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第16.5話(第2部 第5.5話)「羅門の過去〈闇を手に入れた忍び〉」
漆
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闇から外へ出ても、煙と血の臭いは消えなかった。
(鼻がイカれたか?)
と、羅門は自身の嗅覚を疑ったが、荒らされた里と、暴れている赤銅色の巨人を見て、錯覚ではないと気づいた。
「やめろ! テメェ、何者だ!」
巨人がこちらを振り返る。その手には、握「親方」が握りつぶされていた。
他の忍び達も巨人にやられたのだろう、里のあちこちで人が倒れていた。
「親方?! クソッ、俺が復讐する前にあっさり死にやがって!」
羅門は巨人に手をかざし、闇へ閉じ込めようとする。
ところが、巨人は「親方」を棒のように振り回し、闇を取り払ってしまった。「親方」はそのまま、いずこかへぶん投げられた。
ダメ元で、手裏剣も投げつけてみる。巨人の肌は見た目通り強固で、傷ひとつ負わせず、あっさり弾き返された。
巨人は羅門を見下ろし、ニヤリと笑みを浮かべた。
「羅、門……」
「っ?! 何で、俺の名を知っている?!」
「ドウダ。俺は、お前ヨリ強い鬼にナッタぞ。コレデ、オヤカタも里ノ連中モ、俺ヲ最強ダト認めるハズだ。オマエも、モウ俺ヲ無視デキナイ」
その声、口ぶり、羅門を敵視している様子、見覚えがあった。
「テメェ! まさか、『親方』の腰巾着の……なんだったっけ?」
「グガァァァッ!!! 覚えていないのかァァァッ?!?!」
巨人は怒り、咆哮する。
かろうじて原型を保っていた「親方」の屋敷が、無情にも崩れ落ちた。
「ソウいうトコロだゾ、羅門! オレは、オマエをコンナニモ妬み、怒り、憎んでイルとイウノニ! オレの名ヲマトモニ覚えてイルノハ、親方ト貴様のオトートくらいダ! 出来損ないのオトートに覚えラレタッテ、ナンモ嬉しクネーワ!」
「わりぃ。依頼に関係ねー奴の名前覚えるの、苦手なンだよ」
「ウルセェェェッ!!! 思い出せェェェッ!!!」
巨人は羅門へ立て続けに、大岩のような拳を振り下ろした。
羅門は避けるだけで精一杯だった。闇に閉じ込めることもできなければ、体に刃も通すことも不可能。ムダに体力を消耗するだけだった。
「チッ。作戦を練ってから出直すか」
羅門は森の影へ身を投じ、通路に使った闇の中へ逃げ込む。
だが、
「待てゴラァ」
「おわッ」
巨人が闇の中へ手を突っ込み、羅門を引っ張り出した。その手を天高く振り上げ、羅門は地面へ思い切り叩きつけた。
「がッ!」
全身に猛烈な痛みが走る。鬼でなければ、即死だっただろう。
投げられた勢いで離れたのか、背負っていた朱禅がいなくなっていた。
「朱禅ッ!」
羅門はハッと起き上がり、朱禅を探す。
朱禅は羅門から少し離れたガレキの上に倒れていた。戦場で受けた傷の具合が気になるものの、羅門ほど重症ではない。
安堵したのもつかの間、巨人がのしのしと羅門に近づいてきた。
「コレデ分かったダロウ? 俺ガ、お前ヨリ優れてイルト」
「……あぁ、よぉーく分かった」
羅門は後ずさり、朱禅から巨人が離れるよう誘導する。
今の羅門にできるのは巨人の気をそらし、少しでも里から距離を取らせることだけ。いずれ任務から戻った忍びが朱禅や、まだ息のある者を手当てしてくれるはずだ。
「だからよォ。今度は本気で勝負しようぜ」
◯
「……ん」
朱禅はゆっくりと目を開いた。巨人に叩きつけられた衝撃で、意識が戻ったらしい。
起き上がり、辺りを見回す。
荒れ果てた里、倒れたまま動かない忍び達、怪我で動くのもままならない兄、そんな兄へ拳を繰り出す赤銅色の巨人。何が起こったのか、これから何が起ころうとしているのか……一目瞭然だった。
「ッ……!」
(や、やめて! 兄ちゃんを殺さないで!)
恐怖と痛みで、声が出ない。
兄を救いたい一心で、必死に何度も息を吐いた。
「……ッ! ッ!」
(兄ちゃん、早く逃げて! 俺が囮になるから、その隙に!)
