285 / 330
第14.5話(第2部 第3.5話)「紫野ノ瑪の過去〈雷獣降る戦場〉」
弐
しおりを挟む
紫一郎は賊を蹴り飛ばした勢いで起き上がると、枕元に置いていた槍を手に取り、構えた。
「いってぇなァ。お前、足長すぎンだろ。当たらねェと思ったから避けなかったのに」
賊も壁にぶつけた後頭部をさすりつつ、起き上がる。
小柄な赤髪の少年だった。もうすぐ元服か、元服したばかりの年頃に見える。
少年は紫一郎が槍を構えているのを見て、ニヤリと笑みを浮かべた。
「さっきの蹴りはまぐれだ。人の武器じゃ、俺の体は触れられねぇよ」
「そうでしょうか? やってみなくては分からないのでは?」
紫一郎は槍を手に、少年へ突進する。命を狙ってきた以上、子供だろうが容赦はしない。実際、紫一郎の判断は正しかった。
直後、少年の瞳が金色に輝いた。同時に、紫一郎の視界が端からジワジワと闇に覆われ、何も見えなくなった。
外で雷が落ちる音は聞こえるが、雷の光は見えない。完全に方向感覚を失い、自分が今どこに立っているのかすら分からなかった。
「ッ! 私に何をしたのです?!」
「ヒッヒッヒ! お~にさん、こ~ちら♪ て~のな~るほ~うへ♪」
少年は笑いながら、紫一郎の周りをうろつく。よほど反撃されない自信があるのか、わざと近づいては遠ざかる。
紫一郎は少年の声が近づくたびに、槍で突いた。が、不思議と手応えはなかった。
(……妙ですね。確かに声はするのに当たらない。部屋の隅から突然現れたことといい、忍術か妖術で姿を消しているのでしょうか?)
疑問を抱くと同時に、少年を壁へ蹴り飛ばした瞬間のことを思い出す。
(では、なぜ最初の蹴りは当たったのでしょう? "当たると思わなかった"ということは、わざと当たりに来たわけではないはずですが……)
◯
(……そろそろいいか)
少年はひとしきり紫一郎をからかうと、彼の背後へ回り込んだ。音もなく近づき、急所のひとつである首の後ろを小刀で突く。声で少年の位置を特定していた紫一郎は、少年の襲撃に気づかない。
少年は肉体を持たぬ、異形の存在だった。
自ら触れたいと望まない限り、あらゆる物資が少年の体をすり抜ける。当然、紫一郎の槍も当たらない。
今の紫一郎は丸腰同然……のはずだった。
突然、紫一郎が槍の向きを素早く逆さに持ちかえると、背後に迫っていた少年の胸を貫いた。
「がッ……!」
「やはり、私を襲う瞬間は攻撃が通じるのですね。どういう仕組みかは分かりませんが」
少年は貫かれた胸を押さえ、うずくまる。傷口からは血ではなく、赤黒いモヤのようなものが出ていた。
少年がダメージを受けた反動か、紫一郎の視界が晴れる。紫一郎は最初から少年の声などアテにしていなかった。わずかな畳のきしむ音と気配で、少年の動きを察知していた。
「諦めなさい。その傷では長くは保ちません。今なら見逃して差し上げますから、どうぞお引き取りください」
「……」
「それとも、目当ては金ですか? ただの貧乏武士に過ぎない私を殺したところで、この家には金になるようなものはございませんよ。残念ですが、他を当たってくれます?」
「……ンなこと、最初から知ってるっつーの」
少年は青ざめた顔でニヤリと笑った。
「俺はなァ、お前を殺しに来たんだよ。山桜家に依頼されてな」
「えっ」
そこへ、二、三人の家臣が紫一郎の部屋へ駆け込んできた。
「紫一郎様! どうされましたか?!」
「先ほどからひどく物音が聞こえるのですが……!」
うずくまっている少年を目にした途端、顔色が変わる。一人が指笛を鳴らし、もう一人が隣の部屋から武器を持ってきた。
仮眠を取っていた他の家臣達も異変に気づき、明かりと武器を手に集まってくる。紫一郎は少年から目を離さず、家臣達に忠告した。
「山桜の間者です! 妙な術を使ってくるので気をつけてください!」
「チッ。何でこの嵐の中、気づくんだよ。さっきまでスヤスヤ寝てたじゃねェか」
少年はわずらわしそうに、家臣達を睨む。
数だけ見れば、紫一郎達の方が圧倒的優位に立っている。だが、少年が先ほどの術を使えば、この場にいる全員を仕留めることなどたやすいだろう。
