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第43話 殺された彼女の為に
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「皇后様、お待たせいたしました。ただいま戻りました!」
「美雪……もう大丈夫なの?」
走ってきたせいではあはあと肩で息をする美雪へ、姜皇后は心配そうな眼差しを向けていた。隣では朝日がちらりと横目で見ているのに彼女は気がつく。
「もう大丈夫です。自分が今なす事についてはっきりとわかった気がしたので」
「美雪……もしかして記憶が」
「朝日さん、まだ戻っておりません。でも、断片は確かに線となって、私を導いている気はするのです。ですから……! 皇后様、朝日さん。姉について教えていただけないでしょうか」
「もちろんよ。朝日は?」
覚悟は出来たか?と圧のこもった声で問われる。
「はい。出来ました。まだ少し怖いけど……どのような話であれ、知る必要があると考えております」
「わかった。俺も君の覚悟に応える」
「ありがとうございます。感謝します。まずは……」
ここで美雪は夢の中で白雪らしき女性と会った事を2人に打ち明ける。以前朝日に話した際、彼の顔つきは険しいものだったがゆえに、少しだけ恐怖と似たものはあったが、今ここで話さなくてはいけないと心の内から沸き起こる衝動に駆られたのだ。
この衝動は突如起こったものに近い。もしかしたら何かを示しているのかも……と感じ始める。
「そうだ。君が夢で出会った女性は間違いなく白雪だ」
「夢の中で出会えたのね……美雪の好きな食べ物を知っていた、なんて。白雪らしいわ」
だってよくあなたの話、聞かせてくれたもの。と姜皇后は当時を懐かしむように遠くを眺め出す。
「皇后様。その……私については、なんと仰っておりましたか?」
「そうねえ、例えば幼い頃に転んでけがをした時に痛み止めの薬草を塗ってあげた。とかかしら?」
白雪は歩けるようになった頃から道端に生えている草をむしるのに興味を持ち、そこから薬草集め、ひいては薬師になる事へ繋がったそうだ。
「気が済むまで草をむしるのをやめないってご両親が話の種にしていたと、苦笑いを浮かべながら語っていたのも印象的ね……」
「本当に薬草を愛していたのですね」
「そうだと思うわ。だからすらすらとあんな種類の薬草や配合を記憶していたのかもしれないわね。だからこそ、殺されたのが惜しい」
姜皇后の目が床下へと落とされる。その顔つきを見た瞬間胸の奥がずきりと痛んだ。
「殺された……その事についてどうか詳しく教えていただけますでしょうか」
「もちろん。彼女は自室の架子台で倒れている所が見つかった。口元からは吐血の痕があったから毒殺は間違いないとみている」
(朝日さんがそう断定するのだから、やはり殺されてしまった……)
「なぜ、私には病死と?」
その問いに対して朝日は当時、後宮外の人間だった美雪には教える事が出来なかった。と歯がゆさをにじませながら答える。
「捜査に支障が出ない為に、だな。基本後宮内で起こった事件を外の人間に漏らす事はあまりよくない」
「だからもし誰か殺された。となれば捜査は宦官の者達をはじめ、後宮の者達だけで行うのがよくある事なの」
「……」
(複雑な事情がある、のですね……)
静まり返った部屋の空気が徐々に冷気を醸し始めた。その空気が嫌な美雪は必死に聞くべき内容を頭の中で整理する。
「ええと。皇后様」
「何かしら? 遠慮なく聞いていいわよ」
「結論から申し上げますと……姉は誰に殺されたのでしょうか?」
「……犯人はまだ捕まっていない。それだけは先に教えるわね」
ごくりと唾を飲み込、姜皇后が次に吐き出す言葉を待つ。
「皇后様、俺からお伝えしてもよろしいでしょうか?」
「朝日? いいわよ」
「ありがとうございます。美雪。俺達としては可能性は2つあると考えている。1つ目は薬師。そして2つ目は妃の誰かだ」
