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第12話 痛いんだけど! ※
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今話のように※印の話には性描写が含まれます。ご了承ください
浴槽には白い入浴剤が入れられ、さらに麻袋に入った暖色中心のポプリがぷかぷかと浮いている。ポプリの香りは思ったよりも強烈だ。
「はあ……」
脱毛は昨日したし、髪はさっきメイドさん達が高級そうなシャンプー剤とトリートメント剤を使って洗ってくれた。後は汗を流すだけ。アルグレートとエッチするのはまだ嫌な気持ちがあるけどさっさと子供作って帰りたいから我慢しないと。てか今からでも元の世界に帰りたい。
「オトネ様。そろそろお湯から上がられた方がよろしいかと」
外からメイドの小さい声が響いてきたので湯船から上がって脱衣所に向かう。身体をバスタオルで拭き用意された黒いランジェリーを身に着けた。
するとランジェリーを着た私が鏡に映っているのが視界に入る。とりあえず黒にしておいてよかった。これがド派手な赤とか紫とかだったら絶対に直視できない。
「……なんだか、自分とは思えないや」
ランジェリーの上からバスローブを着用するとメイドが魔法のかかったタオルを頭にかぶせて髪を乾かしてくれる。それが終わると両手両足の爪を綺麗に磨いてくれながら髪をブラッシングされるのだ。
ここまで丁寧にしてくれるとは。まるでお姫様だ。
「オトネ様。そろそろお時間でございます」
少し緊張した面持ちのツォルグさんが戻って来た。手入れが全て済むと潤滑油などをメイドが持ちツォルグさんが先導する形でアルグレートのいる寝室へと歩き出す。なぜだが心臓がバクバクと言っていてうるさいけど、止まりそうにない。
ツォルグさんにより、茶色い重厚感のある扉が開かれると、その奥のど真ん中に黄金色の天蓋付きベッドが鎮座していた。キングサイズよりも大きいかもしれない。
そしてベッドの左に座っているのが私と同じくバスローブを身に着けたアルグレートだった。
「アルグレート様。オトネ様を連れてまいりました」
「ご苦労。では、皆下がると良い」
メイドとツォルグさん達がお辞儀をして足早に去っていく。いつの間にか潤滑油の入った瓶が、ベッドの右脇にある小さな机にひっそりと置かれていた。
「……アルグレート」
「オトネ。君は初めてか?」
「うん、そうよ」
痛みを軽減する為にも、ここは正直に処女である事を告げた方が良いはずだ。アルグレートはこくりと首を縦に振る。
「俺も初めてだ」
でしょうね。いや、マリアとはした事ないんだ……。いや、この事は言っちゃだめだな。
「さっきはすまなかった。あのような所を見せてしまって申し訳ない」
「マリア様との事ですか?」
ちゃんと眉を下げて反省の態度を示してくれてはいる。でも正直どこまで理解できているのか? と怪しがる自分もいた。
「ツォルグから気を付けるようにと言われたのでな。だからすまなかった」
「私こそ、気を付けます」
初夜という事もあってアルグレートをこれ以上責める気持ちにもなれない。
するとアルグレートは私を抱きしめた。明らかに力がこもりすぎていてガチガチになった感じ。不慣れな様子が見て取れる。そしてそのまま彼は私の身体を押し倒した。
「はあ――っ……」
彼の顔は赤く染まっている。そんなに欲と色気のある表情も出来たのかと関心してしまうほどだ。
「おい、触るぞ」
「は、はい」
う~んこの有無を言わさず的な空気。ここは私がバスローブを脱いだほうが良いよね。自ら脱いでランジェリー姿になると、アルグレートはごくりと唾を飲み込んだ。
「似合ってるな」
「そう?」
「うん……」
なんだこの気まずいやり取りは……。私はアルグレートに潤滑油を渡すと、彼はそれを500円玉くらいの量を手にとる。
「……脱ぐから」
正直童貞のアルグレートは当てにはならない。なので自分からもある程度アプローチしないと。パンツを脱ぐと彼は私の割れ目に潤滑油を塗りたくる。
「ひっ」
潤滑油が思ったより冷たくて、思わず変な声が溢れてしまった。それにしてもここまで雰囲気が事務的っぽくてなんらムードも無い。お互いに初めてだから仕方ない気もするけど……。
「指、いれるぞ」
「どうぞ」
すると固く閉ざされた割れ目へアルグレートのゴツゴツした指2本がめりめりと膜を突き破ってきた。
痛い! すんごい痛いんだけど! しかもヒリヒリするし……!
