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第9話「彼岸華村、鬼伝説」
拾伍:夕刻の鬼
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〈午後四時 彼岸華村小中学校〉陽斗
「ここを押すと、写真が撮れるんだよ」
「すごーい! みんなで撮ろう!」
モモにせがまれ、陽斗達は彼女の周りに集まり、写真を撮る。
「はい、チーズ」
「チーズ?」
「何それ?」
聞き慣れない単語に、三人はポカンとした顔で陽斗を見る。
陽斗は「えっとね……」とチーズの説明を考えているうちに、シャッターボタンを押してしまい、「パシャッ」とスマホで写真を撮影してしまった。
「あー、失敗失敗。もう一回撮ろうか」
「すまほのカメラはすごいな……そんな簡単に撮り直しができるのか」
「それに、とっても小さいわ。昔写真屋さんに撮ってもらった時のカメラはもっと大きかった気がする」
「外ってすごいねぇ」
真紅達はスマホもケータイも知らなかった。それどころか、家に電話すらなかった。
陽斗は今まで全く気づいていなかったが、この彼岸華村は大正から昭和初期あたりで時代が止まっている。校舎や服装だけでなく、電気がない、車がない、テレビがない、と無いもの尽くしだった。
そこで陽斗がスマホを見せ、機能を説明したところ、「すごい!」とまるで魔法を目の当たりにしたかのように驚いていた。
「いいなー、すまほ! 私も持ってたら、お父さんとお母さんといつでもお喋り出来るのに!」
「そうだな。次帰ってきたら、頼んでみるか」
真紅もスマホの便利さに感動し、釘づけになっていた。と同時に、月音と顔を合わせ、不安そうな表情を浮かべていた。
「二人とも、どうかしたの?」
「いや別に……」
「ただ、何で父さんも母さんもすまほのことを教えてくれなかったのかなって。外に行ってたら、絶対目にしてるはずなのに」
特に月音は両親の存在そのものを疑っているせいか、いっそう訝しんでいた。
ふと、月音は壁にかかっている時計を見て、「紺太郎と鬼怒川先生、長くない?」と真紅に言った。生徒指導室に移動してからかれこれ三時間ほど経っているが、二人はまだ戻ってきていなかった。話し声も聞こえてこない。
「もう下校する時間なのに、いつまで生徒指導室にいるつもりかしら」
「……嫌な予感がするな。ちょっと様子を見に行って来る」
するとモモがモジモジしながら、月音の袖を引っ張った。
「月音ちゃん……おトイレ」
「うん、一緒に行こっか。真紅、陽斗君をお願いね」
月音は薙刀を手に、モモと共に教室を出て行く。
「お願いって……」
真紅は拘束されている陽斗を見下ろし、眉をひそめる。陽斗を置いて生徒指導室の様子を見に行くか、月音とモモが戻ってくるまで教室で待機するか、悩んでいるようだった。
(い……今のうちに僕をどうこうする気なんじゃぁ……)
そうとは知らない陽斗は、じっと見下ろしてくる真紅に、怯える。
やがて真紅は陽斗の拘束を解き、椅子から立ち上がらせた。
「お前も来い。俺がいない間に誰かに襲われたら、月音に叱られる」
「あ、ありがとう……」
(真紅君、やっぱり優しいなぁ)
「……その代わり俺から少しでも離れたら、気絶させて簀巻きにするからな」
「ひっ?! き、気をつけるよ!」
(前言撤回! やっぱり怖い、この人!)