(……! やはりそうなってきますよね……)
薬師からの信頼が厚かった美雪だが、妃となる話が出てからは同僚や先輩達との間で微妙な空気感が生まれていたと朝日は語る。
「だれかと大喧嘩したとか、言い争いとかそう言うのは無かったんだがな。でもぴりぴりした空気は少なからずあったと思う」
「これに関しては私が宮女を介して理由を聞いてるわ。教えるわね」
彼女達の言い分はこう。皇帝からの寵愛を受けたせいで、仕事がおろそかになり、更には皇帝からの寵愛を奪って皇后をないがしろにしていると思ったからだった。
そう思っていた者達の中には、美雪がやってきて早々に事件を起こした朱美達も含まれていると言う。
「朱美さん達は、私の事……」
「勿論彼女達が白雪を真っ向から嫌っていたわけではない。尊敬と疑い……色んな感情が煮詰まっていたのだろう。それを君にも向けていた。と」
彼女達はもう君への印象を改めているから、心配する必要はない。と朝日は静かに言い切った。
「俺から見る限り、白雪が仕事をおろそかにしているようには見えなかった。だが、陛下から呼び出し雨受ける事はしょっちゅうあったから、そこをきっかけにおろそかにしていると思ってしまったのだろうと考えている」
「失敗をした事はまれにあったけど、それも重大なものではないと聞いているわ。では2つ目の可能性について話しましょう。私としてはこの可能性が一番大きいと踏んでいるの」
後宮はそもそもひとりの男をめぐって数多の女達が戦う場所……。そう語りだした姜皇后のどこか呆れたような視線は美雪の胸を貫く勢いで放たれる。
「妃と言う生き物は互いに蹴落とす事しか考えていないのよ。勿論林才人をはじめそうではない妃もいたのは事実」
「皇后、様」
「でもそう言った善の妃達は例えるなら真っ白な雪原の中を飛び跳ねる、赤い毛をしたウサギみたいなものなの」
(後宮と言うのはそういう場所。わかってはいたつもりでしたが、改めて現実を突きつけられた気分になります……)
そう語る姜皇后の赤い目は暗く濁ったようにも見える。輝きが失っていくような様子を見ただけで反射的にごくりと唾を飲み込んだ。
「皇后様はとても慈悲深い。妃達がいがみ合う様子をこれまで見てきたのだ」
「朝日さん、あなたは以前……」
「覚えているさ。優しすぎると君には何度か言った。そう言う所は白雪だけでなく、皇后様とも似ていらっしゃるかもしれない」
彼の小さな声は鼓膜を揺るがすほどの衝撃だった。
「これまで数多の妃が嫉妬の地獄に落ちていった……私はそもそも皆と仲良くしたいのに。でもそれが男を取り合う女達の図と言えばそうなのでしょうね」
「皇后様……」
(とってもお優しい方だ)
「皇后様、その……姉に対しては……」
勿論嫉妬なんてしないわ。と姜皇后ははっきりと言い切る。
「それに私が知っている存在だもの。悪く思っている事は何にもないわ。安心して送り出そうとしていたのに……」
(ご準備されていらしたのですね……)
姜皇后の瞳からは光がない涙が浮かんでいた。彼女の悲しみが痛みとなって美雪の胸の中心に突き刺さる。
この人がこのような悲しい表情をするなんて。そう考えた瞬間、痛みを放つ胸が更に張り裂けそうになった。
「皇后様……」
「美雪、ごめんなさいね。私とした事が、取り乱しちゃって……」
袖口で溜まった涙をぬぐおうとしていた姜皇后の両手を、気がつけば握りしめていた。彼女の冷たさが宿りつつある手は微かに震えている。
白雪が死んだ悲しみは家族ではない姜皇后に、ここまで痛みをもたらしている……それを知覚した刹那胸の奥で覚悟が全て決まった。
「いえ、気になさらないでください……!」
「美雪……?」
「姉が皇后様にも慕われていた事がわかってよかったです。ですから姉の為にも私は……姉を殺した犯人を見つけたいと思います!」
勢いと共に全て言い終えた瞬間、息は途切れ途切れになって心臓と肺が引きちぎれていきそうになるの感じる。
