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第一章
5 貴方に会えるのを待っていたんです!
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こんなに嫌われているとは……かつての仲間たちから向けられる凍るような冷たい眼差しに、シロは唇を噛みしめて耐え、一人立っている。
連れられてやってきたのはクレルモン公爵家の騎士団本部だ。シロはこの場所を知っている。死ぬまでの数年はここでルブリアンや騎士たちと暮らしていたのだ。
あれから五年が経過している。炎の魔物に喰われた騎士たちも少なくはないし、随分と人員が補給されたようで、見ない顔の方が多かった。けれど確かにいる。犬のシロを仲間として扱ってくれた騎士たちが。
(あれはアランに、ルーイだ)
ルブリアン直属の部隊でシロと共に戦っていた二人の騎士の姿が目に入る。何か作業しておりこちらを気にしていない様子だった。シロと共に送られてきた物資を検品しているのだろう。
もしも犬のシロならすぐに駆けつけてくれる二人が、今はシロに見向きもしない。胸がぎゅうっと締め付けられて、心臓に強い痛みを感じた。自然と視線も落ちて、手首に嵌められた鉄の手錠を見下ろしながら、深く息を吐く。
まぁ……仕方ないか。
騎士たちがヴァルモリー王国からやってきた人質を警戒し、敵視するのは当然である。
それに今のシロは『シロファス』なのだから、アランやルーイが他人であるシロファスに関心を向けないのも当然。
それはそれとして、ルブリアンはどこだろう?
アランはルブリアンの側近のうちの一人だ。アランとルブリアンは幼馴染で、ルブリアンが騎士になってからも常に隣にいた。つまり、近くにルブリアンがいるはずだ。
手錠には鎖が付けられていて、側に立っている騎士が握っている。移動することはできないのできょろきょろと辺りを見渡していると、騎士たちが不審がってさらに蔑むような視線を向けてきた。
シロは気にせず唯一の主を探している。先ほどまでは冷や汗が垂れるほどの嫌な緊張感に満たされていた心が、今は不思議な高揚に浸り始めている。
もうすぐ会える。すぐそこにいる気がした。予感がしたのだ。
今、振り向けば会える。
——あ、と思った。
その瞬間、シロの世界から彼以外の全てが消え去った。
シロはルブリアンただ一人を見つめている。まるでこれは子犬の頃のようだ。
シロは悠久にも感じる時間を過ごしながらも彼を待っていた。道端で、ひとけのない森奥の荒屋で、ダンボールの中で、洞窟の中で、冷たい檻の中で……果てしなく長い間ご主人様が現れるのを待っていてようやくシロの目の前に現れたその日! シロは叫んだ。
ご主人様!
ようやく会えた!
今、ルブリアンがそこにいる。太陽のような輝くブロンドの髪が綺麗だった。
五年前より少し髪が伸びたかな。気怠そうな横顔だけれど睡眠は取れているのだろうか。こうして人間になって分かるのは、ルブリアンが人間の中でもスラリと背が高くて、大柄で、特別に格好いいということ。右目は眼帯で覆われている。そうか、あの目は潰れて治らなかったらしい。主君の青い瞳がチラリとこちらに向けられて、シロは息が苦しくなるほど胸がいっぱいになった。ああ。
「主君!」
そこにいる。目の前にいる。
人間の姿で、二人の視線が交わっている。
シロは主の元へ駆け出した。手錠の鎖が伸び切って、ガクンとシロの歩みが止まり、反動でその場に膝をつく。これ以上先へは行けないけれど少しでもルブリアンとの距離が縮まった。シロは嬉しくなった。
「主君! ご主人様!」
悠遠の時を経て訪れたこの瞬間、シロは叫んでいる。それぞれの色の視線を重ね合って、同じ言葉の通じる場所で、あなたの名前をこの声で呼ぶ。
死に際のような掠れた声ではない。はっきりとしたこの声で。
俺はずっと、この時を待っていたんだ。
「ルブリアン様!」
