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第10話「ブラック・クリスマス」
拾弐:クソガキは仕舞っちゃおうね
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陽斗は街の惨状を目の当たりにし、愕然とした。
(ひどい……)
クリスマスの活気に沸いていた街は荒廃し、そこかしこから悲鳴が聞こえていた。
屋内も異形が暴れているのか、店や駅の中にいた人々が一斉に外へ飛び出してくる。そして新たな標的として、異形達に狩られていった。
暴走した車同士がぶつかり合い、巻き込まれる人、体を街灯に巻きつかれる人、鉄の巨人に変形したビルに踏み潰される人……。かつて日常生活の一部だった道具や乗り物、建物達が、今まで人間達にこき使われていた恨みを晴らすかのように、暴れ回っていた。
降りしきる真っ白な雪は街の惨劇を覆い尽くすことなく、炎や血溜まりに溶けて消えた。
(これが、黒縄君が本当にやりたいことなの……?)
「……さて、」
不安げな陽斗をよそに、黒縄は彼を連れてビルから地上へ飛び降りた。
「む、むぅぅぅッ?!」
陽斗は思わず絶叫する。冬の凍てついた風が、体にまとわりつく。
軽やかに着地した黒縄に対し、陽斗はそのままアスファルトの地面に叩きつけられる。幸い、体に巻きついている鎖がクッションとなり、無傷だった。
「ちーっす」
黒縄は異形と化した自動ドアを蹴り飛ばし、ビルの一階にある宝石店へと足を踏み入れた。陽斗も体に巻きついている鎖をリードのように引っ張られ、共に入店する。
宝石店の壁や床は穴だらけで、激しい銃撃を受けたかのような有り様だった。店員も被害を受けたらしく、血を流して倒れている。
床には異形と化した宝石達が血にまみれた状態で転がっていた。心底愉快そうに、「イヒヒヒ」と牙を剥き出しにして笑っている。彼らが縦横無尽に店内を飛び交った結果、このような惨状になってしまったのだった。
「お、この石いいなァ。人間共にはもったいねェ品だ。預かっておいてやろう。両方宝石を入れンのは派手だし、もう一方にはコイツを付けておくか」
黒縄は床に落ちていたいくつかの宝石達を拾うと、ツノに入れた。宝石達は黒縄につかまれると、途端に元の物言わぬ石に戻り、大人しくツノの中に収まった。
もう一方のツノには、蛇のようにショーケースの中を這っていたシルバーのネックレスを巻きつけた。外れないよう、ところどころチェーンをツノに埋め込んでおく。
黒かっただけのツノは宝石とネックレスによって飾り立てられ、より美しく、禍々しく輝きを放った。
「ふぁめふぁよ、ふぉふふぉうふん! ふぉふぁねふぁらふぁなふひゃ!(訳:ダメだよ、黒縄君! お金払わなくちゃ!)」
「うるせェ。テメェは黙って、金庫ン中に入ってな。"縮め、縮め。貴様は小さな、愚かな仔"」
黒縄は抗議する陽斗に何やら術をかけると、鎖を操り、店の奥にあった金庫に彼を投げつけた。
ダイヤル式の金庫で、扉が開いている。中身は異形となって逃げたのか、空っぽだった。金庫も異形にはなっていたが、床と足が接着されているため、逃げられずにいた。
「んむぅっ?!」
術の効力か、陽斗の体は空中でみるみるうちに縮んでいく。
金庫に到着する頃には、難なく金庫の中へ入れるサイズにまで縮んでいた。服も一緒に縮んでいたので、脱げる心配はなかった。
「あいたたた……あれ? 黒縄君が巨人になってる?」
目の前には、黒縄の顔が視界いっぱいに広がっていた。
鎖は体が縮んだ際に解かれ、喋れるようになっていた。それは同時に、黒縄が陽斗を拘束する必要がなくなったことを意味していた。
「テメェがちっさくなってンだよ、クソガキ。そこで大人しく異形に食われな。あばよ」