陽斗は真紅の背中にピッタリと貼りつき、後をついていった。
・
窓から差し込んだ夕日が、不気味に廊下を照らしている。薄暗い無人の教室から、今にも何かが飛び出して来そうだった。
幸い、異形は何も見えなかったが、"見える"ことが日常だった陽斗にとっては、その光景がかえって違和感があるようにしか見えなかった。
「怖いよぉ……廊下がミシミシ言うよぉ……真紅君、生徒指導室まだぁ?」
「うるさいな。もうすぐだ」
生徒指導室は二階にある。陽斗と真紅はゆっくりとした足取りで階段を上り、二階の廊下へと出た。そこには先客がいた。
「あれ? あの人、鬼怒川先生じゃない?」
二階の廊下の突き当たりに、鬼怒川が立っていた。こちらに背を向け、壁をジッと見つめている。紺太郎は一緒ではなく、彼女一人だった。
「おーい! 鬼怒川先生ー!」
陽斗は鬼怒川の元へ駆け寄ろうと足を踏み出す。しかしすぐに真紅に襟首を捕まれ、「ぐぇっ」と潰れたカエルのような声を上げた。
「待て。何か様子がおかしい」
「ぐぇ?」
真紅は陽斗を背後へ放り、日本刀を構える。
その時、鬼怒川が陽斗の声に気づき、ゆっくりと振り返った。彼女の瞳はオレンジ色へと変わり、額には同じオレンジ色の短いツノが生えていた。顔色は異常に青白く、死人のようだった。
「助けて……誰か……」
鬼怒川は陽斗と真紅に手を伸ばし、か細い声で助けを求める。爪が長く伸び、指ごとオレンジ色に染まっていた。
鬼怒川の首や手首にはアザのような手の痕がハッキリと残っており、痛ましかった。
「鬼怒川先生!」
「おい待て!」
陽斗は居ても立っても居られず、走り出す。真紅も陽斗を捕まえるため、後を追う。
だが、二人の体は日向に入った瞬間、動かなくなった。走っている途中の、どう考えてもバランスの取りようがない体勢で固まってしまっていた。
(う、動けない!)
(一体どうなっているんだ?!)
口も動かせず、助けを呼べない。
そのうち鬼怒川が手を伸ばしたまま、廊下を滑るように音もなく近づいてきた。
まもなく陽斗の元へたどり着くと、伸ばした手で彼の首をつかみ、力一杯握りしめた。
(あッ、がッ……!)
(鬼怒川先生、やめろ!)
「助けて……私の生徒が殺されているの……誰か、助けて……」
鬼怒川はうわ言のように囁く。自分が今何をしようとしているのか、理解していない様子だった。
(助けて欲しいのは僕の方だよ! 誰か! 誰でもいいから助けて! 五代さん、仕事してー!)
陽斗は薄れゆく意識の中、懸命に五代に呼びかける。その声が五代に届くことはなかった。
「ぜぇいッ!」
次の瞬間、鬼怒川の背後にある教室のドアが開き、紺太郎が飛び出した。
紺太郎は持っていた大剣を振りかぶり、鬼怒川の首を斬る。
死の間際、鬼怒川は紺太郎にも手を伸ばしたが、紺太郎は陽斗達のように固まらなかった。
「助けて……誰か……。殺される……」
鬼怒川はその場に倒れ、事切れる。
陽斗と真紅も体の硬直が治り、その場に倒れた。
「紺太郎……助かった」
「いいってことよ。これに懲りたら、そいつをさっさと処刑しようぜ」
紺太郎は教室からブルーシートを持って来ると、手早く鬼怒川の遺体を包んだ。
「……それは出来ない。モモが悲しむ」
「あっそ」
紺太郎は鬼怒川の遺体を担ぎ、去って行こうとする。
真紅は「待て」と紺太郎を止めた。
「お前はどうして動けたんだ? 俺達は鬼怒川先生に手を向けられた瞬間、動けなくなったのに」
「日陰にいたからさ」