いつだって俺の思いが伝わらなかったご主人様が今、俺の言葉に反応し、あの青い目を丸くしている。
シロは今度こそ笑顔で告げた。
「俺はずっと、本当にずっと、貴方に会えるのを待っていたんです!」
「……」
騒がしかった辺りが水を打ったように静まり返る。
シロを見下ろすルブリアン以外の全ての人間が驚愕の表情になり、次第に青ざめたり、憤怒の赤に染まったりしていった。
変わらないのは無表情のルブリアンと、ウキウキなシロだけ。
膝をついてルブリアンを見上げるシロは決して彼から目を逸さなかった。だがルブリアンはあっけなく視線を下げて、懐から煙草を取り出す。
唇に挟むとアランがそっと近寄り、火をつけた。ルブリアンは言った。
「あいつは何だ」
「魔塔から送られてきたシロファスという名の男です」
ふぅ、と一服。揺蕩う紫煙が宙に溶けていく。うっ、くちゃい。
「今回の供給者です」
「ふぅん……」
周りの連中がハラハラと一連のやり取りを見守っているのが分かった。皆の生み出す膨大な緊張感とルブリアンの無言の覇気だけで、普通の人間なら失神していることだろう。
けれどシロは普通の人間ではない。
ルブリアンの唯一の犬なのである。
「魔力の供給者、ね」
ルブリアンが溢すように言って、つまらなそうに煙を吐いた。
こちらに視線を寄越さないルブリアンに、シロは寂しくなって「主君……」と呟く。そこで黙っていた他の連中がワァッとシロを非難する声を上げる。
「何が主君だ、小賢しい」
「そうやって取り入ろうとしているんだろ」
「顔のいい供給者を送ってきたのは魔塔の策略か?」
「ふざけやがって」
「――演習は」
魔法かのようによく通る低い声で、またしても強制的な静寂が訪れる。
ルブリアンは言った。
「三十分後だ。第一演武場に集合するように」
それだけ言い残し去っていった。
ルブリアンはシロの言葉に、何一つ返さなかった。
シロは、背を向けて去り行くルブリアンを見上げている。
『人質』というのは本質的な意味であり、実際のところシロは、騎士たちや聖騎士団所属の王宮魔法軍に魔力を供給したり、聖騎士団員に治癒を施す『お客様』である。
ルブリアンが去ってから、シロはとぼとぼと騎士団の宿舎へ行こうとしたが周りの見知らぬ騎士たちに「おい、どこへ行こうとしている」と止められた。「宿舎へ?」と首を傾げるシロを見て、不審を通り越して若干の恐怖を抱いた様子の騎士たちは「お前の寝る場所はここじゃない。あっちだ」と騎士団本部近くの立派な屋敷を示した。
そこは騎士団を世話する公爵邸の使用人たちや、ルブリアンの執事やメイドたちが住まう屋敷だった。つまりはルブリアンの家である。ルブリアンは聖騎士団長以前に公爵家の者なので彼だけの屋敷が用意されている。
犬の頃は《広いなぁ》としか思っていなかったが、人間になった今では分かる。クレルモン公爵邸は広すぎる。本当に立派な城で、王宮に匹敵するレベルなのではないかと思う。そもそもルブリアンの屋敷だって、普通の貴族なら本邸レベルである。
ところで聖騎士団というのは殆ど形骸化した名称だ。
聖力を剣に込めて戦う騎士の多い集団ではあるので『聖騎士』ということには間違いないのだが、本来は聖女を守護する騎士団だったからその名が付けられたのだ。
百年ほど前までは神殿が保有していた騎士団であったが、戦争を繰り返すうちに規模の増していく騎士団を神殿の連中が管理しきれなくなった。そうして聖騎士団の全権利が王宮へ移行し、騎士団長に神官以外の大貴族家の騎士が任命されたことで、聖騎士の名は中身を失った。
聖騎士団は王国が管理する騎士団のうちの一つとなり、騎士の中には魔法を使う者も現れた。その筆頭は我らがルブリアン聖騎士団長である。
ルブリアンは聖力ではなく、魔法を使う。これも一般的な魔法ではなくもっと訳の分からない特別な魔法なのだが……とにかくルブリアンは聖力を扱わないのである。
ちなみに犬のシロには聖力も魔力も何も関係なかった。
シロが得意とするのは物理破壊の接近戦と嗅覚を使った情報戦だ。特攻斥候お任せあれ!