黒縄はニヤリと邪悪に微笑むと、金庫の扉を閉め、縮んだ陽斗を中に閉じ込めた。
陽斗の視界が、一気に暗くなる。
「え、ちょっと待ってよ、黒縄君!」
陽斗は中から扉を押すが、びくともしない。
そうこうしている間に、黒縄が外からダイヤルを回し、鍵をかけてしまった。
「日付が変わるまで待つんじゃなかったの?!」
「俺は待つつもりだぜ? だが、蒼劔はそうじゃねェ。テメェを取り戻すためなら、後先考えず向かって来るからな。保険をかけておくに越したことはねェだろ?」
黒縄は上機嫌にクリスマスソングを口ずさみながら、店を出て行った。
すると、黒縄がいなくなるのを見計らっていたのか、金庫が喋り出した。
「アーラ、美味シソウナ坊ちゃんガ、アタシの中にいるわネェ。ドウやって食べてアゲヨウカシラ?」
声と共に、舌舐めずりする音が聞こえる。
陽斗は金庫の中で縮こまり、食べられるかもしれない恐怖に震えた。
「ひ、ひぃぃ! 僕、そんなに美味しくないですぅ!! 蒼劔君、早く助けに来てぇぇぇ!!!」
・
黒縄は宝石店から出ると、巨人と化したビルを操り、彼の手に乗ってビアガーデンの屋上へと戻った。
黒縄が宝石店へ行っていた間に、ビアガーデンがある屋上は巨人の頭に変化していた。
「~♪」
黒縄は巨人の頭の上で足を組み、腰を下ろすと、黒い指揮棒を取り出した。
さらなる惨劇をもたらさんと、指揮棒を優雅に振るい、異形と化した物達を操る。目障りな陽斗を処分出来た喜びからか、無意識にクリスマスソングを口ずさんでいた。
・
「黒縄ッ!」
その時、近くにいた別の巨人の肩を踏み台に、蒼劔が黒縄に向かって飛んできた。憤怒の形相で、躊躇なく刀を振り下ろす。
蒼劔にははなから、黒縄の意思に従うという選択肢を持ち合わせてはいなかった。その上で、どうにかして陽斗を助け出すつもりだった。
「~♪」
(やっぱ来やがったか、蒼劔!)
黒縄は迫る蒼劔に動じることなく、クリスマスソングを口ずさみ続けながら、袖から鎖を引っ張った。
その先には、先程黒縄が金庫に閉じ込めてきたはずの陽斗がいた。
「ひぃぃ!」
「陽斗っ?!」
陽斗は着ているサンタ服とは真逆の、真っ青な顔で悲鳴を上げる。
蒼劔も突然目の前に現れた陽斗に、動揺する。一度振り下ろした刀の勢いは止められないため、やむなく身をよじり、代わりに黒縄がいる巨人の後頭部を斬った。
「ウォォォ……!」
巨人は咆哮と共に、内に宿っていた妖力が青い光の粒子となって、消えていく。
やがて妖力が完全に消え去ると、巨人は物言わぬ高層ビルへと戻り、動かなくなった。
「チッ。図体はでけェくせに、呆気ねェな」
黒縄は陽斗を連れ、高層ビルの屋上から別の巨人の頭へと飛び移る。
蒼劔も遅れて、後に続いた。
「陽斗を離せ、黒縄! 何故こんなことをした?! これがお前の望みだったのか?!」
「そうだ」
黒縄はニヤリと笑むと、進行方向とは逆の方角へ陽斗を放り投げた。
「目障りな人間共は、全員ぶっ殺す。俺から全てを奪った目白も、俺の部屋を好き放題使いやがるクソガキも、アイツらのやることなすこと、全てを受け入れちまうテメェらもなァ! アハハハッ!」
黒縄は声を上げて笑いながら、遠ざかっていく。
放り投げられた陽斗は蒼劔の頭上を追い越し、空中で放物線を描きつつ、遥か彼方へ飛んでいった。
「うわぁぁぁん! 蒼劔くぅぅん!」
「陽斗ぉッ!」
蒼劔は大通りを歩いていた電柱の妖怪を踏み台に体の向きを変え、陽斗を追った。
陽斗が行く先には、高層ビルの巨人達が密集し、飛んでくる陽斗を待ち構えている。このままでは蒼劔が追いつく前に、陽斗は巨人達に捕まり、食われてしまうだろう。
(刀では仕留め切れない……かと言って、スタングレードやRPGでは陽斗にも当たってしまう……!)
