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第38話 眠れないかもな ※
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「んっ……」
じれったい気分がそのまま声になって出てしまった。すぐに口を右手で抑えたが、秀介の耳は聞き逃していなかったようだ。裏付けるように手の動きがぴたりと止まる。
「咲良、今の声さ」
「あっ、その、なんか変な感じ、して……」
「じゃあ、続けるよ」
肩甲骨の下からお尻の線ぎりぎりまで手が滑らかに滑り落ちていくのを何度か繰り返した後、腰の付近をぐりぐりと円を描くように解されていく。
凝り固まった筋肉が柔らかくなっていくようで、先ほど感じたじれったい気分はどこかへと飛んでしまった。
「ああ……いいですね、そこ……」
「座ってばっかりだと凝ってしまうからな。痛くないか?」
「大丈夫です」
しかし、お尻のすぐ上付近とあってじれったさが再び芽を覗かせた。自分が受けているマッサージは至って健全なのに、どうしてそんなものを求めてしまうのかと考えてしまう。
(秀介さんに、染められたのかもしれない……)
ここで秀介の手が腰から離れ、肩甲骨から肩のあたりに移動した。
「すごい凝ってるじゃん」
「うわ、ほんとですか?」
「ストレッチとかしてる?」
「普段は……そんなにしてないですね……」
後で教えてあげようか? との誘いにぜひ。と返した直後、彼の繊細な指が肋骨付近に入り込む。
「ひゃっ」
「……いい反応」
その先には乳房がある。だが、彼の指先はその目前でぴたりと止まると、リンパが通っている箇所を指圧していった。
触れてほしい、もっと先へ……とねだってしまう気持ちと、それを抑止する気持ちが抗って、どうにもならない。
「はあ……」
「咲良……さっきから、なんか……」
(まずい。変な気持ちになっちゃってるの、バレてる)
どうにかして健全な気持ちに戻るにはどうしたらいいか。悩んだ末にちょっといいですか? と彼に声を掛ける。
「あの……もうオイルつけちゃっても、大丈夫ですよ……?」
咲良がちらっと遠慮気味に背後にいる秀介へ振り返る。この時、彼女の頬は少しだけ赤みが差し込んでいた。彼女の顔を見た秀介は動きを止める。
「なあ、それって誘ってる?」
「え?」
「余裕なさげに見えるけど?」
その瞬間、咲良の身体は秀介の手によってうつぶせから仰向けへと転がされた。
「えっ、ちょっ」
「ごめん。俺が限界になったわ。オイルマッサージまた今度で良い?」
「え、え?!」
秀介の身体が咲良の上へと覆いかぶさって来た。そして両手首をぎゅっと優しく握られると、すでに湿っていた彼の唇が咲良の唇へと当たる。
「んっ……んむっ」
唇同士が触れ合うようなキスを何度か交わしているうちに、秀介の唇が深く押し当てられる。と同時に熱くたぎった舌が隙間をこじ開けるようにして入り込んだ。
「んっ……んんっ」
秀介の舌が逃さないと言わんばかりに咲良の舌に絡みついては離さない。
こんな時は目を閉じておくのが鉄則だと勝手に思い込んでいる咲良。今、秀介の顔はどうなっているのかと妄想しつつ、彼の求めを真正面から受け止める。
「んっ……はああっ」
唇同士が離れていくと、唾液が伝って真珠のネックレスのような姿を見せる。そこにかかる秀介の息は熱さをまとい、色気が増して見えた。
「はあっ……やっぱり咲良って、エロいよな」
「ど、どこがですか……」
「全部」
それって回答になってるんですか? と余裕のなさを隠すように軽口をたたく。でも自分が好きな人から魅力的に思われているのは嬉しいものだ。
「秀介さんも、その……セクシーで色気がはんぱないです」
「そりゃあ、どうも」
「どの仕草もかっこいいので、目の保養と言いますか……」
「おいおい、今そう言うのはなしだって。我慢が効かなくなる」
首を小さく左右に振った秀介は、そのまま咲良の谷間へ顔を埋めた。彼の頬の熱さが胸全体に広がっていく。
「んっ……くすぐったい、ですっ」
「はあっ……ははっ。咲良の胸、柔らかい。癒される……」
「もう、まるで赤ちゃんみたいじゃないですか」
「なあ、吸っていい?」
