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第13話 雑なうえに放置されたんだけど
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「ぐっ……!」
痛い。痛い。マジで痛い。もしかしたら私のアソコのサイズ小さい方だったりする? って思ってしまうくらいに痛いし、潤滑油が仕事していない。
そうこうしている間にもアルグレートは肉壺に入れる指を増やしてきている。結構雑だな?!
「血が出てきているが、このまま進めた方が良いのか……」
よくねえよ! ってか血が出るのはそりゃあそうだろうよ! 初めてという事はそういうもんなんだから!
私は思わず叫びそうになったが、彼の自尊心を傷つけるのはよくないという感情がブレーキとなる。
「いっ……痛いっ……痛いっ!」
でも痛い者は痛い。そして相手は童貞なので知識やブレーキが無いのは仕方ない。それにしてもなんだかこの雑に事を進めていくのと興味なさげな態度にはイライラしてしまう。
「……失礼いたします。オトネ様のお声がしたので、つい……」
このタイミングで中年くらいの獅子人の女性医者が心配そうに部屋にやって来た。
この世界にも女医さんはいるのね。
「オトネ様。……血を止めます。そして強力な潤滑油をご用意しましたのでお使いください」
「お願いします」
塗り薬で血を止めてもらうと、獅子人の女医さんはパタパタとその場を後にした。極力邪魔しないようにという配慮だろう。
「また、指を入れて慣らしたらいいのか?」
「うん」
返事をすると、女医さんが持って来た潤滑油が秘所に塗られ、ごりごりと中指と人差し指が肉壺の割れ目を縫って侵入してくる。痛みはましにはなったけどまだ残っていた。
「んっ」
これ以上痛がるのはやめておかないと。早く終わらして子供作ってこの世界とおさらばするんだ。
「入れるぞ……」
アルグレートの顔はまた紅潮している。我慢できません! とでも思いっきり顔に書いてあるかのような具合である。
痛みも引いたしもう大丈夫そうかなと考えていたら、アルグレートはバスローブを脱いでばさっと床の下へと投げ捨てたのと同時に凶悪な棒があらわになる。
「え」
デカい。デカすぎる。横にも縦にもデカすぎるし、真っ赤な色かつ血管があちこち浮き出ていてギンギンにそそり立っているのが余計に恐怖心を煽って来る。
「……大きすぎない?」
そういえばメイドが言っていたな。竜人は巨根だって。
――竜人の男根は亜人の中でも巨根だと知られております。そして性欲は無尽蔵で絶倫無双とも。
メイドのこの言葉が今、脳内でエコーがかって響いている。そしてさっきまで入っていたアルグレートの指は大きいけど、それが細い枯れ枝のように見えるくらいの大きさ。こんなサイズありえない。
「そうか? 大きいなんて初めて言われたから……」
じゃあ、竜人の中ではこの凶悪なサイズが平均って事?! いやいやいやどんだけデカいのよ……。
「とりあえず、入れるぞ」
そんな軽いノリで入れちゃっていいの?! とはいえ彼の顔を見るにこれ以上我慢させるのはかわいそうだと考えていたら、ぐぐぐっと先端が私の割れ目をこじ開けて来る。が、ここで痛みが再発する。しかも指を入れられていた時とは比べ物にならない痛みだ。
「~っ!」
思わず声が漏れ出てしまう。それでもぱんぱんにはちきれそうなほど膨張しているそれは、めりめりと音を立てながら肉壺の奥深くを目指して侵入してくるのだ。
だめだめ、やっぱ無理だって! これ以上入る気がしない!
「っ痛いっ! 痛い痛いっ! ま、待って待って!」
「待たない」
痛みと音が、それを無理やり強引にねじ込んでいっているのが理解できる。ちょ、それ以上は無理っ……!
「いやいや、無理だってっ……!」
我慢できずに痛みを声に出してしまう。声に出した事でちょっとは楽になった気はするが、アルグレートの紅潮した顔は途端にすっ……と冷静さを取り戻していった。
「やっぱ、やめる」
「え」
「失礼する」
アルグレートは私から離れると、床の下に置いてあったバスローブを拾い、着用する。
「ま、待って! さっきはごめん……!」
「……興が冷めた」
そしてそのまま彼はこの部屋から姿を消していったのである。もちろん、ここにいるのは私だけ。
「……嘘でしょ? ここまでしておいて放置?」
痛い。痛い。マジで痛い。もしかしたら私のアソコのサイズ小さい方だったりする? って思ってしまうくらいに痛いし、潤滑油が仕事していない。
そうこうしている間にもアルグレートは肉壺に入れる指を増やしてきている。結構雑だな?!