蒼劔は陽斗を追いつつ、どうすれば陽斗を助け出せるのか悩む。少しでも巨人を減らそうと刀を放つが、巨人は増える一方だった。
そこへ、
「蒼劔殿!」
「朱羅!」
前方から朱羅がビルからビルへ飛び移り、こちらへ向かってきた。
朱羅は金棒で巨人の頭を粉砕すると、その場にいる誰よりも早く、陽斗を受け止めた。
「でかした、朱羅!」
思わぬ援軍に、蒼劔は安堵する。
しかし次の瞬間、
「申し訳ございません、陽斗殿!」
「え?」
朱羅は巨人の頭に刺さっていた蒼劔の刀をつかみ、陽斗を貫いた。
(ひどい……)
クリスマスの活気に沸いていた街は荒廃し、そこかしこから悲鳴が聞こえていた。
屋内も異形が暴れているのか、店や駅の中にいた人々が一斉に外へ飛び出してくる。そして新たな標的として、異形達に狩られていった。
暴走した車同士がぶつかり合い、巻き込まれる人、体を街灯に巻きつかれる人、鉄の巨人に変形したビルに踏み潰される人……。かつて日常生活の一部だった道具や乗り物、建物達が、今まで人間達にこき使われていた恨みを晴らすかのように、暴れ回っていた。
降りしきる真っ白な雪は街の惨劇を覆い尽くすことなく、炎や血溜まりに溶けて消えた。
(これが、黒縄君が本当にやりたいことなの……?)
「……さて、」
不安げな陽斗をよそに、黒縄は彼を連れてビルから地上へ飛び降りた。
「む、むぅぅぅッ?!」
陽斗は思わず絶叫する。冬の凍てついた風が、体にまとわりつく。
軽やかに着地した黒縄に対し、陽斗はそのままアスファルトの地面に叩きつけられる。幸い、体に巻きついている鎖がクッションとなり、無傷だった。
「ちーっす」
黒縄は異形と化した自動ドアを蹴り飛ばし、ビルの一階にある宝石店へと足を踏み入れた。陽斗も体に巻きついている鎖をリードのように引っ張られ、共に入店する。
宝石店の壁や床は穴だらけで、激しい銃撃を受けたかのような有り様だった。店員も被害を受けたらしく、血を流して倒れている。
床には異形と化した宝石達が血にまみれた状態で転がっていた。心底愉快そうに、「イヒヒヒ」と牙を剥き出しにして笑っている。彼らが縦横無尽に店内を飛び交った結果、このような惨状になってしまったのだった。
「お、この石いいなァ。人間共にはもったいねェ品だ。預かっておいてやろう。両方宝石を入れンのは派手だし、もう一方にはコイツを付けておくか」
黒縄は床に落ちていたいくつかの宝石達を拾うと、ツノに入れた。宝石達は黒縄につかまれると、途端に元の物言わぬ石に戻り、大人しくツノの中に収まった。
もう一方のツノには、蛇のようにショーケースの中を這っていたシルバーのネックレスを巻きつけた。外れないよう、ところどころチェーンをツノに埋め込んでおく。
黒かっただけのツノは宝石とネックレスによって飾り立てられ、より美しく、禍々しく輝きを放った。
「ふぁめふぁよ、ふぉふふぉうふん! ふぉふぁねふぁらふぁなふひゃ!(訳:ダメだよ、黒縄君! お金払わなくちゃ!)」
「うるせェ。テメェは黙って、金庫ン中に入ってな。"縮め、縮め。貴様は小さな、愚かな仔"」
黒縄は抗議する陽斗に何やら術をかけると、鎖を操り、店の奥にあった金庫に彼を投げつけた。
ダイヤル式の金庫で、扉が開いている。中身は異形となって逃げたのか、空っぽだった。金庫も異形にはなっていたが、床と足が接着されているため、逃げられずにいた。
「んむぅっ?!」
術の効力か、陽斗の体は空中でみるみるうちに縮んでいく。
金庫に到着する頃には、難なく金庫の中へ入れるサイズにまで縮んでいた。服も一緒に縮んでいたので、脱げる心配はなかった。
「あいたたた……あれ? 黒縄君が巨人になってる?」
目の前には、黒縄の顔が視界いっぱいに広がっていた。
鎖は体が縮んだ際に解かれ、喋れるようになっていた。それは同時に、黒縄が陽斗を拘束する必要がなくなったことを意味していた。
「テメェがちっさくなってンだよ、クソガキ。そこで大人しく異形に食われな。あばよ」
黒縄はニヤリと邪悪に微笑むと、金庫の扉を閉め、縮んだ陽斗を中に閉じ込めた。
陽斗の視界が、一気に暗くなる。
「え、ちょっと待ってよ、黒縄君!」
陽斗は中から扉を押すが、びくともしない。