咲良の返答を聞かずして、ブラジャーを器用に取り外されてむき出しの乳房が露わになる。桃色に染まった先端の果実にかぶりつくと、そのままじゅるじゅると水音を立てて吸い上げられた。
「んんっ! 秀介さんっ……!」
最初から容赦のない刺激が与えられたせいで咲良は腰を跳ね上げさせた。乳首に舌を押し付けられ、絞り出すかのように吸われていく動作は、これまで溜まっていたじれったさが爆発していくほどの威力。
我慢できずに甘い嬌声を漏らし、されるがままになる。
「はあっ、んんっ!」
「ぷはっ……咲良の、ここ、ずっと吸っていたくなるなっ……じゅっ……」
「やっ、あぁあっ」
「咲良、もう片方はっ……どう?」
秀介がかぶりついているのは左側。右側は何も与えられていない。
「うっ……それ、私に、言わせるんですかっ」
「いやなら、ここだけでもいいよ?」
しゃべりつつも吸うのをやめない秀介の煽情的な姿に、咲良の胸がどきりと弾む。そして快楽は羞恥心を飛び越えていった。
「あっ……右も、触って……くださいっ……」
「どう触られたい?」
「えっと、その……乳首をつねってほしいです……」
「っははっ。えっろい」
答えた通りに右側の果実へ彼の指が添えられると、包み込むようにしてつねられた。そこから沸き起こる甘美な快楽もまた、咲良をヨガらせていく。
「んんっ……! はあっ、ああぁっ……」
水音は次第に大きくなり、呼応するかのように下腹部への熱も上昇していく。
「はあっ、そういえば、今日は結婚式した日だからさ、初夜って事になるのかな……?」
このタイミングで思い出した秀介の言葉に、声が上ずったままそうだと返す。
「格別だな……今日は眠れないかもな……」
「んっ……ああっ……」
右側の乳首をつねっていた手が、するりと下へ伸びていく。
「ここ、濡れてる。下着越しからでも分かるくらいに」
人差し指と中指を押し当てられる。ぐっと割れ目に沈み込んでいるのを知覚すると、胎の奥がじんわりと疼いた。
「ほら」
仰向けになった咲良に秀介が2本の指を見せる。微かに糸を引いた指は、照明に照らされたているせいで普段以上に淫靡さを纏わせていた。
「や、っ……」
「咲良、咲良……」
秀介の再び覆いかぶさってくる。何度も名前を呼んで唇を塞ぐ、余裕のない彼を見るとギュッと胸の奥が締め付けられた。
(秀介さん……ドキドキが、止まらない……)
じれったい気分がそのまま声になって出てしまった。すぐに口を右手で抑えたが、秀介の耳は聞き逃していなかったようだ。裏付けるように手の動きがぴたりと止まる。
「咲良、今の声さ」
「あっ、その、なんか変な感じ、して……」
「じゃあ、続けるよ」
肩甲骨の下からお尻の線ぎりぎりまで手が滑らかに滑り落ちていくのを何度か繰り返した後、腰の付近をぐりぐりと円を描くように解されていく。
凝り固まった筋肉が柔らかくなっていくようで、先ほど感じたじれったい気分はどこかへと飛んでしまった。
「ああ……いいですね、そこ……」
「座ってばっかりだと凝ってしまうからな。痛くないか?」
「大丈夫です」
しかし、お尻のすぐ上付近とあってじれったさが再び芽を覗かせた。自分が受けているマッサージは至って健全なのに、どうしてそんなものを求めてしまうのかと考えてしまう。
(秀介さんに、染められたのかもしれない……)
ここで秀介の手が腰から離れ、肩甲骨から肩のあたりに移動した。
「すごい凝ってるじゃん」
「うわ、ほんとですか?」
「ストレッチとかしてる?」
「普段は……そんなにしてないですね……」
後で教えてあげようか? との誘いにぜひ。と返した直後、彼の繊細な指が肋骨付近に入り込む。
「ひゃっ」
「……いい反応」
その先には乳房がある。だが、彼の指先はその目前でぴたりと止まると、リンパが通っている箇所を指圧していった。
触れてほしい、もっと先へ……とねだってしまう気持ちと、それを抑止する気持ちが抗って、どうにもならない。
「はあ……」
「咲良……さっきから、なんか……」
(まずい。変な気持ちになっちゃってるの、バレてる)
どうにかして健全な気持ちに戻るにはどうしたらいいか。悩んだ末にちょっといいですか? と彼に声を掛ける。
「あの……もうオイルつけちゃっても、大丈夫ですよ……?」
咲良がちらっと遠慮気味に背後にいる秀介へ振り返る。この時、彼女の頬は少しだけ赤みが差し込んでいた。彼女の顔を見た秀介は動きを止める。
「なあ、それって誘ってる?」