はた、と気づいた。
里は壊滅した。「親方」や甚三の姿も見当たらない。出払っている忍びは無事だろうが、帰ってきた者は順に殺される。
里の忍びは、朱禅と羅門の二人だけになる。
その上、朱禅が囮となって死ねば、羅門は一人になってしまう。朱禅は心の中でかぶりを振った。
(ダメだ! 俺までいなくなったら、兄ちゃんは一人になる! たった二人の家族、たった二人の兄弟なのに! 兄ちゃんは誰も信じられなくなってしまう!)
朱禅は物心つく前から、羅門にある言葉を繰り返し言い聞かされていた。
『俺たちはたった二人の家族、たった二人の兄弟だ。信じられるのは身内だけ。他のヤツらは誰も信用できねぇ、しちゃいけねぇ。従うフリして、上手く利用しろ。利用価値がなくなったら、いさぎよく捨てちまえ』
未だに言っている意味の半分も理解できてはいなかったが、「片方がいなくなったら、もう片方が一人ぼっちになる」ことだけは、なんとなく分かった。
(生き残らなくちゃ……兄ちゃんのために。兄ちゃんを一人にしちゃいけない!)
死にかけていた朱禅の体に、強い妖気が宿る。
妖気は朱禅の目を黄金に、髪を赤に染め、額に鬼の象徴である赤黒いツノを生やした。
◯
羅門が地面に倒れる。すかさず、巨人は羅門の足を踏み潰した。
「がッ?!」
「コレデ、終いダ」
巨人はもう一方の拳を振り上げる。羅門はその場から動けない。
直後、拳が爆ぜた。人型の何かが飛び、拳を破壊したのだ。
拳は粉々に砕け、無数の岩のカケラと成り果てた。
「いってェェェ!」
巨人は拳があった腕を押さえ、苦しむ。
人型の何かは落下し、地面へ転がった。
「朱禅?!」
人型の何かは羅門の声に反応したように転がり、彼に顔を向ける。
それは動かなくなった朱禅……ではなく、「親方」が趣味で蒐集していた、金の仏像だった。
「……は?」
(なんで仏像が飛んできたんだ?)
あぜんとする羅門の頭上を、「親方」の蒐集物が飛んでいく。仏像、壺、武具……いずれも強固な巨人を破壊するに足りない、もろいものばかりだったが、当然のように巨人の体を砕いていった。
羅門は仏像が飛んでくる先を振り返る。そこには鬼となった朱禅が立っていた。
「朱禅!」
「……」
朱禅は羅門の飛びかけに応じない。一心不乱に、「親方」の蒐集物を投げている。
巨人も朱禅に気づき、怒りをあらわにした。
「朱禅ンンンッ!!! なぜキサマまで鬼にナッテイル?!」
「親方」屋敷を持ち上げ、朱禅へ投げつける。
「よけろ!」
「……」
朱禅はその場から動かない。
それどころか拳を構え、飛んできた「親方」の屋敷を貫いた。
「なァ?!」
「ナンダトォ?!」
その勢いで突進し、もう一方の拳を巨人の顔面へ叩きつける。顔の半分が砕け、巨人は後ろへ倒れた。
朱禅は巨人の両手足を容赦なく砕く。
「ウ……ア……」
巨人は抵抗することも、動くこともできなくなった。
だが、朱禅は攻撃の手を止めない。巨人の体を全て岩のカケラにするまで続ける気かもしれない。
羅門はとっさに、朱禅を止めた。
「朱禅、やめろ! もう充分だ! そいつは動けない!」
「……」
朱禅の動きがピタリと止まる。ゆっくりと羅門を振り返り、黄金色の目で凝視する。
いつもの朱禅の目つきではない。完全に我を失っている。
(……スゲェ殺気。俺のときもああだったのか?)
二人は静かに睨み合う。
巨人にすら太刀打ちできなかった羅門に、勝機はない。襲いかかってきたらすぐに投げられるよう、後ろ手に煙玉を準備した。
(鬼になるよう勧めちまったのは、俺なんだ。俺があいつの始末をつけてやらねェと)
「……」
「……」
「……」
「……兄ちゃん?」
朱禅は首を傾げる。
無表情だったのが、徐々に元の朱禅へと戻っていった。
「あれ? 俺、今まで何してたんだろ? 戦で怪我して、兄ちゃんに会って……というか、ここどこ?」
「覚えていないのか?」
「何を?」
朱禅はキョロキョロと里を見回す。
羅門は安堵し、警戒を解いた。
(鼻がイカれたか?)
