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第13話 骨肉塩せんべい

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たまに冒険とかもしてるぜーー。俺ーーー。友達の手伝いとコネクション作りさーー。今は仲間が200人~♪

今日は冒険帰りーーー♪ 商店街の噴水でひとやすみーー。

そこにジャニスがやって来た。

ジャニスは俺の仲間でやさしい創造魔導士。ちょっとずれてるけど、かわいい子だぜーーーい。

イエーーイ♪ チョロまかしーーー。

「ジャニス! 世界の平和と愛はお前にかかってるっ。助けてくれっ。孤児がピンチだ。腹減ってみんなに死に掛けてるっ。助けてポイッ」

実は孤児たちにパン以外もあげてやろうと思ったぜい。ゆるいジャニスなら、同情を買えば、食い物ぐらい作ってくれると思ったぜい。イエーーイ。

「ほんとにーーー」

「ほんとだ。みんな死にそうだ。涙が出るーーーっ」

「パン魔法作るーーーーーー?」

「おっ。いつでもパンが食べられる魔法か? そりゃ便利だ」

「でも、小麦が必要ーーーーー?」

「そりゃそうだな。俺はコムギが買えない(泣)」

「じゃあーーーはしっこ魔法作るーーーー」

「はしっこ魔法?」

「肉の解体したときにーーーー残ったカスーーー集める魔法ーーーーっ。あとーーー骨せんべいつくるーーー」

「ほっ。なるほど。じゃあ、解体業者が骨を捨てるときに、骨をもらえばいいんだな。128人の孤児にやらそう」

―――はしっこ魔法「骨肉塩せんべい」ができました。

「塩はーーーーダンジョンの海から獲るーーーーーっ」

「至れり尽くせりだな。孤児にその魔法を教えてくれるか? ジャニス」

「いいよーーーー。才能のある子ーーーー教えるーーーー」

わはは。孤児がこれでパンと骨肉塩せんべいを食えるようになったぜ。

わはは。わはは。わはは。ドレースアッーープ♪

「庶民はパンが食べられないなら、鳥と魚と蛙の骨を食べればいいんですわっ。お父様~~♪」

ほほほい。ほほほい。

わお! ジャニスが歌ってるぜ~♪

ハイハイハイハイ。

報復ゼットーー♪ 魔法のお鍋ーーー♪
報復ゼットーー♪ 魔法のミキサーーー♪


塩と、骨ともやし豆ーーー♪ 後は安価なちょうみりょーー♪


おーーほほ。おーーーほほ。

パリパリ パリパリ

こーーんがり。
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