だが今のシロはただシロファスという人間である。あと、そもそも戦いがない。
あるのは暗殺だけ……。
「……絶対に殺させない」
シロは与えられた部屋を掃除しながら呟いた。案内された屋根裏部屋は独房のように狭く、不潔である。お遊びみたいなちっこい窓がひとつあるくらいで光の差さないこの部屋は、実際には監禁部屋だったのだろう。シロは監禁に慣れているので部屋割りの不運さはあまり気にせず掃除をしている。
「絶対に、主君を守るぞ!」
右目に眼帯をしたルブリアンを思い出す。五年前の炎の魔物により潰れて、そのまま治らなかったのだ。可哀想で胸が苦しい。
ルブリアンに迫る危機は魔塔の悪蛇たちだ。シロという時限爆弾もあるが、これはこちらで処理するので問題ない。
呪いを『刻む』と言っていたが目に見えての体の変化はなかった。確かに魔塔にいた頃よりも体調が悪いけれど、今のところは大丈夫そうだ。きっと時が経つごとに苦しみが増していく。そうやって暗殺へ誘導しているのだろうけれど、そうはさせん。
連れられてやってきたのはクレルモン公爵家の騎士団本部だ。シロはこの場所を知っている。死ぬまでの数年はここでルブリアンや騎士たちと暮らしていたのだ。
あれから五年が経過している。炎の魔物に喰われた騎士たちも少なくはないし、随分と人員が補給されたようで、見ない顔の方が多かった。けれど確かにいる。犬のシロを仲間として扱ってくれた騎士たちが。
(あれはアランに、ルーイだ)
ルブリアン直属の部隊でシロと共に戦っていた二人の騎士の姿が目に入る。何か作業しておりこちらを気にしていない様子だった。シロと共に送られてきた物資を検品しているのだろう。
もしも犬のシロならすぐに駆けつけてくれる二人が、今はシロに見向きもしない。胸がぎゅうっと締め付けられて、心臓に強い痛みを感じた。自然と視線も落ちて、手首に嵌められた鉄の手錠を見下ろしながら、深く息を吐く。
まぁ……仕方ないか。
騎士たちがヴァルモリー王国からやってきた人質を警戒し、敵視するのは当然である。
それに今のシロは『シロファス』なのだから、アランやルーイが他人であるシロファスに関心を向けないのも当然。
それはそれとして、ルブリアンはどこだろう?
アランはルブリアンの側近のうちの一人だ。アランとルブリアンは幼馴染で、ルブリアンが騎士になってからも常に隣にいた。つまり、近くにルブリアンがいるはずだ。
手錠には鎖が付けられていて、側に立っている騎士が握っている。移動することはできないのできょろきょろと辺りを見渡していると、騎士たちが不審がってさらに蔑むような視線を向けてきた。
シロは気にせず唯一の主を探している。先ほどまでは冷や汗が垂れるほどの嫌な緊張感に満たされていた心が、今は不思議な高揚に浸り始めている。
もうすぐ会える。すぐそこにいる気がした。予感がしたのだ。
今、振り向けば会える。
——あ、と思った。
その瞬間、シロの世界から彼以外の全てが消え去った。
シロはルブリアンただ一人を見つめている。まるでこれは子犬の頃のようだ。
シロは悠久にも感じる時間を過ごしながらも彼を待っていた。道端で、ひとけのない森奥の荒屋で、ダンボールの中で、洞窟の中で、冷たい檻の中で……果てしなく長い間ご主人様が現れるのを待っていてようやくシロの目の前に現れたその日! シロは叫んだ。
ご主人様!
ようやく会えた!
今、ルブリアンがそこにいる。太陽のような輝くブロンドの髪が綺麗だった。
五年前より少し髪が伸びたかな。気怠そうな横顔だけれど睡眠は取れているのだろうか。こうして人間になって分かるのは、ルブリアンが人間の中でもスラリと背が高くて、大柄で、特別に格好いいということ。右目は眼帯で覆われている。そうか、あの目は潰れて治らなかったらしい。主君の青い瞳がチラリとこちらに向けられて、シロは息が苦しくなるほど胸がいっぱいになった。ああ。
「主君!」
そこにいる。目の前にいる。
人間の姿で、二人の視線が交わっている。
シロは主の元へ駆け出した。手錠の鎖が伸び切って、ガクンとシロの歩みが止まり、反動でその場に膝をつく。これ以上先へは行けないけれど少しでもルブリアンとの距離が縮まった。シロは嬉しくなった。
「主君! ご主人様!」
悠遠の時を経て訪れたこの瞬間、シロは叫んでいる。それぞれの色の視線を重ね合って、同じ言葉の通じる場所で、あなたの名前をこの声で呼ぶ。
死に際のような掠れた声ではない。はっきりとしたこの声で。
俺はずっと、この時を待っていたんだ。
「ルブリアン様!」
いつだって俺の思いが伝わらなかったご主人様が今、俺の言葉に反応し、あの青い目を丸くしている。
シロは今度こそ笑顔で告げた。
「俺はずっと、本当にずっと、貴方に会えるのを待っていたんです!」
「……」
騒がしかった辺りが水を打ったように静まり返る。
