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青年期
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だめだって、頭では分かっているのに……体は言うことを聞いてくれない。
ぽろぽろとこぼれる涙が頬を伝って自身の腕に落ちる。
一度涙が出てしまうとあとはもうとどめようがなかった。
「…っ……、うぅ……うぁっ……」
人肌はこんなに温かかっただろうか。こんなに安心するものだろうか。
許されるならもう少し。もう少しだけこうしていてほしい。
左手で目元を覆いながらしゃくりあげる。
歯を力いっぱい噛み締めてもその隙間から嗚咽が漏れてしまう。
ネロの体温に安心感を持つと同時に不安感に襲われる。
本当に大丈夫なのだろうか?酷い顔色をしていたらどうしよう。
母上みたいに我慢しているだけなんじゃないの?
俺の不安を感じ取ったようにネロの手がスッと離れていき、思わず「あ…」と声が漏れた。
それに気づいたネロが俺の顔を下から覗き込むようにジッと見つめ、次いで立ち上がったかと思うと両腕を伸ばしてきた。
なんだ?と思う間もなくその両腕が首に周り心臓が跳ねる。
「え?」
ネロの小さな顔がすぐ顔の横にある。
長い黒髪が揺れ視界が黒に覆われる。
ふわりとネロの匂いが香る。
子供特有の優しい匂い。
ネロに抱きしめられている。
そう理解した瞬間、ぶわっと全身が逆立つのを感じた。
もちろん嫌だったわけではない。驚いたのだ。
小さな体全体で力強く抱きしめられ、俺の心臓は早鐘を打った。
止まりかけていた涙がまたも流れて目元を熱くする。
「うっ、ネロ~。お前優しいなっ、うっ、だ……大丈夫かっ?うっ…辛くないか?」
返事はなかったがいっそう強く回る両腕が「大丈夫」と言っているようだった。
おずおずと両腕を伸ばす。
小さな体に縋りつくようにネロの背中へと腕を回した。
ピクリと一瞬ネロの体が跳ねる。
やせ細った体に両腕を回し、お返しをするようにぎゅっと抱きしめる。
初めて誰かを抱きしめた。
――
街中を歩いていると若いカップルや夫婦らしき人たちが道端でもどこでも抱きしめあいキスをしているのをよく目撃した。
男同士のカップルも結構いたから、この世界はやはりBLゲームなのだと再認識したのだが、それはそれとして面白くなかった。
表面上では無表情で歩いていたが心の中では「ケッ、日中堂々恥ずかしいやつらめ」と非リアのようなことを呟いていた。
だけど……本当は羨ましかった。
誰かに触れるということをためらいもなくできる彼らが。
俺にはどうやったって叶わない願いを簡単にやってのけてしまう彼らが。
ずっとこうしてみたかった。
母上にもリュカにも。
そして……ネロにも。
初めて会った時からずっと。
希望を知らないような瞳をするこの子に「大丈夫だよ」って抱きしめて伝えたかった。
なのに、逆に俺が抱きしめられて子供のように泣いてしまうなんて。
これではどっちが大人なのかわからない。
――
いくらか落ち着いてくると恥ずかしさが湧いてくる。
じんわりと頬も熱くなってきている気がする。
それを隠すようにそろそろとネロの体を離し、俯く。
今度はあっさりと離れたネロの体温に少しの寂しさを覚えながら、乾いた笑いを浮かべた。
「は、はは。あの、ええと。…なんかごめんな。気を使わせてしまったようで」
ネロの真っ黒の瞳が俺を見つめている。
その瞳から逃れるように視線をさまよわせた。
気まずい。
なんでこんな展開になったのだっけか。
この空気をどうにかしようと一つ咳払いをする。
「ゴホン。えっと、ネロは俺に触れて大丈夫なのか?」
散々抱きしめておきながら今更な質問をしてみる。
こくんと頷いたネロは一拍置いたのち口を開いた。
「魔力が多いから大丈夫」
あどけなさを残した声が耳に響いた。
なるほど?
つまり、魔力が吸われる量より自身で吸収する量の方が多いってことか?
