧

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「キャーーーーーッ!」

 夜の街にキョウカさんの悲鳴が響く。ケンさんの永久凍土で1番目と3番目の鎌鼬が足止めをされ、2番目の鎌鼬が単騎で獣耳娘達のパンツを狩りに来た。
 そしてその前に縮地で飛び出したキョウカさん。スカートを捲り上げる1番目の鎌鼬がいない状況で2番目の鎌鼬が鎌を振るう。
 切り裂かれるキョウカさんのショートパンツ。あらわになるキョウカさんのピンクのパンツに僕も八剣伝の3人も釘付けにされた。

「ちゃ、着装月兎!」

 キョウカさんの体が光り輝き月兎を着装した。

 プラチナゴールドの長い髪に白いウサ耳のカチューシャ。
 青いゴシックチョーカーには赤い宝石が輝き、その背中には青く長いリボンが靡いている。
 胸元に白いモフモフの付いた天色の鮮やかブルーカラーのレオタードに黒のタイツ。
 可愛い水色のリボンが付いたハイヒールを履いた絶世の美少女バニーガールの登場に八剣伝と獣耳娘達が目を丸くする。

「……許さない……許さないんだからーーーッ!」

 顔を耳迄赤くし、透き通るコバルトブルーの瞳に涙を溜めつつも怒りの炎がメラメラと燃えている。キョウカさんはバイザーを降ろした。

「縮地!」

 暗闇を補う為に降ろしたであろうバイザーはインビジブルモンスターの鎌鼬が見えている?キョウカさんは縮地を連続して使い鎌鼬を追いかけているようだった。

「待ちなさーいッ!」

 縮地は相手を見てから距離を詰める。戦闘経験が多いベテランさんなら予測も出来るだろうが、僕もキョウカさんも冒険者1ヶ月の初心者だ。流石に鎌鼬の動きは予測出来ない。

「そ、ソウマ殿ォ!アレは何でござるか!?」
「え、エロ可愛い~~~」
「めちゃめちゃ美少女ォォォ!」

「アレは最強鎧月兎。僕達の切り札だよ!」

「…………神様……神様の鎧だピョン」

 兎耳族のピョンちゃんさんは月兎を知っているみたいだ。

「ピョンちゃんさんは月兎を知っているの?」

「兎耳族のお伽話に出て来るピョン。月から来たお姫様の鎧だピョン」

 月からのお姫様……かぐや姫?……かぐや姫は十二単だったよね?

 キョウカさんは頑張っているけどかなり苦戦しているみたいだ。

「マリヤさん!レミーナさん!僕達も着装しよう!」

「「はい!」」

「「「着装!月兎!!!」」」


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