知らない世界はお供にナビを

こう7

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王都でのんびり

悪を倒すのはいつだって極悪

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私の前に現れた悪の化身ドモン。
か弱い少女を己の欲望のままに奪おうとするだけあって極悪そうな顔をしている。
その脂ぎった身体で私に何をしようとするのか想像しただけで怖くてゾクゾクしてしまう。

『……………。』

最近、無言のなっちゃんからも感情を感じられるようになってきました。

「おい貴様!!我が屋敷をめちゃくちゃにしてどういうつもりだ。こんな事をしてただで済むと思っているのか!!」

貴族様のお屋敷、正確にはそこで働く住人を涎と体液塗れにして再起不能にした。
貴族でなくても即逮捕もの、こいつは貴族だからもっと酷くて処刑確実。
だが、それがなんだと言うのでしょう。

喋ろうとする口があるなら喋らなくさせれば良いじゃない。

「貴方がドモン様ですね?」

「そうだ!貴様は……ん?陛下と謁見しておった小娘か!どういうつもりだ!!」

「どういうつもり?それはこっちの台詞です。新しい拠点の整理をしていたら貴方に雇われたというゴロツキ共が襲って来たのですが?」

私の言葉に僅かだけど眉をピクンとさせた。
流石、腐っても貴族。
本音本性を隠すのに長けている。

「ふん、そんなの知らんな。それよりも平民がこのような事をしたのだ。すぐに処罰してやる。」

はぁ…素直に謝れば6割殺しで許してあげたのに。
やっぱり懲りなさそうなこのおっさんにもお仕置きが必要のようだ。

「何故溜息をつく?」

「貴方は現在の状況を分かっていらっしゃいますか?今貴方を守る者は周りに居ません。なるべく静かに制圧したので衛兵もすぐには来られないでしょう。貴方の兵全てを制圧した私を前にした状況でどうしてそこまで傲慢でいられるのでしょうか?」

「ぐっ…。」

状況を理解したようで一歩ニ歩と後退る。
離れちゃメッ!
ニンマリ笑顔で近付く。

それだけで青ざめるのは心外です。

「く、来るなっ!?」

「行かないとお仕置き出来ないでしょう?」

徐々にじわりじわりと追い込み、ついに彼の逃げ場を封じた。
後は他の人達同様あらゆる穴から体液を出させるだけ。

「や、止めてくれ!!もうお前には関わらない絶対関わらないから許してくれ!!」

初対面の人に対して貴様やお前呼ばわりする人の言葉を聞く耳なんて持ち合わせておりません。
じゃあ、とりあえず逝ってこようか?

「あ、ああぁぁ……」

絶望の喘ぎが悲しく屋敷中へ響いていく。
彼に施した罰は私がこの屋敷探索をする間ずっと溺れる快楽の発動。
それとフワ子が前足をポフっとするだけで起動するように固定したスタンガンで楽しむ電撃地獄。

安心してほしい数時間で戻って来るからね。

スマートに華麗に報復を終えた私は鮮やかに押し入り強盗へシフトチェンジして行く。
この間ずっとなっちゃんがドン引きしていたのは言うまでもない。

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