そうこうしている間に、黒縄が外からダイヤルを回し、鍵をかけてしまった。
「日付が変わるまで待つんじゃなかったの?!」
「俺は待つつもりだぜ? だが、蒼劔はそうじゃねェ。テメェを取り戻すためなら、後先考えず向かって来るからな。保険をかけておくに越したことはねェだろ?」
黒縄は上機嫌にクリスマスソングを口ずさみながら、店を出て行った。
すると、黒縄がいなくなるのを見計らっていたのか、金庫が喋り出した。
「アーラ、美味シソウナ坊ちゃんガ、アタシの中にいるわネェ。ドウやって食べてアゲヨウカシラ?」
声と共に、舌舐めずりする音が聞こえる。
陽斗は金庫の中で縮こまり、食べられるかもしれない恐怖に震えた。
「ひ、ひぃぃ! 僕、そんなに美味しくないですぅ!! 蒼劔君、早く助けに来てぇぇぇ!!!」
・
黒縄は宝石店から出ると、巨人と化したビルを操り、彼の手に乗ってビアガーデンの屋上へと戻った。
黒縄が宝石店へ行っていた間に、ビアガーデンがある屋上は巨人の頭に変化していた。
「~♪」
黒縄は巨人の頭の上で足を組み、腰を下ろすと、黒い指揮棒を取り出した。
さらなる惨劇をもたらさんと、指揮棒を優雅に振るい、異形と化した物達を操る。目障りな陽斗を処分出来た喜びからか、無意識にクリスマスソングを口ずさんでいた。
・
「黒縄ッ!」
その時、近くにいた別の巨人の肩を踏み台に、蒼劔が黒縄に向かって飛んできた。憤怒の形相で、躊躇なく刀を振り下ろす。
蒼劔にははなから、黒縄の意思に従うという選択肢を持ち合わせてはいなかった。その上で、どうにかして陽斗を助け出すつもりだった。
「~♪」
(やっぱ来やがったか、蒼劔!)
黒縄は迫る蒼劔に動じることなく、クリスマスソングを口ずさみ続けながら、袖から鎖を引っ張った。
その先には、先程黒縄が金庫に閉じ込めてきたはずの陽斗がいた。
「ひぃぃ!」
「陽斗っ?!」
陽斗は着ているサンタ服とは真逆の、真っ青な顔で悲鳴を上げる。
蒼劔も突然目の前に現れた陽斗に、動揺する。一度振り下ろした刀の勢いは止められないため、やむなく身をよじり、代わりに黒縄がいる巨人の後頭部を斬った。
「ウォォォ……!」
巨人は咆哮と共に、内に宿っていた妖力が青い光の粒子となって、消えていく。
やがて妖力が完全に消え去ると、巨人は物言わぬ高層ビルへと戻り、動かなくなった。
「チッ。図体はでけェくせに、呆気ねェな」
黒縄は陽斗を連れ、高層ビルの屋上から別の巨人の頭へと飛び移る。
蒼劔も遅れて、後に続いた。
「陽斗を離せ、黒縄! 何故こんなことをした?! これがお前の望みだったのか?!」
「そうだ」
黒縄はニヤリと笑むと、進行方向とは逆の方角へ陽斗を放り投げた。
「目障りな人間共は、全員ぶっ殺す。俺から全てを奪った目白も、俺の部屋を好き放題使いやがるクソガキも、アイツらのやることなすこと、全てを受け入れちまうテメェらもなァ! アハハハッ!」
黒縄は声を上げて笑いながら、遠ざかっていく。
放り投げられた陽斗は蒼劔の頭上を追い越し、空中で放物線を描きつつ、遥か彼方へ飛んでいった。
「うわぁぁぁん! 蒼劔くぅぅん!」
「陽斗ぉッ!」
蒼劔は大通りを歩いていた電柱の妖怪を踏み台に体の向きを変え、陽斗を追った。
陽斗が行く先には、高層ビルの巨人達が密集し、飛んでくる陽斗を待ち構えている。このままでは蒼劔が追いつく前に、陽斗は巨人達に捕まり、食われてしまうだろう。
(刀では仕留め切れない……かと言って、スタングレードやRPGでは陽斗にも当たってしまう……!)
蒼劔は陽斗を追いつつ、どうすれば陽斗を助け出せるのか悩む。少しでも巨人を減らそうと刀を放つが、巨人は増える一方だった。
そこへ、
「蒼劔殿!」
「朱羅!」
前方から朱羅がビルからビルへ飛び移り、こちらへ向かってきた。
朱羅は金棒で巨人の頭を粉砕すると、その場にいる誰よりも早く、陽斗を受け止めた。
「でかした、朱羅!」
思わぬ援軍に、蒼劔は安堵する。
しかし次の瞬間、
「申し訳ございません、陽斗殿!」
「え?」
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