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本編後番外
『0721』
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「あ、の、変態野郎……」
我ながら口が悪い。だが、それを言う自分の声は自分のものとは思えないほど蕩け切っていた。
昨晩は珍しくゾーイが朝から出掛けると言っていて、にやついた顔で「ごめん、今日は構ってあげられないや。明日を楽しみにしててね」と言っていたのを無視して眠りに就いた……思えば、このときにゾーイのやつは俺に何かしたに違いない。
「んっ……んうゔ……あっつ……ッ……」
暑い、熱い、あつい。全身が燃えるようにあつい。
異常なまでの喉の渇きで目を覚ましたとき、家にはもうゾーイの姿はなくて足首に付けられているはずの足枷は消えていた。
あの忌々しい足枷がなくなっていたのだ。それだけで、これはあいつが作為的に作り上げた状況であることがすぐにわかった。だが、身を起こそうとしたところで腕に力が入らない。荒い呼吸と燻る熱に最初は酷い風邪だろうかと思ったが、ぼんやりと熱を逃そうとしている間にそれも違う気がしてきた。力の入らない手でどうにかシャツのボタンを外し、どうにかベッドサイドの水差しに手を伸ばす間にようやく気がついたのだ。
これ、あいつが何かした。
俺はそもそも性的な欲求があまり強くない。以前は婚約者という身であるからどうにか男を受け入れる身体を準備したし、それ自体に抵抗があるわけではない。が、今だって猿のように盛るゾーイが望まなければ、身体同士の触れ合いなんて手を繋ぐくらいで十分だ。
不能じゃないから夢精くらいは経験があるが、自分が気持ちよくなりたいからと性器を触るのははっきり言って好きじゃなかった。時間の無駄だ。人間の三大欲求は睡眠食欲性欲とあるが、俺の場合性欲はほぼないと言っていい。かといって食欲や睡眠欲求が抜きん出ているわけでもないのだが、そもそも際限なく求める人間のほうが稀だろう。例えば食事よりも触れ合いを優先したり人が寝ているのを叩き起こして挿れようとする外道みたいなのは滅多にいないはずだ。この間だって酷かった。あいつが珍しく犬なんて連れてきたと思ったら、あろうことかよく躾けられてるからと言ってわざと俺の身体にバターを……、…………。
「ふっ、ふぅう……ん、んっ……」
頭の中でごちゃごちゃと色んなことを考えながら、手はいつもならしない行動を取っていた。昨晩ゾーイに着せられた寝巻きの中に手を突っ込んで、ぐちゃぐちゃに濡れたそこを握る。それだけで腰が震えた。
こんなのおかしい、自分じゃないみたいだ。だが目を覚ましたときからとっくのとうに、自我の、それも理性の部分が薄くなっていた。
頭で考えたってどうにもならない。正常な判断力なんてなかった。それよりも早く楽になりたい。腹の奥が燻って、熱くて、痛いくらいに擽ったい。今すぐぐちゃぐちゃに掻き回して突いてどうにかしてほしい。
「……ッ、ぞ、……い……ッ」
やったことがないから正しい自慰の仕方なんてわからない。触っているのは自分の手なのに、代わりに思い出すのはあいつの手のひらだ。熱を持ったそこを握り込み、先端を指の腹で押し潰すように少し力を込める。それだけで丸い中央からじわじわと溢れて濡れるのがわかった。
あいつはいつも、どうやって俺に触れていたか。それを思い出す。思い出そうとなんてしなくても身体が勝手に覚えていて、一人でに手が動き出した。
人の身体を触るのも触られるのも得意なことではないが、キスは好きだ。ゾーイのやつはきっと知らないだろうが、あいつが何気なくする触れるだけの口づけが好き。いつもしてくる舌が入り込んでくるのは好きじゃない。
でも、今は無性に口内を嬲るように掻き乱してほしかった。
「ん、ぢゅ、ふッ、……」
人差し指と中指をまとめて口の中に突っ込む。上顎を擽り、舌の上で撫で回すように抜き差しした。相手の舌はいつもここまで届く。
