妹が好きな俺が誰かの妹になる

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第1話~妹Lifeへの道~

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「お兄ちゃんあさだよぉ~」
そんな声を聞いて1度は起きてみたいもんだ。俺が想像する妹図は朝起こしに来てくれる。それも裸エプロンで。洗顔はタオルではなく妹の下着。とまぁ変態ロリフリーター男なのである。


「はぁ...今日は何して過ごそう。」
25歳にもなってフリーターである俺鈴美藤吾。
今まで仕事に就いたことはある。だがものの三ヶ月程度で辞めてしまうというどーしよもない男である、それも「妹がいない世界」が邪魔をしているのであろう。
1度*妹*の妄想のせいで会社で仲が良かった後輩を襲うところだった。
このように頭の99%妹という簡単にいえばキチ〇イなのだ。

「あっそうだ。今日バイトの面接だあ。」
寝起きで子供見たいにあくびをしながら藤吾は1人家賃1万円のボロアパートで呟いた。
1年前までは実家にくらしていたのだが、積み重なる失敗と妹へのキモすぎる妄想に親も呆れ家を追い出されたのだ。何と情けないんだ。 
ベットから身を乗り出し、背筋を伸ばして顔を「バシッ」と叩いて気合をいれた。

藤吾が妹を好きになったのは高校生の時である。比較的物静かで、クラスには1人いる的な存在感だった。確かに女子には興味もあり、可愛い子も沢山いた。
でも、俺は2次元が大好きであった_____
家に帰ってはアニメ→マンガ→ラノベこの無限ループ。徹夜で寝ないことさえあった
三次元なんて興味がない、むしろ無くなってもいい。ぐらい考えていた
だが、その運命を変える出来事があった。
高校2年の夏。教室は太陽の光が直で照らす位置にある眩しげな教室。そこで行われた授業参観だ、高校の授業参観となれば来る親も少なく普通の授業と何ら変わらなかった。
「はぁ...だるいし寝っかな。」__________
「お兄ちぁん~お兄ちぁん!」
寝る体勢に入っていた俺を寝させないようにしたいのか、小学生ぐらいの女の子の声が教室内で響いた。
その時俺はまるで俺には天使の声_____

自分の中でこの叫びが心揺らいだ出来事だった。
「なんだこの透き通った声、可愛い容姿、三次元という枠にこんな神(ゴッド)的存在があったのか...」
俺は友達がさほどいなかったため、誰の妹かは分からなかったが、そんなことはどーでもいい
可愛いすぎる。好きだ。すきだぁぁぁ!!!

これが俺の妹Lifeの始まりであった。

妹歴8年のマイスターだ!謎の称号を掲げつつも、バイトの面接のため居るはずのない妹との部屋を藤吾は飛び出した。

「はぁ、はぁ、はぁ、」____
自転車も、車もなく、金もない。親の仕送りも、1年前のを切り盛りしている(賞味期限切れだらけ

「やっと着いたあ。」

「ティンティンティンティン~」「いらっしゃいませ~」
聞き覚えのある店の音楽を聴きつつ、近くの定員に面接出来たことを伝えた。
少々お待ちください~
待つこと2分。奥からか弱そうな一見小学生に見えるロリっ子店長がこっち向かってくる。
「おいおい、やばいぞ。妹...妹...妹...」
店長の容姿にまたも妹への妄想が膨らむ。
くそ!抑えていたが、アレではまともに話せないぞ。

「バイト希望の鈴美藤吾さんですわよね?」
声も相当なロリだ(笑
「は、ふぁ..ふぁい。」 思わず恥ずかしさと自分の妹だという妄想で、まともに返事をできない。
まずいなぁ。挨拶も出来ないんじゃバイトどころじゃないな。顔を合わせてはいけない!と目線を下に逸らすことにした。
「こちらへどうぞっ」 案内されるがままに俯いたままついて行く。 何故かミニスカートを穿いており目線を下に逸らしているおかげで、またも変態な妄想がより一層高まってしまう。
「どこ見ても。。ダメだぁぁぁぁ」
頭の中が真っ白になった。