シロを見下ろすルブリアン以外の全ての人間が驚愕の表情になり、次第に青ざめたり、憤怒の赤に染まったりしていった。
変わらないのは無表情のルブリアンと、ウキウキなシロだけ。
膝をついてルブリアンを見上げるシロは決して彼から目を逸さなかった。だがルブリアンはあっけなく視線を下げて、懐から煙草を取り出す。
唇に挟むとアランがそっと近寄り、火をつけた。ルブリアンは言った。
「あいつは何だ」
「魔塔から送られてきたシロファスという名の男です」
ふぅ、と一服。揺蕩う紫煙が宙に溶けていく。うっ、くちゃい。
「今回の供給者です」
「ふぅん……」
周りの連中がハラハラと一連のやり取りを見守っているのが分かった。皆の生み出す膨大な緊張感とルブリアンの無言の覇気だけで、普通の人間なら失神していることだろう。
けれどシロは普通の人間ではない。
ルブリアンの唯一の犬なのである。
「魔力の供給者、ね」
ルブリアンが溢すように言って、つまらなそうに煙を吐いた。
こちらに視線を寄越さないルブリアンに、シロは寂しくなって「主君……」と呟く。そこで黙っていた他の連中がワァッとシロを非難する声を上げる。
「何が主君だ、小賢しい」
「そうやって取り入ろうとしているんだろ」
「顔のいい供給者を送ってきたのは魔塔の策略か?」
「ふざけやがって」
「――演習は」
魔法かのようによく通る低い声で、またしても強制的な静寂が訪れる。
ルブリアンは言った。
「三十分後だ。第一演武場に集合するように」
それだけ言い残し去っていった。
ルブリアンはシロの言葉に、何一つ返さなかった。
シロは、背を向けて去り行くルブリアンを見上げている。
『人質』というのは本質的な意味であり、実際のところシロは、騎士たちや聖騎士団所属の王宮魔法軍に魔力を供給したり、聖騎士団員に治癒を施す『お客様』である。
ルブリアンが去ってから、シロはとぼとぼと騎士団の宿舎へ行こうとしたが周りの見知らぬ騎士たちに「おい、どこへ行こうとしている」と止められた。「宿舎へ?」と首を傾げるシロを見て、不審を通り越して若干の恐怖を抱いた様子の騎士たちは「お前の寝る場所はここじゃない。あっちだ」と騎士団本部近くの立派な屋敷を示した。
そこは騎士団を世話する公爵邸の使用人たちや、ルブリアンの執事やメイドたちが住まう屋敷だった。つまりはルブリアンの家である。ルブリアンは聖騎士団長以前に公爵家の者なので彼だけの屋敷が用意されている。
犬の頃は《広いなぁ》としか思っていなかったが、人間になった今では分かる。クレルモン公爵邸は広すぎる。本当に立派な城で、王宮に匹敵するレベルなのではないかと思う。そもそもルブリアンの屋敷だって、普通の貴族なら本邸レベルである。
ところで聖騎士団というのは殆ど形骸化した名称だ。
聖力を剣に込めて戦う騎士の多い集団ではあるので『聖騎士』ということには間違いないのだが、本来は聖女を守護する騎士団だったからその名が付けられたのだ。
百年ほど前までは神殿が保有していた騎士団であったが、戦争を繰り返すうちに規模の増していく騎士団を神殿の連中が管理しきれなくなった。そうして聖騎士団の全権利が王宮へ移行し、騎士団長に神官以外の大貴族家の騎士が任命されたことで、聖騎士の名は中身を失った。
聖騎士団は王国が管理する騎士団のうちの一つとなり、騎士の中には魔法を使う者も現れた。その筆頭は我らがルブリアン聖騎士団長である。
ルブリアンは聖力ではなく、魔法を使う。これも一般的な魔法ではなくもっと訳の分からない特別な魔法なのだが……とにかくルブリアンは聖力を扱わないのである。
ちなみに犬のシロには聖力も魔力も何も関係なかった。
シロが得意とするのは物理破壊の接近戦と嗅覚を使った情報戦だ。特攻斥候お任せあれ!
だが今のシロはただシロファスという人間である。あと、そもそも戦いがない。
あるのは暗殺だけ……。
「……絶対に殺させない」
シロは与えられた部屋を掃除しながら呟いた。案内された屋根裏部屋は独房のように狭く、不潔である。お遊びみたいなちっこい窓がひとつあるくらいで光の差さないこの部屋は、実際には監禁部屋だったのだろう。シロは監禁に慣れているので部屋割りの不運さはあまり気にせず掃除をしている。
「絶対に、主君を守るぞ!」
右目に眼帯をしたルブリアンを思い出す。五年前の炎の魔物により潰れて、そのまま治らなかったのだ。可哀想で胸が苦しい。
ルブリアンに迫る危機は魔塔の悪蛇たちだ。シロという時限爆弾もあるが、これはこちらで処理するので問題ない。
呪いを『刻む』と言っていたが目に見えての体の変化はなかった。確かに魔塔にいた頃よりも体調が悪いけれど、今のところは大丈夫そうだ。きっと時が経つごとに苦しみが増していく。そうやって暗殺へ誘導しているのだろうけれど、そうはさせん。
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