だが記憶を一部失った状態の自分を照らす、一筋の光がはっきりと心の瞳で見えている。その光が胸の内を引きちぎろうとする程の痛みすら、忘れさせてくれるのだった。
「美雪……もう大丈夫なの?」
走ってきたせいではあはあと肩で息をする美雪へ、姜皇后は心配そうな眼差しを向けていた。隣では朝日がちらりと横目で見ているのに彼女は気がつく。
「もう大丈夫です。自分が今なす事についてはっきりとわかった気がしたので」
「美雪……もしかして記憶が」
「朝日さん、まだ戻っておりません。でも、断片は確かに線となって、私を導いている気はするのです。ですから……! 皇后様、朝日さん。姉について教えていただけないでしょうか」
「もちろんよ。朝日は?」
覚悟は出来たか?と圧のこもった声で問われる。
「はい。出来ました。まだ少し怖いけど……どのような話であれ、知る必要があると考えております」
「わかった。俺も君の覚悟に応える」
「ありがとうございます。感謝します。まずは……」
ここで美雪は夢の中で白雪らしき女性と会った事を2人に打ち明ける。以前朝日に話した際、彼の顔つきは険しいものだったがゆえに、少しだけ恐怖と似たものはあったが、今ここで話さなくてはいけないと心の内から沸き起こる衝動に駆られたのだ。
この衝動は突如起こったものに近い。もしかしたら何かを示しているのかも……と感じ始める。
「そうだ。君が夢で出会った女性は間違いなく白雪だ」
「夢の中で出会えたのね……美雪の好きな食べ物を知っていた、なんて。白雪らしいわ」
だってよくあなたの話、聞かせてくれたもの。と姜皇后は当時を懐かしむように遠くを眺め出す。
「皇后様。その……私については、なんと仰っておりましたか?」
「そうねえ、例えば幼い頃に転んでけがをした時に痛み止めの薬草を塗ってあげた。とかかしら?」
白雪は歩けるようになった頃から道端に生えている草をむしるのに興味を持ち、そこから薬草集め、ひいては薬師になる事へ繋がったそうだ。
「気が済むまで草をむしるのをやめないってご両親が話の種にしていたと、苦笑いを浮かべながら語っていたのも印象的ね……」
「本当に薬草を愛していたのですね」
「そうだと思うわ。だからすらすらとあんな種類の薬草や配合を記憶していたのかもしれないわね。だからこそ、殺されたのが惜しい」
姜皇后の目が床下へと落とされる。その顔つきを見た瞬間胸の奥がずきりと痛んだ。
「殺された……その事についてどうか詳しく教えていただけますでしょうか」
「もちろん。彼女は自室の架子台で倒れている所が見つかった。口元からは吐血の痕があったから毒殺は間違いないとみている」
(朝日さんがそう断定するのだから、やはり殺されてしまった……)
「なぜ、私には病死と?」
その問いに対して朝日は当時、後宮外の人間だった美雪には教える事が出来なかった。と歯がゆさをにじませながら答える。
「捜査に支障が出ない為に、だな。基本後宮内で起こった事件を外の人間に漏らす事はあまりよくない」
「だからもし誰か殺された。となれば捜査は宦官の者達をはじめ、後宮の者達だけで行うのがよくある事なの」
「……」
(複雑な事情がある、のですね……)
静まり返った部屋の空気が徐々に冷気を醸し始めた。その空気が嫌な美雪は必死に聞くべき内容を頭の中で整理する。
「ええと。皇后様」
「何かしら? 遠慮なく聞いていいわよ」
「結論から申し上げますと……姉は誰に殺されたのでしょうか?」
「……犯人はまだ捕まっていない。それだけは先に教えるわね」
ごくりと唾を飲み込、姜皇后が次に吐き出す言葉を待つ。
「皇后様、俺からお伝えしてもよろしいでしょうか?」
「朝日? いいわよ」
「ありがとうございます。美雪。俺達としては可能性は2つあると考えている。1つ目は薬師。そして2つ目は妃の誰かだ」
(……! やはりそうなってきますよね……)