紫一郎のただならぬ剣幕に、家臣達も気を引き締める。両者の間に緊張が走る中、少年はため息をついた。
「やーめた。一人倒しても全員倒しても同じ給料じゃ、働き損じゃねェか。残った連中の記憶も操作しなくちゃなんねぇし、めんどくせー。前金はもらったし、さっさとズラかるとすっか」
少年の心変わりに、紫一郎も家臣達も面食らった。
「めんどくさいって……貴方、それでも山桜家の奉公人ですか?」
「俺は雇われただけだ、山桜家に仕えてるわけじゃねェ。割りに合わない仕事はしない主義なンだよ」
ちなみに、と少年は紫一郎と家臣達に尋ねた。
「お前ら、山桜家に寝返る気はないか? もし寝返るなら破格の待遇で迎え入れるって、俺の雇い主が言ってたぜ」
「お断りします」
紫一郎は即答した。考えるまでもない問いだった。
「いいのか? 山桜はお前らが仕えてる茄子紺家に戦を仕掛ける気だぞ? いくらお前が強かろうが、今の山桜には絶対に勝てねぇ。このまま茄子紺家と心中するより、よっぽどいいと思うがなァ」
「山桜は信用できません。一度でも命を狙ってきた相手に、己の背中を預けられるはずがないでしょう? とっとと失せなさい」
家臣達も迷いのない眼で、少年を睨む。
少年は「やれやれ」と肩をすくめた。
「これだから武士は嫌いなんだ。損得でものを考えねェ、馬鹿正直な犬どもが」
「貴様ッ!」
紫一郎はカッとなり、少年の頭を槍で貫く。
直後、少年の体は赤黒いモヤとなり、紫一郎達の前から消えた。少年は消える最後まで、歪んだ笑みを浮かべていた。
その後、紫一郎と家臣達は屋敷中を探し回ったが、少年はどこにもいなかった。
◯
「結局、あやつは何者だったのでしょうか? 忍びか、妖術使いか、はたまた人ではない何かか……」
ふと、家臣の一人がこんな話をした。
「そういえば、先日とある城主が暗殺されたそうなのですが、どこにも入口がなかったのに殺されたそうですよ? 長きに渡る戦で心身共に病まれ、自室へ引きこもっておられたとか。不気味なことに、死の間際"赤髪の小鬼が来る"とうわ言のように繰り返していたそうですよ」
別の家臣も思い出したように言った。
「それに似た話なら、私も聞いたことがありますぞ。厳重な警備のもと、牢に幽閉していたはずの捕虜が、一夜にして消えたと。手引きした者は見つからず、唯一見張り兵が目撃したのが、赤髪の子供だったそうです。捕えようとしたところ、闇にまぎれて消えたとか」
「赤髪の、子供……」
紫一郎はウワサの子供と山桜の間者が似ているのが、偶然とは思えなかった。
運が悪ければ、紫一郎も少年の怪奇譚のひとつになっていたかもしれない。
(私は死なないし、裏切りもしない。今まで通り、茄子紺様のもとで働く。卑怯な山桜家など、打ち倒してやる……!)
山桜家が攻めてきたのは、その数日後のことだった。
「いってぇなァ。お前、足長すぎンだろ。当たらねェと思ったから避けなかったのに」
賊も壁にぶつけた後頭部をさすりつつ、起き上がる。
小柄な赤髪の少年だった。もうすぐ元服か、元服したばかりの年頃に見える。
少年は紫一郎が槍を構えているのを見て、ニヤリと笑みを浮かべた。
「さっきの蹴りはまぐれだ。人の武器じゃ、俺の体は触れられねぇよ」
「そうでしょうか? やってみなくては分からないのでは?」
紫一郎は槍を手に、少年へ突進する。命を狙ってきた以上、子供だろうが容赦はしない。実際、紫一郎の判断は正しかった。
直後、少年の瞳が金色に輝いた。同時に、紫一郎の視界が端からジワジワと闇に覆われ、何も見えなくなった。
外で雷が落ちる音は聞こえるが、雷の光は見えない。完全に方向感覚を失い、自分が今どこに立っているのかすら分からなかった。
「ッ! 私に何をしたのです?!」
「ヒッヒッヒ! お~にさん、こ~ちら♪ て~のな~るほ~うへ♪」
少年は笑いながら、紫一郎の周りをうろつく。よほど反撃されない自信があるのか、わざと近づいては遠ざかる。
紫一郎は少年の声が近づくたびに、槍で突いた。が、不思議と手応えはなかった。
(……妙ですね。確かに声はするのに当たらない。部屋の隅から突然現れたことといい、忍術か妖術で姿を消しているのでしょうか?)