「血が出てきているが、このまま進めた方が良いのか……」
よくねえよ! ってか血が出るのはそりゃあそうだろうよ! 初めてという事はそういうもんなんだから!
私は思わず叫びそうになったが、彼の自尊心を傷つけるのはよくないという感情がブレーキとなる。
「いっ……痛いっ……痛いっ!」
でも痛い者は痛い。そして相手は童貞なので知識やブレーキが無いのは仕方ない。それにしてもなんだかこの雑に事を進めていくのと興味なさげな態度にはイライラしてしまう。
「……失礼いたします。オトネ様のお声がしたので、つい……」
このタイミングで中年くらいの獅子人の女性医者が心配そうに部屋にやって来た。
この世界にも女医さんはいるのね。
「オトネ様。……血を止めます。そして強力な潤滑油をご用意しましたのでお使いください」
「お願いします」
塗り薬で血を止めてもらうと、獅子人の女医さんはパタパタとその場を後にした。極力邪魔しないようにという配慮だろう。
「また、指を入れて慣らしたらいいのか?」
「うん」
返事をすると、女医さんが持って来た潤滑油が秘所に塗られ、ごりごりと中指と人差し指が肉壺の割れ目を縫って侵入してくる。痛みはましにはなったけどまだ残っていた。
「んっ」
これ以上痛がるのはやめておかないと。早く終わらして子供作ってこの世界とおさらばするんだ。
「入れるぞ……」
アルグレートの顔はまた紅潮している。我慢できません! とでも思いっきり顔に書いてあるかのような具合である。
痛みも引いたしもう大丈夫そうかなと考えていたら、アルグレートはバスローブを脱いでばさっと床の下へと投げ捨てたのと同時に凶悪な棒があらわになる。
「え」
デカい。デカすぎる。横にも縦にもデカすぎるし、真っ赤な色かつ血管があちこち浮き出ていてギンギンにそそり立っているのが余計に恐怖心を煽って来る。
「……大きすぎない?」
そういえばメイドが言っていたな。竜人は巨根だって。
――竜人の男根は亜人の中でも巨根だと知られております。そして性欲は無尽蔵で絶倫無双とも。
メイドのこの言葉が今、脳内でエコーがかって響いている。そしてさっきまで入っていたアルグレートの指は大きいけど、それが細い枯れ枝のように見えるくらいの大きさ。こんなサイズありえない。
「そうか? 大きいなんて初めて言われたから……」
じゃあ、竜人の中ではこの凶悪なサイズが平均って事?! いやいやいやどんだけデカいのよ……。
「とりあえず、入れるぞ」
そんな軽いノリで入れちゃっていいの?! とはいえ彼の顔を見るにこれ以上我慢させるのはかわいそうだと考えていたら、ぐぐぐっと先端が私の割れ目をこじ開けて来る。が、ここで痛みが再発する。しかも指を入れられていた時とは比べ物にならない痛みだ。
「~っ!」
思わず声が漏れ出てしまう。それでもぱんぱんにはちきれそうなほど膨張しているそれは、めりめりと音を立てながら肉壺の奥深くを目指して侵入してくるのだ。
だめだめ、やっぱ無理だって! これ以上入る気がしない!
「っ痛いっ! 痛い痛いっ! ま、待って待って!」
「待たない」
痛みと音が、それを無理やり強引にねじ込んでいっているのが理解できる。ちょ、それ以上は無理っ……!
「いやいや、無理だってっ……!」
我慢できずに痛みを声に出してしまう。声に出した事でちょっとは楽になった気はするが、アルグレートの紅潮した顔は途端にすっ……と冷静さを取り戻していった。
「やっぱ、やめる」
「え」
「失礼する」
アルグレートは私から離れると、床の下に置いてあったバスローブを拾い、着用する。
「ま、待って! さっきはごめん……!」
「……興が冷めた」
そしてそのまま彼はこの部屋から姿を消していったのである。もちろん、ここにいるのは私だけ。
「……嘘でしょ? ここまでしておいて放置?」
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