と、羅門は自身の嗅覚を疑ったが、荒らされた里と、暴れている赤銅色の巨人を見て、錯覚ではないと気づいた。
「やめろ! テメェ、何者だ!」
巨人がこちらを振り返る。その手には、握「親方」が握りつぶされていた。
他の忍び達も巨人にやられたのだろう、里のあちこちで人が倒れていた。
「親方?! クソッ、俺が復讐する前にあっさり死にやがって!」
羅門は巨人に手をかざし、闇へ閉じ込めようとする。
ところが、巨人は「親方」を棒のように振り回し、闇を取り払ってしまった。「親方」はそのまま、いずこかへぶん投げられた。
ダメ元で、手裏剣も投げつけてみる。巨人の肌は見た目通り強固で、傷ひとつ負わせず、あっさり弾き返された。
巨人は羅門を見下ろし、ニヤリと笑みを浮かべた。
「羅、門……」
「っ?! 何で、俺の名を知っている?!」
「ドウダ。俺は、お前ヨリ強い鬼にナッタぞ。コレデ、オヤカタも里ノ連中モ、俺ヲ最強ダト認めるハズだ。オマエも、モウ俺ヲ無視デキナイ」
その声、口ぶり、羅門を敵視している様子、見覚えがあった。
「テメェ! まさか、『親方』の腰巾着の……なんだったっけ?」
「グガァァァッ!!! 覚えていないのかァァァッ?!?!」
巨人は怒り、咆哮する。
かろうじて原型を保っていた「親方」の屋敷が、無情にも崩れ落ちた。
「ソウいうトコロだゾ、羅門! オレは、オマエをコンナニモ妬み、怒り、憎んでイルとイウノニ! オレの名ヲマトモニ覚えてイルノハ、親方ト貴様のオトートくらいダ! 出来損ないのオトートに覚えラレタッテ、ナンモ嬉しクネーワ!」
「わりぃ。依頼に関係ねー奴の名前覚えるの、苦手なンだよ」
「ウルセェェェッ!!! 思い出せェェェッ!!!」
巨人は羅門へ立て続けに、大岩のような拳を振り下ろした。
羅門は避けるだけで精一杯だった。闇に閉じ込めることもできなければ、体に刃も通すことも不可能。ムダに体力を消耗するだけだった。
「チッ。作戦を練ってから出直すか」
羅門は森の影へ身を投じ、通路に使った闇の中へ逃げ込む。
だが、
「待てゴラァ」
「おわッ」
巨人が闇の中へ手を突っ込み、羅門を引っ張り出した。その手を天高く振り上げ、羅門は地面へ思い切り叩きつけた。
「がッ!」
全身に猛烈な痛みが走る。鬼でなければ、即死だっただろう。
投げられた勢いで離れたのか、背負っていた朱禅がいなくなっていた。
「朱禅ッ!」
羅門はハッと起き上がり、朱禅を探す。
朱禅は羅門から少し離れたガレキの上に倒れていた。戦場で受けた傷の具合が気になるものの、羅門ほど重症ではない。
安堵したのもつかの間、巨人がのしのしと羅門に近づいてきた。
「コレデ分かったダロウ? 俺ガ、お前ヨリ優れてイルト」
「……あぁ、よぉーく分かった」
羅門は後ずさり、朱禅から巨人が離れるよう誘導する。
今の羅門にできるのは巨人の気をそらし、少しでも里から距離を取らせることだけ。いずれ任務から戻った忍びが朱禅や、まだ息のある者を手当てしてくれるはずだ。
「だからよォ。今度は本気で勝負しようぜ」
◯
「……ん」
朱禅はゆっくりと目を開いた。巨人に叩きつけられた衝撃で、意識が戻ったらしい。
起き上がり、辺りを見回す。
荒れ果てた里、倒れたまま動かない忍び達、怪我で動くのもままならない兄、そんな兄へ拳を繰り出す赤銅色の巨人。何が起こったのか、これから何が起ころうとしているのか……一目瞭然だった。
「ッ……!」
(や、やめて! 兄ちゃんを殺さないで!)
恐怖と痛みで、声が出ない。
兄を救いたい一心で、必死に何度も息を吐いた。
「……ッ! ッ!」
(兄ちゃん、早く逃げて! 俺が囮になるから、その隙に!)