紺太郎は自分の足元を指差した。確かに、彼は鬼怒川を倒した際、日陰から斬りかかっていた。
「鬼怒川先生の能力だな。日向にいると動きを封じられちまうんだよ。鬼怒川先生が鬼病を発病した時も、たまたま日陰に座っていたから無事だったんだ。ビックリしたぜ……鬼怒川先生があんな風に変わっちまうなんてさ。虫一匹殺せねぇ人だったのに」
紺太郎は陽斗を冷たく睨むと、階段を下りていった。
「ここを押すと、写真が撮れるんだよ」
「すごーい! みんなで撮ろう!」
モモにせがまれ、陽斗達は彼女の周りに集まり、写真を撮る。
「はい、チーズ」
「チーズ?」
「何それ?」
聞き慣れない単語に、三人はポカンとした顔で陽斗を見る。
陽斗は「えっとね……」とチーズの説明を考えているうちに、シャッターボタンを押してしまい、「パシャッ」とスマホで写真を撮影してしまった。
「あー、失敗失敗。もう一回撮ろうか」
「すまほのカメラはすごいな……そんな簡単に撮り直しができるのか」
「それに、とっても小さいわ。昔写真屋さんに撮ってもらった時のカメラはもっと大きかった気がする」
「外ってすごいねぇ」
真紅達はスマホもケータイも知らなかった。それどころか、家に電話すらなかった。
陽斗は今まで全く気づいていなかったが、この彼岸華村は大正から昭和初期あたりで時代が止まっている。校舎や服装だけでなく、電気がない、車がない、テレビがない、と無いもの尽くしだった。
そこで陽斗がスマホを見せ、機能を説明したところ、「すごい!」とまるで魔法を目の当たりにしたかのように驚いていた。
「いいなー、すまほ! 私も持ってたら、お父さんとお母さんといつでもお喋り出来るのに!」
「そうだな。次帰ってきたら、頼んでみるか」
真紅もスマホの便利さに感動し、釘づけになっていた。と同時に、月音と顔を合わせ、不安そうな表情を浮かべていた。
「二人とも、どうかしたの?」
「いや別に……」
「ただ、何で父さんも母さんもすまほのことを教えてくれなかったのかなって。外に行ってたら、絶対目にしてるはずなのに」
特に月音は両親の存在そのものを疑っているせいか、いっそう訝しんでいた。
ふと、月音は壁にかかっている時計を見て、「紺太郎と鬼怒川先生、長くない?」と真紅に言った。生徒指導室に移動してからかれこれ三時間ほど経っているが、二人はまだ戻ってきていなかった。話し声も聞こえてこない。
「もう下校する時間なのに、いつまで生徒指導室にいるつもりかしら」
「……嫌な予感がするな。ちょっと様子を見に行って来る」
するとモモがモジモジしながら、月音の袖を引っ張った。
「月音ちゃん……おトイレ」
「うん、一緒に行こっか。真紅、陽斗君をお願いね」
月音は薙刀を手に、モモと共に教室を出て行く。
「お願いって……」
真紅は拘束されている陽斗を見下ろし、眉をひそめる。陽斗を置いて生徒指導室の様子を見に行くか、月音とモモが戻ってくるまで教室で待機するか、悩んでいるようだった。
(い……今のうちに僕をどうこうする気なんじゃぁ……)
そうとは知らない陽斗は、じっと見下ろしてくる真紅に、怯える。
やがて真紅は陽斗の拘束を解き、椅子から立ち上がらせた。
「お前も来い。俺がいない間に誰かに襲われたら、月音に叱られる」
「あ、ありがとう……」
(真紅君、やっぱり優しいなぁ)
「……その代わり俺から少しでも離れたら、気絶させて簀巻きにするからな」
「ひっ?! き、気をつけるよ!」
(前言撤回! やっぱり怖い、この人!)