「え?」
「余裕なさげに見えるけど?」
その瞬間、咲良の身体は秀介の手によってうつぶせから仰向けへと転がされた。
「えっ、ちょっ」
「ごめん。俺が限界になったわ。オイルマッサージまた今度で良い?」
「え、え?!」
秀介の身体が咲良の上へと覆いかぶさって来た。そして両手首をぎゅっと優しく握られると、すでに湿っていた彼の唇が咲良の唇へと当たる。
「んっ……んむっ」
唇同士が触れ合うようなキスを何度か交わしているうちに、秀介の唇が深く押し当てられる。と同時に熱くたぎった舌が隙間をこじ開けるようにして入り込んだ。
「んっ……んんっ」
秀介の舌が逃さないと言わんばかりに咲良の舌に絡みついては離さない。
こんな時は目を閉じておくのが鉄則だと勝手に思い込んでいる咲良。今、秀介の顔はどうなっているのかと妄想しつつ、彼の求めを真正面から受け止める。
「んっ……はああっ」
唇同士が離れていくと、唾液が伝って真珠のネックレスのような姿を見せる。そこにかかる秀介の息は熱さをまとい、色気が増して見えた。
「はあっ……やっぱり咲良って、エロいよな」
「ど、どこがですか……」
「全部」
それって回答になってるんですか? と余裕のなさを隠すように軽口をたたく。でも自分が好きな人から魅力的に思われているのは嬉しいものだ。
「秀介さんも、その……セクシーで色気がはんぱないです」
「そりゃあ、どうも」
「どの仕草もかっこいいので、目の保養と言いますか……」
「おいおい、今そう言うのはなしだって。我慢が効かなくなる」
首を小さく左右に振った秀介は、そのまま咲良の谷間へ顔を埋めた。彼の頬の熱さが胸全体に広がっていく。
「んっ……くすぐったい、ですっ」
「はあっ……ははっ。咲良の胸、柔らかい。癒される……」
「もう、まるで赤ちゃんみたいじゃないですか」
「なあ、吸っていい?」
咲良の返答を聞かずして、ブラジャーを器用に取り外されてむき出しの乳房が露わになる。桃色に染まった先端の果実にかぶりつくと、そのままじゅるじゅると水音を立てて吸い上げられた。
「んんっ! 秀介さんっ……!」
最初から容赦のない刺激が与えられたせいで咲良は腰を跳ね上げさせた。乳首に舌を押し付けられ、絞り出すかのように吸われていく動作は、これまで溜まっていたじれったさが爆発していくほどの威力。
我慢できずに甘い嬌声を漏らし、されるがままになる。
「はあっ、んんっ!」
「ぷはっ……咲良の、ここ、ずっと吸っていたくなるなっ……じゅっ……」
「やっ、あぁあっ」
「咲良、もう片方はっ……どう?」
秀介がかぶりついているのは左側。右側は何も与えられていない。
「うっ……それ、私に、言わせるんですかっ」
「いやなら、ここだけでもいいよ?」
しゃべりつつも吸うのをやめない秀介の煽情的な姿に、咲良の胸がどきりと弾む。そして快楽は羞恥心を飛び越えていった。
「あっ……右も、触って……くださいっ……」
「どう触られたい?」
「えっと、その……乳首をつねってほしいです……」
「っははっ。えっろい」
答えた通りに右側の果実へ彼の指が添えられると、包み込むようにしてつねられた。そこから沸き起こる甘美な快楽もまた、咲良をヨガらせていく。
「んんっ……! はあっ、ああぁっ……」
水音は次第に大きくなり、呼応するかのように下腹部への熱も上昇していく。
「はあっ、そういえば、今日は結婚式した日だからさ、初夜って事になるのかな……?」
このタイミングで思い出した秀介の言葉に、声が上ずったままそうだと返す。
「格別だな……今日は眠れないかもな……」
「んっ……ああっ……」
右側の乳首をつねっていた手が、するりと下へ伸びていく。
「ここ、濡れてる。下着越しからでも分かるくらいに」
人差し指と中指を押し当てられる。ぐっと割れ目に沈み込んでいるのを知覚すると、胎の奥がじんわりと疼いた。
「ほら」
仰向けになった咲良に秀介が2本の指を見せる。微かに糸を引いた指は、照明に照らされたているせいで普段以上に淫靡さを纏わせていた。
「や、っ……」
「咲良、咲良……」
秀介の再び覆いかぶさってくる。何度も名前を呼んで唇を塞ぐ、余裕のない彼を見るとギュッと胸の奥が締め付けられた。
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