じゅぽじゅぽと音を立てて吸ったり舐めたりしていると、段々とキスとは別のことを思い出すようになった。あいつがいつも喜んで俺にやらせること。あれは本当に嫌いだからすごく抵抗するけど、やらなくて済む代わりにゾーイが俺のを咥えて出すまで離してもらえない。
濡れた指を口から引き抜き、その指を耳に這わせる。あいつ、動物みたいに耳を舐めるからここでも気持ちよくなるようになってしまった。人の口内ほどに熱くなってぬめぬめと濡れた指先で耳たぶや窪みに触れる。あいつの舌が動くみたいに動かして、ぐちぐちと水音を立てる。肩が震えて、発散しきれない熱で身が悶える。ずっと性器に触れたままの左手を動かす。根元から先のくびれたところまで擦って、ぎゅっと硬くなってる睾丸に力を加えると気持ちいいとはまた違った感覚が腰を痺れさせた。
足りない。こんなのじゃ足りない。
「ふ、はっ、はー……ッ♡」
びくびくと腰が戦慄いて、力の入らない太ももをどうにか持ち上げて下履きをずらす。散々口内で嬲り、耳を蹂躙してふやけた指でそこに触れた。
ほとんど毎日触れられているせいか少しヒリヒリと痛む。元々繊細な粘膜なのだから当然だ。皮膚のふやけきった指先で触れると、昔自分で慣らしていた頃よりも縁の肉が盛り上がっているように感じた。少し怖くなったが、なるべく考えないことにして指を突き入れる。昔よりも簡単に入ってくれた。
「ん、んっ、んうう……ッ!」
どうしよう、前を触るときよりも気持ちいい気がする。
男性器に絡めていた手は動きを止めて、胸の前で握り締めてしまった。胸を触られるのは正直言うと気持ちいいけど、そこで気持ちよくなることが許容できなくて好きじゃない。
でも、今なら。人に知られない秘密を作るように、濡れそぼった指の腹で胸の先端を押し潰す。甘い痺れで足の指先がきゅうと丸まってしまう。
「あっ、ふ……んんっ、足りない……足りない……っ」
もっと奥にほしいのに、俺の指はゾーイのほど長くない。挿れたいところよりずっと浅いところで止まってしまってもどかしい。
「こ、んな……の、んんっ……普段なら、こんなこと絶対しないのにぃ……ッ!」
気持ちよくなりたい、気持ちよくなりたい!
今まで思ったこともないのに思考がそれで埋め尽くされる。雄を受け入れて悦ぶようになるまであいつに身体を開かれて、それでも心はまだ俺のものであるはずだった。俺のもののつもりだった。どんな行為もゾーイに無理矢理やらされているもので、そこに俺の意思はない。最初に望んだのは俺だが、こんな風に蹂躙されるつもりはなかった。今に見てろと折れない矜恃を保ち続けている。それだけが俺の支えで、そのつもりだったのに。
「ひっく、う、うゔッ」
ぐすぐすと鼻を鳴らしながらも手の動きは止まらない。もっとずっと強い快感で思考を埋めてほしい。何も考えられなくなるくらい。楽になりたい。早く。
あいつのせいだ。俺を置いてどこに行ったんだ。こんな身体にしたのはあいつなのに。
「ゾー……イ……ッ」
「うん、何かな? ルカ」
声が聞こえたとき、幻聴かと思った。姿が見えてからも、俺の作り出した幻だと。だって、起きてすぐ部屋を見渡したが、そのとき既にあいつの姿はなかったから。
「ゾーイ……?」と繰り返す俺に奴は穏やかに微笑むと、目尻に口づけをした。舌が柔らかな皮膚の上を這って、涙の流れた頬を唾液で濡らす。
「君が水差しを取ろうとして落としたあたりから居たんだけど、そのときにはもう理性が飛んでて気づかなかったみたいだね」
「な、で……どこに……」
何でこんなことを、今までどこ行ってたんだ。
頬を這っていた舌が舌の回らない唇に到達すると、触れるだけのキスをした。
「一番の理由は君の可愛いところが見たかったからなんだけど、多分、今の君はそれよりもっと大事な話が俺にあるんじゃないかな」
「ねえ、ルカ」そう促されるがままに口を開く。
こいつが俺に言わせたいことがわかってしまった。こんなこと普段なら絶対口にしない言葉だ。俺が求めようと求めまいと、ゾーイは過剰なまでの欲を俺に押し付けるから。