疑問を抱くと同時に、少年を壁へ蹴り飛ばした瞬間のことを思い出す。
(では、なぜ最初の蹴りは当たったのでしょう? "当たると思わなかった"ということは、わざと当たりに来たわけではないはずですが……)
◯
(……そろそろいいか)
少年はひとしきり紫一郎をからかうと、彼の背後へ回り込んだ。音もなく近づき、急所のひとつである首の後ろを小刀で突く。声で少年の位置を特定していた紫一郎は、少年の襲撃に気づかない。
少年は肉体を持たぬ、異形の存在だった。
自ら触れたいと望まない限り、あらゆる物資が少年の体をすり抜ける。当然、紫一郎の槍も当たらない。
今の紫一郎は丸腰同然……のはずだった。
突然、紫一郎が槍の向きを素早く逆さに持ちかえると、背後に迫っていた少年の胸を貫いた。
「がッ……!」
「やはり、私を襲う瞬間は攻撃が通じるのですね。どういう仕組みかは分かりませんが」
少年は貫かれた胸を押さえ、うずくまる。傷口からは血ではなく、赤黒いモヤのようなものが出ていた。
少年がダメージを受けた反動か、紫一郎の視界が晴れる。紫一郎は最初から少年の声などアテにしていなかった。わずかな畳のきしむ音と気配で、少年の動きを察知していた。
「諦めなさい。その傷では長くは保ちません。今なら見逃して差し上げますから、どうぞお引き取りください」
「……」
「それとも、目当ては金ですか? ただの貧乏武士に過ぎない私を殺したところで、この家には金になるようなものはございませんよ。残念ですが、他を当たってくれます?」
「……ンなこと、最初から知ってるっつーの」
少年は青ざめた顔でニヤリと笑った。
「俺はなァ、お前を殺しに来たんだよ。山桜家に依頼されてな」
「えっ」
そこへ、二、三人の家臣が紫一郎の部屋へ駆け込んできた。
「紫一郎様! どうされましたか?!」
「先ほどからひどく物音が聞こえるのですが……!」
うずくまっている少年を目にした途端、顔色が変わる。一人が指笛を鳴らし、もう一人が隣の部屋から武器を持ってきた。
仮眠を取っていた他の家臣達も異変に気づき、明かりと武器を手に集まってくる。紫一郎は少年から目を離さず、家臣達に忠告した。
「山桜の間者です! 妙な術を使ってくるので気をつけてください!」
「チッ。何でこの嵐の中、気づくんだよ。さっきまでスヤスヤ寝てたじゃねェか」
少年はわずらわしそうに、家臣達を睨む。
数だけ見れば、紫一郎達の方が圧倒的優位に立っている。だが、少年が先ほどの術を使えば、この場にいる全員を仕留めることなどたやすいだろう。
紫一郎のただならぬ剣幕に、家臣達も気を引き締める。両者の間に緊張が走る中、少年はため息をついた。
「やーめた。一人倒しても全員倒しても同じ給料じゃ、働き損じゃねェか。残った連中の記憶も操作しなくちゃなんねぇし、めんどくせー。前金はもらったし、さっさとズラかるとすっか」
少年の心変わりに、紫一郎も家臣達も面食らった。
「めんどくさいって……貴方、それでも山桜家の奉公人ですか?」
「俺は雇われただけだ、山桜家に仕えてるわけじゃねェ。割りに合わない仕事はしない主義なンだよ」
ちなみに、と少年は紫一郎と家臣達に尋ねた。
「お前ら、山桜家に寝返る気はないか? もし寝返るなら破格の待遇で迎え入れるって、俺の雇い主が言ってたぜ」
「お断りします」
紫一郎は即答した。考えるまでもない問いだった。
「いいのか? 山桜はお前らが仕えてる茄子紺家に戦を仕掛ける気だぞ? いくらお前が強かろうが、今の山桜には絶対に勝てねぇ。このまま茄子紺家と心中するより、よっぽどいいと思うがなァ」
「山桜は信用できません。一度でも命を狙ってきた相手に、己の背中を預けられるはずがないでしょう? とっとと失せなさい」
家臣達も迷いのない眼で、少年を睨む。
少年は「やれやれ」と肩をすくめた。
「これだから武士は嫌いなんだ。損得でものを考えねェ、馬鹿正直な犬どもが」
「貴様ッ!」
紫一郎はカッとなり、少年の頭を槍で貫く。
直後、少年の体は赤黒いモヤとなり、紫一郎達の前から消えた。少年は消える最後まで、歪んだ笑みを浮かべていた。
その後、紫一郎と家臣達は屋敷中を探し回ったが、少年はどこにもいなかった。
◯
「結局、あやつは何者だったのでしょうか? 忍びか、妖術使いか、はたまた人ではない何かか……」
ふと、家臣の一人がこんな話をした。
「そういえば、先日とある城主が暗殺されたそうなのですが、どこにも入口がなかったのに殺されたそうですよ? 長きに渡る戦で心身共に病まれ、自室へ引きこもっておられたとか。不気味なことに、死の間際"赤髪の小鬼が来る"とうわ言のように繰り返していたそうですよ」
別の家臣も思い出したように言った。
「それに似た話なら、私も聞いたことがありますぞ。厳重な警備のもと、牢に幽閉していたはずの捕虜が、一夜にして消えたと。手引きした者は見つからず、唯一見張り兵が目撃したのが、赤髪の子供だったそうです。捕えようとしたところ、闇にまぎれて消えたとか」
「赤髪の、子供……」
紫一郎はウワサの子供と山桜の間者が似ているのが、偶然とは思えなかった。
運が悪ければ、紫一郎も少年の怪奇譚のひとつになっていたかもしれない。
(私は死なないし、裏切りもしない。今まで通り、茄子紺様のもとで働く。卑怯な山桜家など、打ち倒してやる……!)