陽斗は真紅の背中にピッタリと貼りつき、後をついていった。
・
窓から差し込んだ夕日が、不気味に廊下を照らしている。薄暗い無人の教室から、今にも何かが飛び出して来そうだった。
幸い、異形は何も見えなかったが、"見える"ことが日常だった陽斗にとっては、その光景がかえって違和感があるようにしか見えなかった。
「怖いよぉ……廊下がミシミシ言うよぉ……真紅君、生徒指導室まだぁ?」
「うるさいな。もうすぐだ」
生徒指導室は二階にある。陽斗と真紅はゆっくりとした足取りで階段を上り、二階の廊下へと出た。そこには先客がいた。
「あれ? あの人、鬼怒川先生じゃない?」
二階の廊下の突き当たりに、鬼怒川が立っていた。こちらに背を向け、壁をジッと見つめている。紺太郎は一緒ではなく、彼女一人だった。
「おーい! 鬼怒川先生ー!」
陽斗は鬼怒川の元へ駆け寄ろうと足を踏み出す。しかしすぐに真紅に襟首を捕まれ、「ぐぇっ」と潰れたカエルのような声を上げた。
「待て。何か様子がおかしい」
「ぐぇ?」
真紅は陽斗を背後へ放り、日本刀を構える。
その時、鬼怒川が陽斗の声に気づき、ゆっくりと振り返った。彼女の瞳はオレンジ色へと変わり、額には同じオレンジ色の短いツノが生えていた。顔色は異常に青白く、死人のようだった。
「助けて……誰か……」
鬼怒川は陽斗と真紅に手を伸ばし、か細い声で助けを求める。爪が長く伸び、指ごとオレンジ色に染まっていた。
鬼怒川の首や手首にはアザのような手の痕がハッキリと残っており、痛ましかった。
「鬼怒川先生!」
「おい待て!」
陽斗は居ても立っても居られず、走り出す。真紅も陽斗を捕まえるため、後を追う。
だが、二人の体は日向に入った瞬間、動かなくなった。走っている途中の、どう考えてもバランスの取りようがない体勢で固まってしまっていた。
(う、動けない!)
(一体どうなっているんだ?!)
口も動かせず、助けを呼べない。
そのうち鬼怒川が手を伸ばしたまま、廊下を滑るように音もなく近づいてきた。
まもなく陽斗の元へたどり着くと、伸ばした手で彼の首をつかみ、力一杯握りしめた。
(あッ、がッ……!)
(鬼怒川先生、やめろ!)
「助けて……私の生徒が殺されているの……誰か、助けて……」
鬼怒川はうわ言のように囁く。自分が今何をしようとしているのか、理解していない様子だった。
(助けて欲しいのは僕の方だよ! 誰か! 誰でもいいから助けて! 五代さん、仕事してー!)
陽斗は薄れゆく意識の中、懸命に五代に呼びかける。その声が五代に届くことはなかった。
「ぜぇいッ!」
次の瞬間、鬼怒川の背後にある教室のドアが開き、紺太郎が飛び出した。
紺太郎は持っていた大剣を振りかぶり、鬼怒川の首を斬る。
死の間際、鬼怒川は紺太郎にも手を伸ばしたが、紺太郎は陽斗達のように固まらなかった。
「助けて……誰か……。殺される……」
鬼怒川はその場に倒れ、事切れる。
陽斗と真紅も体の硬直が治り、その場に倒れた。
「紺太郎……助かった」
「いいってことよ。これに懲りたら、そいつをさっさと処刑しようぜ」
紺太郎は教室からブルーシートを持って来ると、手早く鬼怒川の遺体を包んだ。
「……それは出来ない。モモが悲しむ」
「あっそ」
紺太郎は鬼怒川の遺体を担ぎ、去って行こうとする。
真紅は「待て」と紺太郎を止めた。
「お前はどうして動けたんだ? 俺達は鬼怒川先生に手を向けられた瞬間、動けなくなったのに」
「日陰にいたからさ」
紺太郎は自分の足元を指差した。確かに、彼は鬼怒川を倒した際、日陰から斬りかかっていた。
「鬼怒川先生の能力だな。日向にいると動きを封じられちまうんだよ。鬼怒川先生が鬼病を発病した時も、たまたま日陰に座っていたから無事だったんだ。ビックリしたぜ……鬼怒川先生があんな風に変わっちまうなんてさ。虫一匹殺せねぇ人だったのに」
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