詳しいことはステラに会えた時に聞いてみるか。
答えを持っているかはわからないけど。
どんだけ魔力量多いんだよ。というか魔力の器も大きいのだろうな。
さすがはメインキャラ。
将来は、偉大な魔法使いになること間違いなしだ。
まあ、魔王にならなければの話だが。
……やっぱり魔王にさせるのやめようかな。
こんないい子を魔王にさせるなんて間違ってると思う。
ずっと俺と一緒にスローライフを送れたらそれでいいじゃない。
ネロだって魔王になるより魔法使いになった方がいいに決まっている。
ゲームがなんだ。もしかするとゲーム通りにいかない可能性だってある。
俺が生きている時点でゲーム内容は変わっているんだ。
魔王は生まれず平和になるかもしれないじゃないか。
――
そんな俺の考えを予想していたかのように次の日、客がやってきた。
コンコンとノックする音に思わずドアの方を睨んでしまう。
今は二人で俺の手料理を食べているところだった。
出来れば追い返したい。
やっと席に着けたところなんだ。
ここにくるまでめちゃくちゃ大変だった。
というのもこの家には料理に必要な、魔力を通して火が出るとか水が出るとかの魔道具はない。
だって家具しか買ってないからね。
あるのは料理をするための台のみ。
今、考えると馬鹿すぎる。これで一人で生活しようとしていたのだから。
計画性のない性格というのはこれだから嫌になる。
転生しても治らなかったな。
マッチなんてものはないし、木をこすり合って火を起こすなんて器用な真似もできるわけがなかった。
炭はないし当然ガスコンロもない。
この世界が魔法に依存しすぎているせいだ。
つまり食材はあっても焼けないわ、ゆでれないわ、煮れないわで何もできないことに気づいたのだ。
火がないと何もできない。
今のところ生野菜をむしゃむしゃするしかないのだ。
そうしてキッチンに棒立ちしていたところネロがベッドからやってきた。
足音に気づいて振り返る。
「おはよう。ネロ」
するとネロはとことこと近づいてきて腰に抱き着いてきた。
可愛い。
俺はかがみ、ネロの額にチュッとキスを落とす。
……めっちゃ家族っぽくない?
昨日寝る前にネロにしてあげたら、ねだるように俺を見てくるんだ。
可愛いだろ?キスをしてしまうのも無理はないと思う。
昨日から俺たちは同じベッドで寝ている。
くっついたって何の問題もない。
朝目が覚めたとき、また俺はちょっと泣いた。
だってネロに触れても大丈夫なのだから。
むしろくっつかないとネロが小さいとしてもちょっと狭いくらいだ。
早々にまた、家具屋に行くことなりそうだな。
俺の起きる音に起きてしまったらしいネロは目をこすりながら俺の隣に並ぶ。
キッチンには、買った時のままの野菜たちと鳥の生肉。
不思議そうな顔をするネロに俺はしゃがんでネロと視線を合わせる。
「ネロお願いがあるんだがいいか?俺と手をつないでいてほしい」
キョトンとするネロ。
分かる。意味わからんよな。
ちょっとやってみたいことがあるんだ。
ぽろぽろとこぼれる涙が頬を伝って自身の腕に落ちる。
一度涙が出てしまうとあとはもうとどめようがなかった。
「…っ……、うぅ……うぁっ……」
人肌はこんなに温かかっただろうか。こんなに安心するものだろうか。
許されるならもう少し。もう少しだけこうしていてほしい。
左手で目元を覆いながらしゃくりあげる。
歯を力いっぱい噛み締めてもその隙間から嗚咽が漏れてしまう。
ネロの体温に安心感を持つと同時に不安感に襲われる。
本当に大丈夫なのだろうか?酷い顔色をしていたらどうしよう。
母上みたいに我慢しているだけなんじゃないの?
俺の不安を感じ取ったようにネロの手がスッと離れていき、思わず「あ…」と声が漏れた。
それに気づいたネロが俺の顔を下から覗き込むようにジッと見つめ、次いで立ち上がったかと思うと両腕を伸ばしてきた。
なんだ?と思う間もなくその両腕が首に周り心臓が跳ねる。
「え?」
ネロの小さな顔がすぐ顔の横にある。
長い黒髪が揺れ視界が黒に覆われる。
ふわりとネロの匂いが香る。
子供特有の優しい匂い。
ネロに抱きしめられている。
そう理解した瞬間、ぶわっと全身が逆立つのを感じた。
もちろん嫌だったわけではない。驚いたのだ。
小さな体全体で力強く抱きしめられ、俺の心臓は早鐘を打った。
止まりかけていた涙がまたも流れて目元を熱くする。
「うっ、ネロ~。お前優しいなっ、うっ、だ……大丈夫かっ?うっ…辛くないか?」
返事はなかったがいっそう強く回る両腕が「大丈夫」と言っているようだった。
おずおずと両腕を伸ばす。
小さな体に縋りつくようにネロの背中へと腕を回した。
ピクリと一瞬ネロの体が跳ねる。
やせ細った体に両腕を回し、お返しをするようにぎゅっと抱きしめる。
初めて誰かを抱きしめた。
――
街中を歩いていると若いカップルや夫婦らしき人たちが道端でもどこでも抱きしめあいキスをしているのをよく目撃した。
