対人恐怖症は異世界でも下を向きがち

こう7

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第二の故郷、ユーリル大森林

ドラゴンさんは身近な存在

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ただいまドラゴンさんとご対面中。
黒い鱗肌に大きな翼。
なんて言っていいか分からないけどかっこよくて僕の少年心がくすぐられる。

「ドラゴンさん、かっこいいね!」

「クゥー!」

「ふはは、そうであろう。もっと褒めても良いぞ。」

嬉しそうに翼をバサバサさせる。
すぐに戦闘とかになるかなと思ってたけど、このドラゴンさんは温厚なのかな。

「ところでお主らはどうしてこのような場所に来た?ここはお主らのような小童が来るところではないぞ。」

「僕達はこの森を探検してたんです。何か面白いことないかなーって。」

「ふふ、本当に面白い。我はてっきりお主が吾輩を倒しに来たのかと思ったぞ。お主なかなか強いだろう。」

戦わなくても強さとか分かるんだ。

「僕は無理に戦う気はないよ。あくまで探検であって討伐じゃないもん。ね、チビうささん。」

「クゥーク!」

「ぐはは、我も戦いは好まん。いいのう、お主ら気に入ったぞ。我が名はヴァルガルド。名を呼ぶ権利を与えよう。」

「ありがとう、ヴァルさん。(クゥークゥー)」

「ふふ、ヴァルさんとな。良い呼び方だ。」

こんな訳で大きな友達が出来ました。
今日はここに泊まることに決定。

色々とお話しをしました。
ヴァルさんがここに居た理由が妙に親近感がありました。
元々ドラゴン達が多く住む領域があり、ヴァルさんもそこに住んでいた。
でも、日増しに雌のドラゴン達から執拗に婚姻を迫られるようになり、逃げるようにここに来たらしい。

なんでだろう、泣けてくるよぅ‥

「コータよ、我の為に泣いてくれるか。ありがとうのう。」

だって、聞いてて他人事じゃない酷く身近に感じるんだもん。


今夜はいつもより寒いな。
だから、1人と1匹と1体で仲良く身を寄り添って寝ました。






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