バイトは
自分の弱さに悔いが残る結果であった。
その場で不採用であった。


バイト出来れば気分転換にもなって
妹が好きでも、金を得れば金を使う遊びで妹と遊ぶこともできる!そう考えていた

大人のおもちゃとか~色々wうへへへへぇぇぇ(笑

こんな妄想も儚く散った。

バイトの面接帰り家まで道を1人虚しく歩いていた。

「こちらじゃんけん大会~......」

遠くの唯一ある、スーパー「Tマート」から大きな声が聞こえた

どうせ家に帰るだけだからと、寄り道がてらに
いってみるか。

「こちらじゃんけん大会~じゃんけん大会~素晴らしい商品が当たりまーーす!」

そこには大量の人だかりであった。
「人すげぇな。とりあえず参加してみるか。」
とくに商品の狙いは無いが、今晩のオカズでも当たればいいなとそんぐらいにしか考えていなかった。

「こちらが最初の商品!チキンカツ3個入りです!!今晩のオカズにもってこい!」
「ほしいー!!」「頂くわっ」
皆、餌にうえてる家畜みたいに騒いでいる。
「王様じゃんけん形式です」
皆上に手を挙げた
「勝った人、あいこだったひとが最後まで残れます!」
あいこか、かてば、商品ゲットできるチャンス。
「こんなのてきとーでも当たるんじゃね?」そう思った。
「王様じゃんけんじゃんけんぽん!」
ポン!
王様はパー。俺はグー。
「はぁ、1発負けかよ(笑  運ねーな。」
他にも負けた人、勝った人、あいこだったひとがいたが、藤吾は勝ちというのはそんなに期待はしていなかった、だがやはり負けというのは少し悔しかった。
「次の商品で終わりにしよっと。」
「次の商品はスーパーには関係ありません!」
周りの客たちが不思議そうにざわめき始めた。
「一体何を出すつもりだ?」
「次は妹ミラクルマシーン!」
大きな箱が取り出された。
定員がこの一言を発した瞬間、一気に客が静まり返った。なーんだ  つまんねー、 かえろーぜ いらないわー、

そんな中興味津々な奴がいた。
俺だ!【妹】と聞いた瞬間覚醒したぜ!
「はいはいはい!!めちゃくちゃ興味ありまーす!ほしいです!」
手を挙げ前にのめり出した俺だが、周りには人一瞬にして消えていた。
定員も言葉を詰まらせ、小声で
「え、えぇ...この商品希望の方が1人だけな為、この方にプレゼント致します。」

やったあー!!!!! 何の商品かは分からんが
とりあえず「妹」がつくものは全て欲しいのだ。
「それにしても、デカイ箱だなー。何入ってんだろ」
興味を更に膨らませながら
大きい箱を担ぎ家へと向かった。

妹ミラクルマシーン...か...。
貰ったのはいいけどインチキくせぇー名前だなぁ。。
箱はごく普通のダンボールで、マジックペンで
「妹ミラクルマシーン」と書いてある 雑な商品であった。
「早速開けてみるか」冗談交じりにそう呟き
箱を無造作に破り開封する。
「なんだこれ!」
そこにはVR的な物が雑に入っていた。
まさか。妹との生活を。このVRもどきで叶えれちゃうってわけーーー!!!!!??
思わず興奮してしまい発狂してしまった、
箱の奥にはトリセツ(取扱説明書)的な物が入っていた。
「なになに?」
この装置は至って危険。被ってしまえば望みが叶うが、戻れる保証は無いに等しい。
使うか、捨てるか、売るかは、自分の自由だ。

「何これ怖っ!」 俺は根っからの臆病だ。
妹の為とはいえ、この文には少々驚きを隠せない。
だかしかし、藤吾の頭の99%は妹だ。迷いは無かった。

「どうにでもなれ!これを被れば夢の妹Lifeだ!」

ガシャン...ウィーンウィーン..
頭に完全にはまってしまった。かなりきつく縛られている感じがした。そして謎の機械音。
「あれ、目の前真っ暗だぞ。何これ不良品?...」

次の瞬間...        一気に目の前は太陽の光を直で受けたかのこどく、強い光が俺の目に眩しさを与えた。
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