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串焼き

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俺たちの住むのはサラダ市。大きな円形の町に、何度も城壁がかぶっている街ぜーーい。ダンジョンが4つもあるせいで潤っていて、税金も安いので、人が集まる。集まり過ぎて、スラムが出来て、スラムのごろごろ孤児も浮浪者もいるぜーーーい。

ほかほか うーーん。パンがいつでも食べられるから、好きなときにたまに気分で冒険する自由。グッディ。ご機嫌だぜっ。アハハハ。ゲームの序盤だッ。俺は自由を手に入れたぜーーーい。

イエーーイ。スッキリーーィ。

そこから、テキトーに仲間集めだぜい。頭はつかわねーーぜーーい。

ドルソンがいた。

「おーーい。セージ。解体やるかー? 今なら紹介できるが?」

「んー。今はパス。パンも食えるし、失恋を軽く味わいたい気分なんだ」

「ああ。お前自由だなー」

「後、俺、1000人仲間集めたいぜい」

「おう。イケてるなー。そういう気持ちは大事だ。友達だ。協力するぞー」

「わかった。一緒に成り上がろうぜい」

俺はダメスキル【ダメージ0】のおかげで攻撃できない。

へっへいーー。だーーからどうしたぜーーーい。仲間集めて行こうぜぇ。
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