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第13話(第2部 第2話)「新入生ハント」
目白先生の妖怪講座 第13回
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私だ、目白だ。
今回はおキョウについて話そうと思う。
とは言え、彼(彼女)の妖怪としての詳細は、既に第7回で済ませている。
気になる者は見返すといいだろう。
『おキョウ』
〈概要〉
飯沼君の式神、雲外鏡が爪痕から妖力を与えられ、人の形を成した者。
話せないものの、身振り手振りによる意思の疎通は可能。
乱魔を迎え撃つのに忙しい蒼劔君に代わり、贄原君の護衛を任されている。
〈外見データ〉
アルミホイルを折って取り付けたような、妙に光沢のある銀色の髪と目。中性的な顔立ちの子供で、男か女かは判別がつかない。どこか作り物めいた雰囲気を漂わせている。
丈の短い銀色の着物をまとい、素足に下駄を履いている。
本人は気づいていないが、幼い頃の飯沼君の姿を模しているとかいないとか。
〈戦闘能力〉
武器:不明。
鏡の中の世界:一種の異界で、外の世界とは完全に隔絶されている。重力が反転しているため、脱出は困難を極める。
洗脳:自身の中(鏡の中の世界)に入った者達を洗脳し、都合のいい幻を見せる。おキョウ自身は鏡の中に入れないため、相手がどんな幻を見ているのかは分からない。
変化:一般的な鏡や窓、銀色のコンパクトに変じる。手のみ実体化し、人を鏡の中へ引き込むことも可能。
〈異形になる前〉
人間だった頃の飯沼君が愛用していた鏡。
鬼になった彼女の妖力に触れるうちに、妖怪・雲外鏡へと変じた。
〈関連人物〉
飯沼君:主人。彼女の蘇生のために爪痕に協力するなど、その忠誠心は未だ健在。
贄原君:主人である飯沼君が慕っている相手。飯沼君が二度目の死に至った元凶とはいえ、恩のようなものを感じているらしく、自ら蒼劔君の代わりの護衛に名乗り出た。
蒼劔君:護衛を代わっている相手。彼の気配が部屋から消えると、何も言われずとも贄原君の部屋へ移動する。「あの鬼、毎日大変だなぁ」と憐れに思っているらしい。
爪痕:雇い主。飯沼君を蘇生してくれた鬼。彼の企みに気づきながらも、飯沼君の命を優先し、協力した。乱魔君が乱入しなければ、彼を能力で洗脳し、閉じ込めようとしていたらしい。
??:おキョウを学校から爪痕のもとへ連れ去った何者か。五代君のセンサーに引っかからなかった点から、その犯人はある程度まで絞られている。というか彼、矢雨じゃないかい?
如何だっただろうか。
明かされているデータはまだ完全ではない。今後の彼(彼女)の活躍に、期待していて欲しい。
え? 私が彼(彼女)の鏡に何を見たのかって?
それに、私がチャーリーに聞こうとした質問も気になる?
……どちらもささいなことだ。気にしなくていい。
ではまた次回。
(目白先生の妖怪講座 第14回へ続く)
今回はおキョウについて話そうと思う。
とは言え、彼(彼女)の妖怪としての詳細は、既に第7回で済ませている。
気になる者は見返すといいだろう。
『おキョウ』
〈概要〉
飯沼君の式神、雲外鏡が爪痕から妖力を与えられ、人の形を成した者。
話せないものの、身振り手振りによる意思の疎通は可能。
乱魔を迎え撃つのに忙しい蒼劔君に代わり、贄原君の護衛を任されている。
〈外見データ〉
アルミホイルを折って取り付けたような、妙に光沢のある銀色の髪と目。中性的な顔立ちの子供で、男か女かは判別がつかない。どこか作り物めいた雰囲気を漂わせている。
丈の短い銀色の着物をまとい、素足に下駄を履いている。
本人は気づいていないが、幼い頃の飯沼君の姿を模しているとかいないとか。
〈戦闘能力〉
武器:不明。
鏡の中の世界:一種の異界で、外の世界とは完全に隔絶されている。重力が反転しているため、脱出は困難を極める。
洗脳:自身の中(鏡の中の世界)に入った者達を洗脳し、都合のいい幻を見せる。おキョウ自身は鏡の中に入れないため、相手がどんな幻を見ているのかは分からない。
変化:一般的な鏡や窓、銀色のコンパクトに変じる。手のみ実体化し、人を鏡の中へ引き込むことも可能。
〈異形になる前〉
人間だった頃の飯沼君が愛用していた鏡。
鬼になった彼女の妖力に触れるうちに、妖怪・雲外鏡へと変じた。
〈関連人物〉
飯沼君:主人。彼女の蘇生のために爪痕に協力するなど、その忠誠心は未だ健在。
贄原君:主人である飯沼君が慕っている相手。飯沼君が二度目の死に至った元凶とはいえ、恩のようなものを感じているらしく、自ら蒼劔君の代わりの護衛に名乗り出た。
蒼劔君:護衛を代わっている相手。彼の気配が部屋から消えると、何も言われずとも贄原君の部屋へ移動する。「あの鬼、毎日大変だなぁ」と憐れに思っているらしい。
爪痕:雇い主。飯沼君を蘇生してくれた鬼。彼の企みに気づきながらも、飯沼君の命を優先し、協力した。乱魔君が乱入しなければ、彼を能力で洗脳し、閉じ込めようとしていたらしい。
??:おキョウを学校から爪痕のもとへ連れ去った何者か。五代君のセンサーに引っかからなかった点から、その犯人はある程度まで絞られている。というか彼、矢雨じゃないかい?
如何だっただろうか。
明かされているデータはまだ完全ではない。今後の彼(彼女)の活躍に、期待していて欲しい。
え? 私が彼(彼女)の鏡に何を見たのかって?
それに、私がチャーリーに聞こうとした質問も気になる?
……どちらもささいなことだ。気にしなくていい。
ではまた次回。
(目白先生の妖怪講座 第14回へ続く)
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