何度でも恋をする。

ゆこ

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本編

~なな~ 美言

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季節は夏。
今日は外で撮影している。コラボ商品が出るなんて、有名になった証拠だ。

「美言!サイダージュースにアイス入れるから準備して!早く!」
「わかった。」   
このアイスは、サイダーに入れると美味しいってバズった。
冬真くんは、オリジナルにしたくてフルーツポンチに入れていた。
今日は、とても暑い日だった。

「冬真くん?暑いから動画巻いてください?」
「おーう!」

冬真くんが一生懸命動画を取っている中、知らない女性が来た。
「あんた、冬真の彼女かしら?」
「えっと‥‥。どちら様でしたっけ?」
私、1回会ってる人かなぁ。
記憶がない‥‥。

「おい!!何しに来たんだよ。」
冬真くんは、急いで私のところに来て後ろに隠した。
「冬真!凪ちゃんの為にお金を出して頂戴。あの子、医者になるために頑張ってるのよ。」
もしかして、冬真くんのお母さんかな?
「すいません。うちもお金余裕無いんですよ。ご「ふざけんな!今さら親ずらしてたかってくんな。俺を捨てたくせして。二度と俺の前に来るな!行くぞ。美言。」
冬真くんは、走って家まで逃げた。
私は全く記憶がなかったから、冬真くんが夕御飯を作っている間に自分で残したメモを見ている。

冬真くんは、家族に捨てられたのか‥‥。
ごめんね‥‥。冬真くんを救いたいのに。
私では助けられないのかな。

朝起きたら、テレビもSNSも動画サイトも荒れていた。
<動画配信者 なつき、実の家族が病。母のお金の支援を拒否>
(なつき、信じられない!家族を見殺しとか。)

私が母親に言った、お金に余裕がないって所だけ切り取ってテレビに映っていた。
(星野 言じゃね?熱愛本当だったんだ‥‥。あんなに人気があるんだから金あるだろ。なにいってんだ。)

私は怖くなってテレビを即消してしまった。
それを見た、冬真は即事務所に電話をして居た。
「なつきです。テレビの事、え‥‥?テレビの事、嘘ですよ。信じてください。え‥‥はい‥‥。」
電話を切った瞬間冬真は泣いていた。

「冬真くん?」
「ごめん、美言。事務所クビになった。事務所信じてくれなかった。」
冬真くんを抱き締めた。その後は、冬真くんは部屋に籠って出てこなくなった。

私は決めた。冬真くん、ごめんね。

冬真くんが引きこもり始めた日に変装して、裏口からお家から出た。でも私は、道もなにもわからない。
「咲子さん、すいません‥‥。冬真の弟の凪くんのところに連れてってください。」
「わかったけど、美言ちゃん、どうするつもり?」
「私は、冬真くんから、助けて貰ったから、私が今度は助ける番。」
咲子さんは、嬉しそうに笑い、ひとりで歩いていた、凪くんに会った。
咲子さんが居るときっとなにも話してくれないと思い、ふたりでカフェで話した。

「はじめまして。夏希 美言です。話したくて来ました。いきなりすいません‥‥。」
「夏希‥‥?結婚したんですね。夏希 凪です。テレビ見ました‥‥。テレビで話してる事は嘘です。誰も病気なんてしてません。」
「そうですか‥‥。凪くん‥‥お願い。私、今日帰ったら直ぐに動画を配信するの。一緒に来てくれない?」
「‥‥わかりました。俺は真実を話します。」
そう言って凪くんは、咲子さんのお家まで来てくれた。

動画を生配信にした。
「こんにちは。元モデルの星野 言です。実は、今はなつきのマネジャーをしています。今日は、テレビの事について、話をしようと思います。まず、私となつきは、結婚しています。隠しててすいません。熱愛後少し経った頃に結婚しました。そして、今回のテレビの事。なつきは、家族とは絶縁をしました。動画で有名になった頃に。なつきは悪くないんです。証言者に弟の凪くんが来ています。凪くん、よろしくお願いします。」
凪くんは、顔を隠す条件で話してくれた。
「こんにちは、弟の凪です。俺の母がご迷惑をかけて、すいませんでした。テレビに出た話は、全て嘘です。家では、俺ばかり優しくされてました。兄は、ダメなやつって言われて育ちました。動画配信始めるって知った時俺は、応援したくて、家から出て行くように言いました。きっと母親から邪魔されるって思ったから。兄の事を信じて下さい。お願いします。‥‥俺からは以上です。」
「凪くん、ありがとう。私からは以上です‥‥。また、なんかあったら動画あげますね!」

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