山桜家が攻めてきたのは、その数日後のことだった。
0
あなたにおすすめの小説
【シスコン】シスターコントロール ~兄のダンジョン探索を動画サイトで配信して妹はバズりたい!~【探索配信】
釈 余白(しやく)
キャラ文芸
西暦202x年、日本を襲った未曾有の大災害『日本列島地殻変動』により日本での生活環境は一変してしまった。日本中にダンジョンと呼ばれる地下洞窟が口を開き、周辺からは毒ガスが噴出すると言った有様だ。
異変から約一年、毒ガスの影響なのか定かではないが、新生児の中に毒ガスに適応できる肺機能を持った者たちが現れ始めていた。さらにその中の数%には優れた身体能力や頭脳を持つ者や、それだけでなく従来とは異なった超能力と言える特殊な異能力を持つ者もいた。
さらに八十年ほどが過ぎて二十二世紀に入ったころには人々の生活は落ち着き、ダンジョンを初めとする悪辣な環境が当たり前となっていた。そんなすさんだ世の中、人々の娯楽で一番人気なのはダンジョンを探索する限られた者たちの様子をリアルタイムで鑑賞することだった。
この物語は、ダンジョン探索に情熱を燃やす綾瀬六雨(あやせ りくう)と、その様子を配信してバズりたい綾瀬紗由(あやせ さゆ)という、どこにでもいるごく普通の兄妹が身近な人たちと協力し楽しく冒険するお話です。
俺の家に異世界ファンタジーガチャが来た結果→現実世界で最強に ~極大に増えていくスキルの数が膨大になったので現実世界で無双します~
仮実谷 望
ファンタジー
ガチャを廻したいからそんな理由で謎の異世界ガチャを買った主人公はガチャを廻して自分を鍛えて、最強に至る。現実世界で最強になった主人公は難事件やトラブルを解決する。敵の襲来から世界を守るたった一人の最強が誕生した。そしてガチャの真の仕組みに気付く主人公はさらに仲間と共に最強へと至る物語。ダンジョンに挑戦して仲間たちと共に最強へと至る道。
ガチャを廻しまくり次第に世界最強の人物になっていた。
ガチャ好きすぎて書いてしまった。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は世界に1人のトリプルジョブに至る~
ぐうのすけ
ファンタジー
赤目達也(アカメタツヤ)は少女を育てる為に冒険者を辞めた。
そして時が流れ少女が高校の寮に住む事になり冒険者に復帰した。
30代になった達也は更なる力を手に入れておりバズり散らかす。
カクヨムで先行投稿中
タイトル名が少し違います。
魔眼の剣士、少女を育てる為冒険者を辞めるも暴れてバズり散らかした挙句少女の高校入学で号泣する~30代剣士は黒魔法と白魔法を覚え世界にただ1人のトリプルジョブに至る~
https://kakuyomu.jp/works/16818093076031328255
【超速爆速レベルアップ】~俺だけ入れるダンジョンはゴールドメタルスライムの狩り場でした~
シオヤマ琴@『最強最速』発売中
ファンタジー
ダンジョンが出現し20年。
木崎賢吾、22歳は子どもの頃からダンジョンに憧れていた。
しかし、ダンジョンは最初に足を踏み入れた者の所有物となるため、もうこの世界にはどこを探しても未発見のダンジョンなどないと思われていた。
そんな矢先、バイト帰りに彼が目にしたものは――。
【自分だけのダンジョンを夢見ていた青年のレベリング冒険譚が今幕を開ける!】
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる