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第18話 工場へとつながる扉と宿泊
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エドワード様を侯爵家の3人が急いで追う。私もルネ達と共にこそこそとだが彼の後を追った。
「エドワード様! お待ちください!」
と、カルナータカ夫人がやや焦りを感じさせる声音で叫んだ時点ですでにエドワード様は地下の階段を降り終えた所だった。
「ふむ、確かに部屋がたくさんあるようだな」
「お、お待ちください! ここはメイド達のプライバシーにも関わりますので……!」
プライバシーなどとカルナータカ夫人は言っているがそれは建前で本音は魔法薬を作る工場を見せたくない、見られたくないというのが本音なのはすぐに気が付いた。
「夫人は工場見られたくないのよ」
「でしょうね、ルネ」
気が付いたのはルネも同じだった。だが、私達は遠くから見つめるよりほかない。
「申し訳ありませんが、どうぞ1階にお戻りくださいませ。お食事もご用意いたしておりますので……」
「何か見られたくないものでもあるのか?」
「エドワード様。ここはメイドの暮らす部屋ですわ。汚くてとてもじゃないけど見せられませんわよ」
「レゼッタ嬢は汚い物が嫌いで?」
「ええ、当り前ですわ? それが?」
「私とは気が合わないようだ。私は汚くても興味が湧いたものには確かめたくなる性根があってな」
つかつかとエドワード様は地下の廊下を歩いていく。そしてひときわ大きな扉……工場へと繋がる扉の前で足を止めた。
「随分と広い部屋だな。メイド達の浴室か大部屋か、それとも倉庫か?」
一瞬だけカルナータカ夫人と侯爵の顔が引きつったように見えたがレゼッタはいつも通り高圧的な笑顔のままだ。
「ああ、そこは倉庫ですわ。私の魔法薬を作る為の空き瓶などを入れています」
「そうなのか? レゼッタ嬢」
「ええ、そうですが何か? 薬を作るならそれを入れる容器が必要でしょう?」
「……確かにレゼッタ嬢の言うとおりだな」
レゼッタにしてはここまでうまく言い訳するとは……。あっけにとられているとエドワード様は来た道を引き返して1階へと戻っていった。それに侯爵家の3人や私達も慌てて後を追う。
「すまなかった。なら薬はレゼッタ嬢の部屋で作っているんだな?」
「はい、そうですわエドワード様」
「そうか。魔法薬を作っている場面を出来れば見たかったが……」
「それはまた今度にしましょう。お腹がぺこぺこですわ。早く昼食にしましょう」
「そうだな……」
完全に主導権はレゼッタの方へと移っている気がする。レゼッタが手綱を完全に握っているのか、それともエドワード様が何かを考えての事なのかは判断できないが。
結局にやにやと悪辣ささえ漂う笑顔を見せるレゼッタに言い寄られる形で3人とエドワード様は食堂へと向かいランチの時間が始まったのだった。私達メイドは食堂の外の廊下で立って待機する。すると扉が開いてエドワード様が廊下に現れた。
「侯爵、メイドも何人か同席してほしいのだが、良いか?」
「ああ、ぜひ。良いだろう?」
「ええ、あなたがそう言うならいいですけど……レゼッタも良いかしら?」
「ああ、お父様お母様。私は別に構わないわよ。ただ立っておくだけでしょ?」
「じゃあ、君ら入ってくれ」
エドワード様に促される形で私とルネ、他何名かのメイドも食堂の中に入り、レゼッタらの後ろで並んで待機する事になった。
「ではこちらランチの前菜となります。季節の野菜をふんだんに使用したサラダと白身魚のソテーとなります」
コックが机の上に置かれた前菜について簡単に説明した。エドワード様はうんうん。と興味ありげに頷いていたがレゼッタは早速不満げな表情を浮かべた。
