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第80話 誕生日①
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8月31日。今日は私の誕生日だ。したがって、ちらし寿司を作る。
一反木綿は去年の事をよく覚えていたようで、朝一で鮭を取りに飛んで行った。今年もいくらと鮭が食べられるのは嬉しい。
「お米炊かないと……」
自分の誕生日であるにも関わらず準備に追われる中、ぬらりひょんが居間からひょっこりと顔を出して来た。
「どしたの?」
「今日私の誕生日なの」
「へぇ。じゃあ、千恵子姉ちゃん何歳になったの?」
「22歳」
「結構年いってたんだ」
「ちょっ失礼な!」
でも、もう22歳。時の流れは早いものだ。
例の桟橋に向かうと、光さんがもう近くまで来ていた。
「千恵子誕生日おめでとう」
「いえいえ!」
「ほんとはマグロ送ろうかと思ったんだけどよ、一反木綿が鮭取って来るからいいって言われてよ。代わりにこれやる」
そう私に渡して来た自前の網に入っていたのは、タコだった。
「ありがと。茹でてすまし汁に入れるよ」
「おっほんとか。それにしても人間は料理ってのしてから食うんだな。俺達とは大違いだ」
「確かにそうだね。でも料理は楽しいよ?」
「へえ。また色々教えてくれや」
「うん!」
光さんから貰ったタコは、茹でて半分は一口大に、半分は薄く切る。
「こっちがすまし汁ようで、こっちが盛り付け用にしましょう」
「うん。了解!
ごはんが炊きあがり、寿司桶にごはんを移して冷ましながらお酢と具材を入れてかき混ぜるとちらし寿司が出来上がった。
今年は錦糸卵は無い。手に入らなかったので仕方ないとはいえ、ちょっと寂しい。
(でも、夕食にはいくらがあるから大丈夫)
待ちに待った盛り付けの時間。一反木綿はまだ帰ってきていないのでいくらは夕食になる。なのでいくらは夕食のお楽しみだ。
「一反木綿まだ帰ってきてないんだ」
ぬらりひょんはちょっと残念そうにしている。
「夕方までには戻って来ると思うよ」
「じゃあ、夜ご飯だね」
「そうなるかなぁ」
こうしてお昼のちらし寿司を頂く。タコも十分ちらし寿司とあう。すまし汁もあっさりしていて良い。
「タコも美味しいねえ」
「でしょ? ぬらりひょん」
「へへへ……」
夕食も楽しみだ。
一反木綿は去年の事をよく覚えていたようで、朝一で鮭を取りに飛んで行った。今年もいくらと鮭が食べられるのは嬉しい。
「お米炊かないと……」
自分の誕生日であるにも関わらず準備に追われる中、ぬらりひょんが居間からひょっこりと顔を出して来た。
「どしたの?」
「今日私の誕生日なの」
「へぇ。じゃあ、千恵子姉ちゃん何歳になったの?」
「22歳」
「結構年いってたんだ」
「ちょっ失礼な!」
でも、もう22歳。時の流れは早いものだ。
例の桟橋に向かうと、光さんがもう近くまで来ていた。
「千恵子誕生日おめでとう」
「いえいえ!」
「ほんとはマグロ送ろうかと思ったんだけどよ、一反木綿が鮭取って来るからいいって言われてよ。代わりにこれやる」
そう私に渡して来た自前の網に入っていたのは、タコだった。
「ありがと。茹でてすまし汁に入れるよ」
「おっほんとか。それにしても人間は料理ってのしてから食うんだな。俺達とは大違いだ」
「確かにそうだね。でも料理は楽しいよ?」
「へえ。また色々教えてくれや」
「うん!」
光さんから貰ったタコは、茹でて半分は一口大に、半分は薄く切る。
「こっちがすまし汁ようで、こっちが盛り付け用にしましょう」
「うん。了解!
ごはんが炊きあがり、寿司桶にごはんを移して冷ましながらお酢と具材を入れてかき混ぜるとちらし寿司が出来上がった。
今年は錦糸卵は無い。手に入らなかったので仕方ないとはいえ、ちょっと寂しい。
(でも、夕食にはいくらがあるから大丈夫)
待ちに待った盛り付けの時間。一反木綿はまだ帰ってきていないのでいくらは夕食になる。なのでいくらは夕食のお楽しみだ。
「一反木綿まだ帰ってきてないんだ」
ぬらりひょんはちょっと残念そうにしている。
「夕方までには戻って来ると思うよ」
「じゃあ、夜ご飯だね」
「そうなるかなぁ」
こうしてお昼のちらし寿司を頂く。タコも十分ちらし寿司とあう。すまし汁もあっさりしていて良い。
「タコも美味しいねえ」
「でしょ? ぬらりひょん」
「へへへ……」
夕食も楽しみだ。
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