はた、と気づいた。
里は壊滅した。「親方」や甚三の姿も見当たらない。出払っている忍びは無事だろうが、帰ってきた者は順に殺される。
里の忍びは、朱禅と羅門の二人だけになる。
その上、朱禅が囮となって死ねば、羅門は一人になってしまう。朱禅は心の中でかぶりを振った。
(ダメだ! 俺までいなくなったら、兄ちゃんは一人になる! たった二人の家族、たった二人の兄弟なのに! 兄ちゃんは誰も信じられなくなってしまう!)
朱禅は物心つく前から、羅門にある言葉を繰り返し言い聞かされていた。
『俺たちはたった二人の家族、たった二人の兄弟だ。信じられるのは身内だけ。他のヤツらは誰も信用できねぇ、しちゃいけねぇ。従うフリして、上手く利用しろ。利用価値がなくなったら、いさぎよく捨てちまえ』
未だに言っている意味の半分も理解できてはいなかったが、「片方がいなくなったら、もう片方が一人ぼっちになる」ことだけは、なんとなく分かった。
(生き残らなくちゃ……兄ちゃんのために。兄ちゃんを一人にしちゃいけない!)
死にかけていた朱禅の体に、強い妖気が宿る。
妖気は朱禅の目を黄金に、髪を赤に染め、額に鬼の象徴である赤黒いツノを生やした。
◯
羅門が地面に倒れる。すかさず、巨人は羅門の足を踏み潰した。
「がッ?!」
「コレデ、終いダ」
巨人はもう一方の拳を振り上げる。羅門はその場から動けない。
直後、拳が爆ぜた。人型の何かが飛び、拳を破壊したのだ。
拳は粉々に砕け、無数の岩のカケラと成り果てた。
「いってェェェ!」
巨人は拳があった腕を押さえ、苦しむ。
人型の何かは落下し、地面へ転がった。
「朱禅?!」
人型の何かは羅門の声に反応したように転がり、彼に顔を向ける。
それは動かなくなった朱禅……ではなく、「親方」が趣味で蒐集していた、金の仏像だった。
「……は?」
(なんで仏像が飛んできたんだ?)
あぜんとする羅門の頭上を、「親方」の蒐集物が飛んでいく。仏像、壺、武具……いずれも強固な巨人を破壊するに足りない、もろいものばかりだったが、当然のように巨人の体を砕いていった。
羅門は仏像が飛んでくる先を振り返る。そこには鬼となった朱禅が立っていた。
「朱禅!」
「……」
朱禅は羅門の飛びかけに応じない。一心不乱に、「親方」の蒐集物を投げている。
巨人も朱禅に気づき、怒りをあらわにした。
「朱禅ンンンッ!!! なぜキサマまで鬼にナッテイル?!」
「親方」屋敷を持ち上げ、朱禅へ投げつける。
「よけろ!」
「……」
朱禅はその場から動かない。
それどころか拳を構え、飛んできた「親方」の屋敷を貫いた。
「なァ?!」
「ナンダトォ?!」
その勢いで突進し、もう一方の拳を巨人の顔面へ叩きつける。顔の半分が砕け、巨人は後ろへ倒れた。
朱禅は巨人の両手足を容赦なく砕く。
「ウ……ア……」
巨人は抵抗することも、動くこともできなくなった。
だが、朱禅は攻撃の手を止めない。巨人の体を全て岩のカケラにするまで続ける気かもしれない。
羅門はとっさに、朱禅を止めた。
「朱禅、やめろ! もう充分だ! そいつは動けない!」
「……」
朱禅の動きがピタリと止まる。ゆっくりと羅門を振り返り、黄金色の目で凝視する。
いつもの朱禅の目つきではない。完全に我を失っている。
(……スゲェ殺気。俺のときもああだったのか?)
二人は静かに睨み合う。
巨人にすら太刀打ちできなかった羅門に、勝機はない。襲いかかってきたらすぐに投げられるよう、後ろ手に煙玉を準備した。
(鬼になるよう勧めちまったのは、俺なんだ。俺があいつの始末をつけてやらねェと)
「……」
「……」
「……」
「……兄ちゃん?」
朱禅は首を傾げる。
無表情だったのが、徐々に元の朱禅へと戻っていった。
「あれ? 俺、今まで何してたんだろ? 戦で怪我して、兄ちゃんに会って……というか、ここどこ?」
「覚えていないのか?」
「何を?」
朱禅はキョロキョロと里を見回す。
羅門は安堵し、警戒を解いた。
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