「魚、これ臭くないでしょうね? いっつも骨多いし生臭いんだから」
「き、今日はいつも以上に臭みを取るべく丹念に洗いました。骨も全て除去し更にハーブも使用しております」
「なるほど。侯爵、ここの領地はこういう白身魚や野菜がよく採れると聞いたがまことか?」
「はい、エドワード様。どちらもよく採れます」
「そうか。なら頂くとしよう。見ただけで美味しそうだ」
エドワード様は頂きます。と小声で挨拶をしながら美味しそうに白身魚を頂く。
「ん、美味しい。柔らかくてソースも効いていて食べやすいな」
「そうですか。それは良かったです」
「ああ、侯爵。とても美味しいぞ」
レゼッタは眉をひそめながらも白身魚を口にする。そして何度か首を横に傾かせている。
(ああ、レゼッタお嬢様からすれば魚はきっとまずいんだろうな。だけどエドワード様は美味しいと喜んでいるからおかしい。ってなっていると……)
カルナータカ夫人も首をやや何度かひねる様子を見せていた。エドワード様は前菜をぺろりと平らげてメインディッシュの鳥肉のローストも満面の笑みを浮かべながら食べたのだった。しかもパンはおかわりもしていた。
「ああ、とても美味しかった。ごちそうさまでした」
彼の見ていて気持ちが良くなるくらいの食べっぷりはレゼッタとカルナータカ夫人からすれば予想外の事だったのか、彼女達はぽかんとした表情をしばらく浮かべていたのだった。
その後。エドワード様は父親に連れられて領地内をあちこち見て回る事となった。
「ああ、侯爵。ぜひ同行したい。それとよければ薬草なんかも見たい。薬師はいるか?」
カルナータカ夫人とレゼッタは薬師はこの屋敷にはいない。と言ったが私は無意識に手を挙げていた。
「私がそうです」
「ああ、では同行を願おう。マルガリータ」
「ええ、よろしくお願いします。もしよろしければもう2人くらい構いませんか?」
私がルネと後輩の同行も願い出た所、エドワード様は快諾してくれた。こうして彼らと領地内を見て回る事が決まる。なお、帰ってきてからはエドワード様が屋敷で宿泊する事も併せて決定した。
「では、行こう。よろしく頼むよマルガリータ」
「は、はい……」
なんだか後ろから殺意めいた視線を感じるのは気のせいではないかもしれない。大方レゼッタかカルナータカ夫人のどちらかか両方だろう。
私は従者専用の馬車にルネと共に乗り込んだ。
「マルガリータ、誘ってくれてありがとう……!」
「いや、ルネ。あなたもいないと心細かったから……」
「あーー、まあ緊張するものね。てか夫人とレゼッタ様の目見た?」
(ああ、言わなくても理解できる……)
「見てないわ。何かあったの?」
「私達をじろじろと睨んでたわ。なんだかこのまま遠くへ行きたい気分になったというか……」
「ああ、わかるわよその気持ち。帰ったら折檻されそうっていうあの感じよね?」
「そう! それ!」
後輩はガタガタと震えだしている。私も罰を受けなければならないのか。と半泣き状態になるが私とルネが大丈夫だと安心させた。
(罰を受けるのは私だけだろう。どう考えても)
馬車が止まった先には農場が広がっていた。私達は馬車から降り、エドワード様と共にカルナータカ侯爵の説明を受けた。
「ここは我が侯爵家直属の農地となります」
「広大ですね」
「ありがとうございます」
その後も農地や薬草が植わっている山の方まで足を伸ばした。気がつけば日が落ちようとしている。そこまで時間が経過していたのか。
「ありがとう。では屋敷に戻ろうか」
「はい。エドワード様のお部屋ですが東館のゲストルームになりますがよろしいですか?」
「ああ、侯爵。そこで構わない」
馬車で屋敷に戻る頃にはすっかり日が落ち、辺りは真っ暗になっていた。レゼッタがお腹をすかせていたようですぐさまディナーの準備に取り掛かる。