薬師からの信頼が厚かった美雪だが、妃となる話が出てからは同僚や先輩達との間で微妙な空気感が生まれていたと朝日は語る。
「だれかと大喧嘩したとか、言い争いとかそう言うのは無かったんだがな。でもぴりぴりした空気は少なからずあったと思う」
「これに関しては私が宮女を介して理由を聞いてるわ。教えるわね」
彼女達の言い分はこう。皇帝からの寵愛を受けたせいで、仕事がおろそかになり、更には皇帝からの寵愛を奪って皇后をないがしろにしていると思ったからだった。
そう思っていた者達の中には、美雪がやってきて早々に事件を起こした朱美達も含まれていると言う。
「朱美さん達は、私の事……」
「勿論彼女達が白雪を真っ向から嫌っていたわけではない。尊敬と疑い……色んな感情が煮詰まっていたのだろう。それを君にも向けていた。と」
彼女達はもう君への印象を改めているから、心配する必要はない。と朝日は静かに言い切った。
「俺から見る限り、白雪が仕事をおろそかにしているようには見えなかった。だが、陛下から呼び出し雨受ける事はしょっちゅうあったから、そこをきっかけにおろそかにしていると思ってしまったのだろうと考えている」
「失敗をした事はまれにあったけど、それも重大なものではないと聞いているわ。では2つ目の可能性について話しましょう。私としてはこの可能性が一番大きいと踏んでいるの」
後宮はそもそもひとりの男をめぐって数多の女達が戦う場所……。そう語りだした姜皇后のどこか呆れたような視線は美雪の胸を貫く勢いで放たれる。
「妃と言う生き物は互いに蹴落とす事しか考えていないのよ。勿論林才人をはじめそうではない妃もいたのは事実」
「皇后、様」
「でもそう言った善の妃達は例えるなら真っ白な雪原の中を飛び跳ねる、赤い毛をしたウサギみたいなものなの」
(後宮と言うのはそういう場所。わかってはいたつもりでしたが、改めて現実を突きつけられた気分になります……)
そう語る姜皇后の赤い目は暗く濁ったようにも見える。輝きが失っていくような様子を見ただけで反射的にごくりと唾を飲み込んだ。
「皇后様はとても慈悲深い。妃達がいがみ合う様子をこれまで見てきたのだ」
「朝日さん、あなたは以前……」
「覚えているさ。優しすぎると君には何度か言った。そう言う所は白雪だけでなく、皇后様とも似ていらっしゃるかもしれない」
彼の小さな声は鼓膜を揺るがすほどの衝撃だった。
「これまで数多の妃が嫉妬の地獄に落ちていった……私はそもそも皆と仲良くしたいのに。でもそれが男を取り合う女達の図と言えばそうなのでしょうね」
「皇后様……」
(とってもお優しい方だ)
「皇后様、その……姉に対しては……」
勿論嫉妬なんてしないわ。と姜皇后ははっきりと言い切る。
「それに私が知っている存在だもの。悪く思っている事は何にもないわ。安心して送り出そうとしていたのに……」
(ご準備されていらしたのですね……)
姜皇后の瞳からは光がない涙が浮かんでいた。彼女の悲しみが痛みとなって美雪の胸の中心に突き刺さる。
この人がこのような悲しい表情をするなんて。そう考えた瞬間、痛みを放つ胸が更に張り裂けそうになった。
「皇后様……」
「美雪、ごめんなさいね。私とした事が、取り乱しちゃって……」
袖口で溜まった涙をぬぐおうとしていた姜皇后の両手を、気がつけば握りしめていた。彼女の冷たさが宿りつつある手は微かに震えている。
白雪が死んだ悲しみは家族ではない姜皇后に、ここまで痛みをもたらしている……それを知覚した刹那胸の奥で覚悟が全て決まった。
「いえ、気になさらないでください……!」
「美雪……?」
「姉が皇后様にも慕われていた事がわかってよかったです。ですから姉の為にも私は……姉を殺した犯人を見つけたいと思います!」
勢いと共に全て言い終えた瞬間、息は途切れ途切れになって心臓と肺が引きちぎれていきそうになるの感じる。
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