「お前の、早く俺に寄越せよ……ッ!」
ゾーイは楽しげに笑うと、もう一度俺の唇にキスをした。
我ながら口が悪い。だが、それを言う自分の声は自分のものとは思えないほど蕩け切っていた。
昨晩は珍しくゾーイが朝から出掛けると言っていて、にやついた顔で「ごめん、今日は構ってあげられないや。明日を楽しみにしててね」と言っていたのを無視して眠りに就いた……思えば、このときにゾーイのやつは俺に何かしたに違いない。
「んっ……んうゔ……あっつ……ッ……」
暑い、熱い、あつい。全身が燃えるようにあつい。
異常なまでの喉の渇きで目を覚ましたとき、家にはもうゾーイの姿はなくて足首に付けられているはずの足枷は消えていた。
あの忌々しい足枷がなくなっていたのだ。それだけで、これはあいつが作為的に作り上げた状況であることがすぐにわかった。だが、身を起こそうとしたところで腕に力が入らない。荒い呼吸と燻る熱に最初は酷い風邪だろうかと思ったが、ぼんやりと熱を逃そうとしている間にそれも違う気がしてきた。力の入らない手でどうにかシャツのボタンを外し、どうにかベッドサイドの水差しに手を伸ばす間にようやく気がついたのだ。
これ、あいつが何かした。
俺はそもそも性的な欲求があまり強くない。以前は婚約者という身であるからどうにか男を受け入れる身体を準備したし、それ自体に抵抗があるわけではない。が、今だって猿のように盛るゾーイが望まなければ、身体同士の触れ合いなんて手を繋ぐくらいで十分だ。
不能じゃないから夢精くらいは経験があるが、自分が気持ちよくなりたいからと性器を触るのははっきり言って好きじゃなかった。時間の無駄だ。人間の三大欲求は睡眠食欲性欲とあるが、俺の場合性欲はほぼないと言っていい。かといって食欲や睡眠欲求が抜きん出ているわけでもないのだが、そもそも際限なく求める人間のほうが稀だろう。例えば食事よりも触れ合いを優先したり人が寝ているのを叩き起こして挿れようとする外道みたいなのは滅多にいないはずだ。この間だって酷かった。あいつが珍しく犬なんて連れてきたと思ったら、あろうことかよく躾けられてるからと言ってわざと俺の身体にバターを……、…………。
「ふっ、ふぅう……ん、んっ……」
頭の中でごちゃごちゃと色んなことを考えながら、手はいつもならしない行動を取っていた。昨晩ゾーイに着せられた寝巻きの中に手を突っ込んで、ぐちゃぐちゃに濡れたそこを握る。それだけで腰が震えた。
こんなのおかしい、自分じゃないみたいだ。だが目を覚ましたときからとっくのとうに、自我の、それも理性の部分が薄くなっていた。
頭で考えたってどうにもならない。正常な判断力なんてなかった。それよりも早く楽になりたい。腹の奥が燻って、熱くて、痛いくらいに擽ったい。今すぐぐちゃぐちゃに掻き回して突いてどうにかしてほしい。
「……ッ、ぞ、……い……ッ」
やったことがないから正しい自慰の仕方なんてわからない。触っているのは自分の手なのに、代わりに思い出すのはあいつの手のひらだ。熱を持ったそこを握り込み、先端を指の腹で押し潰すように少し力を込める。それだけで丸い中央からじわじわと溢れて濡れるのがわかった。
あいつはいつも、どうやって俺に触れていたか。それを思い出す。思い出そうとなんてしなくても身体が勝手に覚えていて、一人でに手が動き出した。
人の身体を触るのも触られるのも得意なことではないが、キスは好きだ。ゾーイのやつはきっと知らないだろうが、あいつが何気なくする触れるだけの口づけが好き。いつもしてくる舌が入り込んでくるのは好きじゃない。
でも、今は無性に口内を嬲るように掻き乱してほしかった。
「ん、ぢゅ、ふッ、……」
人差し指と中指をまとめて口の中に突っ込む。上顎を擽り、舌の上で撫で回すように抜き差しした。相手の舌はいつもここまで届く。
じゅぽじゅぽと音を立てて吸ったり舐めたりしていると、段々とキスとは別のことを思い出すようになった。あいつがいつも喜んで俺にやらせること。あれは本当に嫌いだからすごく抵抗するけど、やらなくて済む代わりにゾーイが俺のを咥えて出すまで離してもらえない。