私がルネ達と共にテーブルセッティングを行っているとカルナータカ夫人が険しい顔つきでこちらへと歩み寄る。
「エドワード様! お待ちください!」
と、カルナータカ夫人がやや焦りを感じさせる声音で叫んだ時点ですでにエドワード様は地下の階段を降り終えた所だった。
「ふむ、確かに部屋がたくさんあるようだな」
「お、お待ちください! ここはメイド達のプライバシーにも関わりますので……!」
プライバシーなどとカルナータカ夫人は言っているがそれは建前で本音は魔法薬を作る工場を見せたくない、見られたくないというのが本音なのはすぐに気が付いた。
「夫人は工場見られたくないのよ」
「でしょうね、ルネ」
気が付いたのはルネも同じだった。だが、私達は遠くから見つめるよりほかない。
「申し訳ありませんが、どうぞ1階にお戻りくださいませ。お食事もご用意いたしておりますので……」
「何か見られたくないものでもあるのか?」
「エドワード様。ここはメイドの暮らす部屋ですわ。汚くてとてもじゃないけど見せられませんわよ」
「レゼッタ嬢は汚い物が嫌いで?」
「ええ、当り前ですわ? それが?」
「私とは気が合わないようだ。私は汚くても興味が湧いたものには確かめたくなる性根があってな」
つかつかとエドワード様は地下の廊下を歩いていく。そしてひときわ大きな扉……工場へと繋がる扉の前で足を止めた。
「随分と広い部屋だな。メイド達の浴室か大部屋か、それとも倉庫か?」
一瞬だけカルナータカ夫人と侯爵の顔が引きつったように見えたがレゼッタはいつも通り高圧的な笑顔のままだ。
「ああ、そこは倉庫ですわ。私の魔法薬を作る為の空き瓶などを入れています」
「そうなのか? レゼッタ嬢」
「ええ、そうですが何か? 薬を作るならそれを入れる容器が必要でしょう?」
「……確かにレゼッタ嬢の言うとおりだな」
レゼッタにしてはここまでうまく言い訳するとは……。あっけにとられているとエドワード様は来た道を引き返して1階へと戻っていった。それに侯爵家の3人や私達も慌てて後を追う。
「すまなかった。なら薬はレゼッタ嬢の部屋で作っているんだな?」
「はい、そうですわエドワード様」
「そうか。魔法薬を作っている場面を出来れば見たかったが……」
「それはまた今度にしましょう。お腹がぺこぺこですわ。早く昼食にしましょう」
「そうだな……」
完全に主導権はレゼッタの方へと移っている気がする。レゼッタが手綱を完全に握っているのか、それともエドワード様が何かを考えての事なのかは判断できないが。
結局にやにやと悪辣ささえ漂う笑顔を見せるレゼッタに言い寄られる形で3人とエドワード様は食堂へと向かいランチの時間が始まったのだった。私達メイドは食堂の外の廊下で立って待機する。すると扉が開いてエドワード様が廊下に現れた。
「侯爵、メイドも何人か同席してほしいのだが、良いか?」
「ああ、ぜひ。良いだろう?」
「ええ、あなたがそう言うならいいですけど……レゼッタも良いかしら?」
「ああ、お父様お母様。私は別に構わないわよ。ただ立っておくだけでしょ?」
「じゃあ、君ら入ってくれ」
エドワード様に促される形で私とルネ、他何名かのメイドも食堂の中に入り、レゼッタらの後ろで並んで待機する事になった。
「ではこちらランチの前菜となります。季節の野菜をふんだんに使用したサラダと白身魚のソテーとなります」
コックが机の上に置かれた前菜について簡単に説明した。エドワード様はうんうん。と興味ありげに頷いていたがレゼッタは早速不満げな表情を浮かべた。
「魚、これ臭くないでしょうね? いっつも骨多いし生臭いんだから」
「き、今日はいつも以上に臭みを取るべく丹念に洗いました。骨も全て除去し更にハーブも使用しております」