浴槽には白い入浴剤が入れられ、さらに麻袋に入った暖色中心のポプリがぷかぷかと浮いている。ポプリの香りは思ったよりも強烈だ。
「はあ……」
脱毛は昨日したし、髪はさっきメイドさん達が高級そうなシャンプー剤とトリートメント剤を使って洗ってくれた。後は汗を流すだけ。アルグレートとエッチするのはまだ嫌な気持ちがあるけどさっさと子供作って帰りたいから我慢しないと。てか今からでも元の世界に帰りたい。
「オトネ様。そろそろお湯から上がられた方がよろしいかと」
外からメイドの小さい声が響いてきたので湯船から上がって脱衣所に向かう。身体をバスタオルで拭き用意された黒いランジェリーを身に着けた。
するとランジェリーを着た私が鏡に映っているのが視界に入る。とりあえず黒にしておいてよかった。これがド派手な赤とか紫とかだったら絶対に直視できない。
「……なんだか、自分とは思えないや」
ランジェリーの上からバスローブを着用するとメイドが魔法のかかったタオルを頭にかぶせて髪を乾かしてくれる。それが終わると両手両足の爪を綺麗に磨いてくれながら髪をブラッシングされるのだ。
ここまで丁寧にしてくれるとは。まるでお姫様だ。
「オトネ様。そろそろお時間でございます」
少し緊張した面持ちのツォルグさんが戻って来た。手入れが全て済むと潤滑油などをメイドが持ちツォルグさんが先導する形でアルグレートのいる寝室へと歩き出す。なぜだが心臓がバクバクと言っていてうるさいけど、止まりそうにない。
ツォルグさんにより、茶色い重厚感のある扉が開かれると、その奥のど真ん中に黄金色の天蓋付きベッドが鎮座していた。キングサイズよりも大きいかもしれない。
そしてベッドの左に座っているのが私と同じくバスローブを身に着けたアルグレートだった。
「アルグレート様。オトネ様を連れてまいりました」
「ご苦労。では、皆下がると良い」
メイドとツォルグさん達がお辞儀をして足早に去っていく。いつの間にか潤滑油の入った瓶が、ベッドの右脇にある小さな机にひっそりと置かれていた。
「……アルグレート」
「オトネ。君は初めてか?」
「うん、そうよ」
痛みを軽減する為にも、ここは正直に処女である事を告げた方が良いはずだ。アルグレートはこくりと首を縦に振る。
「俺も初めてだ」
でしょうね。いや、マリアとはした事ないんだ……。いや、この事は言っちゃだめだな。
「さっきはすまなかった。あのような所を見せてしまって申し訳ない」
「マリア様との事ですか?」
ちゃんと眉を下げて反省の態度を示してくれてはいる。でも正直どこまで理解できているのか? と怪しがる自分もいた。
「ツォルグから気を付けるようにと言われたのでな。だからすまなかった」
「私こそ、気を付けます」
初夜という事もあってアルグレートをこれ以上責める気持ちにもなれない。
するとアルグレートは私を抱きしめた。明らかに力がこもりすぎていてガチガチになった感じ。不慣れな様子が見て取れる。そしてそのまま彼は私の身体を押し倒した。
「はあ――っ……」
彼の顔は赤く染まっている。そんなに欲と色気のある表情も出来たのかと関心してしまうほどだ。
「おい、触るぞ」
「は、はい」
う~んこの有無を言わさず的な空気。ここは私がバスローブを脱いだほうが良いよね。自ら脱いでランジェリー姿になると、アルグレートはごくりと唾を飲み込んだ。
「似合ってるな」
「そう?」
「うん……」
なんだこの気まずいやり取りは……。私はアルグレートに潤滑油を渡すと、彼はそれを500円玉くらいの量を手にとる。
「……脱ぐから」
正直童貞のアルグレートは当てにはならない。なので自分からもある程度アプローチしないと。パンツを脱ぐと彼は私の割れ目に潤滑油を塗りたくる。
「ひっ」
潤滑油が思ったより冷たくて、思わず変な声が溢れてしまった。それにしてもここまで雰囲気が事務的っぽくてなんらムードも無い。お互いに初めてだから仕方ない気もするけど……。
「指、いれるぞ」
「どうぞ」
すると固く閉ざされた割れ目へアルグレートのゴツゴツした指2本がめりめりと膜を突き破ってきた。
痛い! すんごい痛いんだけど! しかもヒリヒリするし……!
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