濡れた指を口から引き抜き、その指を耳に這わせる。あいつ、動物みたいに耳を舐めるからここでも気持ちよくなるようになってしまった。人の口内ほどに熱くなってぬめぬめと濡れた指先で耳たぶや窪みに触れる。あいつの舌が動くみたいに動かして、ぐちぐちと水音を立てる。肩が震えて、発散しきれない熱で身が悶える。ずっと性器に触れたままの左手を動かす。根元から先のくびれたところまで擦って、ぎゅっと硬くなってる睾丸に力を加えると気持ちいいとはまた違った感覚が腰を痺れさせた。
足りない。こんなのじゃ足りない。
「ふ、はっ、はー……ッ♡」
びくびくと腰が戦慄いて、力の入らない太ももをどうにか持ち上げて下履きをずらす。散々口内で嬲り、耳を蹂躙してふやけた指でそこに触れた。
ほとんど毎日触れられているせいか少しヒリヒリと痛む。元々繊細な粘膜なのだから当然だ。皮膚のふやけきった指先で触れると、昔自分で慣らしていた頃よりも縁の肉が盛り上がっているように感じた。少し怖くなったが、なるべく考えないことにして指を突き入れる。昔よりも簡単に入ってくれた。
「ん、んっ、んうう……ッ!」
どうしよう、前を触るときよりも気持ちいい気がする。
男性器に絡めていた手は動きを止めて、胸の前で握り締めてしまった。胸を触られるのは正直言うと気持ちいいけど、そこで気持ちよくなることが許容できなくて好きじゃない。
でも、今なら。人に知られない秘密を作るように、濡れそぼった指の腹で胸の先端を押し潰す。甘い痺れで足の指先がきゅうと丸まってしまう。
「あっ、ふ……んんっ、足りない……足りない……っ」
もっと奥にほしいのに、俺の指はゾーイのほど長くない。挿れたいところよりずっと浅いところで止まってしまってもどかしい。
「こ、んな……の、んんっ……普段なら、こんなこと絶対しないのにぃ……ッ!」
気持ちよくなりたい、気持ちよくなりたい!
今まで思ったこともないのに思考がそれで埋め尽くされる。雄を受け入れて悦ぶようになるまであいつに身体を開かれて、それでも心はまだ俺のものであるはずだった。俺のもののつもりだった。どんな行為もゾーイに無理矢理やらされているもので、そこに俺の意思はない。最初に望んだのは俺だが、こんな風に蹂躙されるつもりはなかった。今に見てろと折れない矜恃を保ち続けている。それだけが俺の支えで、そのつもりだったのに。
「ひっく、う、うゔッ」
ぐすぐすと鼻を鳴らしながらも手の動きは止まらない。もっとずっと強い快感で思考を埋めてほしい。何も考えられなくなるくらい。楽になりたい。早く。
あいつのせいだ。俺を置いてどこに行ったんだ。こんな身体にしたのはあいつなのに。
「ゾー……イ……ッ」
「うん、何かな? ルカ」
声が聞こえたとき、幻聴かと思った。姿が見えてからも、俺の作り出した幻だと。だって、起きてすぐ部屋を見渡したが、そのとき既にあいつの姿はなかったから。
「ゾーイ……?」と繰り返す俺に奴は穏やかに微笑むと、目尻に口づけをした。舌が柔らかな皮膚の上を這って、涙の流れた頬を唾液で濡らす。
「君が水差しを取ろうとして落としたあたりから居たんだけど、そのときにはもう理性が飛んでて気づかなかったみたいだね」
「な、で……どこに……」
何でこんなことを、今までどこ行ってたんだ。
頬を這っていた舌が舌の回らない唇に到達すると、触れるだけのキスをした。
「一番の理由は君の可愛いところが見たかったからなんだけど、多分、今の君はそれよりもっと大事な話が俺にあるんじゃないかな」
「ねえ、ルカ」そう促されるがままに口を開く。
こいつが俺に言わせたいことがわかってしまった。こんなこと普段なら絶対口にしない言葉だ。俺が求めようと求めまいと、ゾーイは過剰なまでの欲を俺に押し付けるから。
「お前の、早く俺に寄越せよ……ッ!」
ゾーイは楽しげに笑うと、もう一度俺の唇にキスをした。
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