「なるほど。侯爵、ここの領地はこういう白身魚や野菜がよく採れると聞いたがまことか?」
「はい、エドワード様。どちらもよく採れます」
「そうか。なら頂くとしよう。見ただけで美味しそうだ」
エドワード様は頂きます。と小声で挨拶をしながら美味しそうに白身魚を頂く。
「ん、美味しい。柔らかくてソースも効いていて食べやすいな」
「そうですか。それは良かったです」
「ああ、侯爵。とても美味しいぞ」
レゼッタは眉をひそめながらも白身魚を口にする。そして何度か首を横に傾かせている。
(ああ、レゼッタお嬢様からすれば魚はきっとまずいんだろうな。だけどエドワード様は美味しいと喜んでいるからおかしい。ってなっていると……)
カルナータカ夫人も首をやや何度かひねる様子を見せていた。エドワード様は前菜をぺろりと平らげてメインディッシュの鳥肉のローストも満面の笑みを浮かべながら食べたのだった。しかもパンはおかわりもしていた。
「ああ、とても美味しかった。ごちそうさまでした」
彼の見ていて気持ちが良くなるくらいの食べっぷりはレゼッタとカルナータカ夫人からすれば予想外の事だったのか、彼女達はぽかんとした表情をしばらく浮かべていたのだった。
その後。エドワード様は父親に連れられて領地内をあちこち見て回る事となった。
「ああ、侯爵。ぜひ同行したい。それとよければ薬草なんかも見たい。薬師はいるか?」
カルナータカ夫人とレゼッタは薬師はこの屋敷にはいない。と言ったが私は無意識に手を挙げていた。
「私がそうです」
「ああ、では同行を願おう。マルガリータ」
「ええ、よろしくお願いします。もしよろしければもう2人くらい構いませんか?」
私がルネと後輩の同行も願い出た所、エドワード様は快諾してくれた。こうして彼らと領地内を見て回る事が決まる。なお、帰ってきてからはエドワード様が屋敷で宿泊する事も併せて決定した。
「では、行こう。よろしく頼むよマルガリータ」
「は、はい……」
なんだか後ろから殺意めいた視線を感じるのは気のせいではないかもしれない。大方レゼッタかカルナータカ夫人のどちらかか両方だろう。
私は従者専用の馬車にルネと共に乗り込んだ。
「マルガリータ、誘ってくれてありがとう……!」
「いや、ルネ。あなたもいないと心細かったから……」
「あーー、まあ緊張するものね。てか夫人とレゼッタ様の目見た?」
(ああ、言わなくても理解できる……)
「見てないわ。何かあったの?」
「私達をじろじろと睨んでたわ。なんだかこのまま遠くへ行きたい気分になったというか……」
「ああ、わかるわよその気持ち。帰ったら折檻されそうっていうあの感じよね?」
「そう! それ!」
後輩はガタガタと震えだしている。私も罰を受けなければならないのか。と半泣き状態になるが私とルネが大丈夫だと安心させた。
(罰を受けるのは私だけだろう。どう考えても)
馬車が止まった先には農場が広がっていた。私達は馬車から降り、エドワード様と共にカルナータカ侯爵の説明を受けた。
「ここは我が侯爵家直属の農地となります」
「広大ですね」
「ありがとうございます」
その後も農地や薬草が植わっている山の方まで足を伸ばした。気がつけば日が落ちようとしている。そこまで時間が経過していたのか。
「ありがとう。では屋敷に戻ろうか」
「はい。エドワード様のお部屋ですが東館のゲストルームになりますがよろしいですか?」
「ああ、侯爵。そこで構わない」
馬車で屋敷に戻る頃にはすっかり日が落ち、辺りは真っ暗になっていた。レゼッタがお腹をすかせていたようですぐさまディナーの準備に取り掛かる。
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