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第四章
兎74羽 セラフィムの翼
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「着装月っ…………えっ?」
「青い稲妻シノミヤ・キョウカ!後は勇気だけよ!」
僕達が月兎を着装しようとした時にキョウカさんが異名を名乗った。
キョウカさんの体が青い光りを放つ。そして背中には三対六枚の白い羽が生え、腰には白いチューリップの形のようなリボンが巻かれ、レオタードの胸元のモフモフも白い羽のモフモフに変わり、黒いロングニーソは少し鋭角的な白いロングハイニーブーツに変わった。
「セラフィムの翼!」
キョウカさんが叫ぶと背中の翼が青く光る。最上位の天使、愛と情熱の熾天使セラフィム。青く熾えるような翼の光が大きくなるとキョウカさんの姿が青い光の残像を残し消えた!?
暗闇の中、城壁や家の石壁、石畳の彼方此方で火花が散る。瞬きの瞬間にたまに見えるキョウカさんの青い光の残像。セラフィムの翼で超高速で羽ばたき鎌鼬を追い詰める。
セラフィムの翼。加速状態で必要とされる3要素は思考加速、反応加速、そして運動加速だ。熾天使セラフィムの翼は二つの翼が頭を意味し思考を、二つの翼が体を意味し反応を、そして残りの翼が飛翔を意味し運動を司る。
更に月兎の慣性制御による慣性エネルギーのキャンセルと、最強の防御力による空気摩擦の耐熱等が相まって超高速機動を可能なものとしている。
超高速の視界でキョウカさんが見る世界は止まっているかもしれない。僕達の声も届かない世界で聖剣グラムアルキュルスが鎌鼬を斬り、突き刺し、薙ぎ払う。
傷付き逃げる鎌鼬だがセラフィムの翼の加速スピードからは逃れられない。青い光の軌道だけが僕達が見る事の出来るキョウカさんのバトル。ドサッという音が暗闇の路上から聞こえ、其処には傷付き息絶えた鎌鼬が横たわっていた。
そして三対六枚の羽に青い光を輝かせながら舞い降りる天使。兎耳カチューシャにバイザーを戻したキョウカさんがフワリと地上に降り立ち僕達を見て微笑む。
「「「こ……怖ぇ~~~~~~」」」
「「「綺麗~~~~~~」」」
青い光の戦闘を見た男女の意見が分かれた。金髪の青い天使の微笑みに男子達は般若を、女子達は女神を見ていた。
「キョウカさん、凄い綺麗です!天使です!女神です!」
「か、神様……神様だピョン!兎の神様だピョン!」
「カッコいいコン!可愛カッコいいコン!」
「恩人だニャン!助けてくれたニャン!お姉様と呼ぶだニャン!」
「あらあら~とても素敵ですぅ~」
女の子達がキョウカさんの周りに集まりワイワイキャッキャッとはしゃいでいる。
僕たち男性陣は美少女たちの戯れをほんわかした顔で眺めていた。
「さてと」
ハツさんが如意剣なる技を使い、路地に剣を伸ばして凍り付いた鎌鼬二匹にトドメをさす。
「粗品君を捕まえないといけないでござるな」
「コンちゃん!結界だ!」
丈の短い和服風のコンちゃんさんが此方を振り向くと「コーーーーーーーーーーーン」と闇夜の空に向かって吼える。
辺りはひゅ~ドロドロ~っとしたお化け屋敷の雰囲気が漂いだした。彼方此方に狐火が漂い揺れている…………。
「…………な、何これ?」
「コンちゃんの奥の手、幻狐の結界さ」
「今、この街はちょっとした迷路になっているんだ」
「粗品君を捕まえるでござるよ」
「青い稲妻シノミヤ・キョウカ!後は勇気だけよ!」
僕達が月兎を着装しようとした時にキョウカさんが異名を名乗った。
キョウカさんの体が青い光りを放つ。そして背中には三対六枚の白い羽が生え、腰には白いチューリップの形のようなリボンが巻かれ、レオタードの胸元のモフモフも白い羽のモフモフに変わり、黒いロングニーソは少し鋭角的な白いロングハイニーブーツに変わった。
「セラフィムの翼!」
キョウカさんが叫ぶと背中の翼が青く光る。最上位の天使、愛と情熱の熾天使セラフィム。青く熾えるような翼の光が大きくなるとキョウカさんの姿が青い光の残像を残し消えた!?
暗闇の中、城壁や家の石壁、石畳の彼方此方で火花が散る。瞬きの瞬間にたまに見えるキョウカさんの青い光の残像。セラフィムの翼で超高速で羽ばたき鎌鼬を追い詰める。
セラフィムの翼。加速状態で必要とされる3要素は思考加速、反応加速、そして運動加速だ。熾天使セラフィムの翼は二つの翼が頭を意味し思考を、二つの翼が体を意味し反応を、そして残りの翼が飛翔を意味し運動を司る。
更に月兎の慣性制御による慣性エネルギーのキャンセルと、最強の防御力による空気摩擦の耐熱等が相まって超高速機動を可能なものとしている。
超高速の視界でキョウカさんが見る世界は止まっているかもしれない。僕達の声も届かない世界で聖剣グラムアルキュルスが鎌鼬を斬り、突き刺し、薙ぎ払う。
傷付き逃げる鎌鼬だがセラフィムの翼の加速スピードからは逃れられない。青い光の軌道だけが僕達が見る事の出来るキョウカさんのバトル。ドサッという音が暗闇の路上から聞こえ、其処には傷付き息絶えた鎌鼬が横たわっていた。
そして三対六枚の羽に青い光を輝かせながら舞い降りる天使。兎耳カチューシャにバイザーを戻したキョウカさんがフワリと地上に降り立ち僕達を見て微笑む。
「「「こ……怖ぇ~~~~~~」」」
「「「綺麗~~~~~~」」」
青い光の戦闘を見た男女の意見が分かれた。金髪の青い天使の微笑みに男子達は般若を、女子達は女神を見ていた。
「キョウカさん、凄い綺麗です!天使です!女神です!」
「か、神様……神様だピョン!兎の神様だピョン!」
「カッコいいコン!可愛カッコいいコン!」
「恩人だニャン!助けてくれたニャン!お姉様と呼ぶだニャン!」
「あらあら~とても素敵ですぅ~」
女の子達がキョウカさんの周りに集まりワイワイキャッキャッとはしゃいでいる。
僕たち男性陣は美少女たちの戯れをほんわかした顔で眺めていた。
「さてと」
ハツさんが如意剣なる技を使い、路地に剣を伸ばして凍り付いた鎌鼬二匹にトドメをさす。
「粗品君を捕まえないといけないでござるな」
「コンちゃん!結界だ!」
丈の短い和服風のコンちゃんさんが此方を振り向くと「コーーーーーーーーーーーン」と闇夜の空に向かって吼える。
辺りはひゅ~ドロドロ~っとしたお化け屋敷の雰囲気が漂いだした。彼方此方に狐火が漂い揺れている…………。
「…………な、何これ?」
「コンちゃんの奥の手、幻狐の結界さ」
「今、この街はちょっとした迷路になっているんだ」
「粗品君を捕まえるでござるよ」
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