男同士のカップルも結構いたから、この世界はやはりBLゲームなのだと再認識したのだが、それはそれとして面白くなかった。
表面上では無表情で歩いていたが心の中では「ケッ、日中堂々恥ずかしいやつらめ」と非リアのようなことを呟いていた。
だけど……本当は羨ましかった。
誰かに触れるということをためらいもなくできる彼らが。
俺にはどうやったって叶わない願いを簡単にやってのけてしまう彼らが。
ずっとこうしてみたかった。
母上にもリュカにも。
そして……ネロにも。
初めて会った時からずっと。
希望を知らないような瞳をするこの子に「大丈夫だよ」って抱きしめて伝えたかった。
なのに、逆に俺が抱きしめられて子供のように泣いてしまうなんて。
これではどっちが大人なのかわからない。
――
いくらか落ち着いてくると恥ずかしさが湧いてくる。
じんわりと頬も熱くなってきている気がする。
それを隠すようにそろそろとネロの体を離し、俯く。
今度はあっさりと離れたネロの体温に少しの寂しさを覚えながら、乾いた笑いを浮かべた。
「は、はは。あの、ええと。…なんかごめんな。気を使わせてしまったようで」
ネロの真っ黒の瞳が俺を見つめている。
その瞳から逃れるように視線をさまよわせた。
気まずい。
なんでこんな展開になったのだっけか。
この空気をどうにかしようと一つ咳払いをする。
「ゴホン。えっと、ネロは俺に触れて大丈夫なのか?」
散々抱きしめておきながら今更な質問をしてみる。
こくんと頷いたネロは一拍置いたのち口を開いた。
「魔力が多いから大丈夫」
あどけなさを残した声が耳に響いた。
なるほど?
つまり、魔力が吸われる量より自身で吸収する量の方が多いってことか?
詳しいことはステラに会えた時に聞いてみるか。
答えを持っているかはわからないけど。
どんだけ魔力量多いんだよ。というか魔力の器も大きいのだろうな。
さすがはメインキャラ。
将来は、偉大な魔法使いになること間違いなしだ。
まあ、魔王にならなければの話だが。
……やっぱり魔王にさせるのやめようかな。
こんないい子を魔王にさせるなんて間違ってると思う。
ずっと俺と一緒にスローライフを送れたらそれでいいじゃない。
ネロだって魔王になるより魔法使いになった方がいいに決まっている。
ゲームがなんだ。もしかするとゲーム通りにいかない可能性だってある。
俺が生きている時点でゲーム内容は変わっているんだ。
魔王は生まれず平和になるかもしれないじゃないか。
――
そんな俺の考えを予想していたかのように次の日、客がやってきた。
コンコンとノックする音に思わずドアの方を睨んでしまう。
今は二人で俺の手料理を食べているところだった。
出来れば追い返したい。
やっと席に着けたところなんだ。
ここにくるまでめちゃくちゃ大変だった。
というのもこの家には料理に必要な、魔力を通して火が出るとか水が出るとかの魔道具はない。
だって家具しか買ってないからね。
あるのは料理をするための台のみ。
今、考えると馬鹿すぎる。これで一人で生活しようとしていたのだから。
計画性のない性格というのはこれだから嫌になる。
転生しても治らなかったな。
マッチなんてものはないし、木をこすり合って火を起こすなんて器用な真似もできるわけがなかった。
炭はないし当然ガスコンロもない。
この世界が魔法に依存しすぎているせいだ。
つまり食材はあっても焼けないわ、ゆでれないわ、煮れないわで何もできないことに気づいたのだ。
火がないと何もできない。
今のところ生野菜をむしゃむしゃするしかないのだ。
そうしてキッチンに棒立ちしていたところネロがベッドからやってきた。
足音に気づいて振り返る。
「おはよう。ネロ」
するとネロはとことこと近づいてきて腰に抱き着いてきた。
可愛い。
俺はかがみ、ネロの額にチュッとキスを落とす。
……めっちゃ家族っぽくない?
昨日寝る前にネロにしてあげたら、ねだるように俺を見てくるんだ。
可愛いだろ?キスをしてしまうのも無理はないと思う。
昨日から俺たちは同じベッドで寝ている。
くっついたって何の問題もない。
朝目が覚めたとき、また俺はちょっと泣いた。
だってネロに触れても大丈夫なのだから。
むしろくっつかないとネロが小さいとしてもちょっと狭いくらいだ。
早々にまた、家具屋に行くことなりそうだな。
俺の起きる音に起きてしまったらしいネロは目をこすりながら俺の隣に並ぶ。
キッチンには、買った時のままの野菜たちと鳥の生肉。
不思議そうな顔をするネロに俺はしゃがんでネロと視線を合わせる。
「ネロお願いがあるんだがいいか?俺と手をつないでいてほしい」
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ちょっとやってみたいことがあるんだ。
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