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第三章
30 ただの魔法使いではない
事実ばかりを問答無用で突きつけていたことに気付き、後悔の念に駆られる。もっと伝え方があったかもしれない。そうすればシロファスが泣くこともなかったのでは、と、悔いる。
普段のシロファスとは無縁な『涙』が彼に齎されることに、恐れに近いものを覚えていた。
「なるほど……」
だがそう呟いてシロファスは顔を上げた。
その目は月光に煌めき、朗らかな笑みを見せる。
「だから供給の後のご飯が、びっくりするほど美味しかったんだね」
ルブリアンはその屈託ない笑顔から目を離せなかった。
「アランさんが用意してくれたハンバーグとか、革命だったよ。この人生で初めて食べたけど、美味しかったなあ。ゆで卵もうまかった。卵食べたのも初めて! お肉と卵って、あははっ。思い出すだけで嬉しくなるな。やっぱりここは凄い場所だねー。天国みたい」
「……」
「歯は平気だよ。俺は治癒の魔法を使えるから。というか、こう、壁とか岩にぶつけて砕いたカスを食べてたので」
「……」
「森でも色々採ってたから大丈夫。それに魔塔でも氷みたいなのしか食ってなかったから。あの、ところで団長? 俺、これを手に入れたんですけど……?」
「……」
「多分、褒めてもらえるやつなんですけど?」
「シロファス」
「はい!」
「行くぞ」
「えっ」
踵を返して部屋を出て行こうとするルブリアンに、シロファスは狼狽えながらもついてくる。右手に握った録音石とルブリアンの顔を交互に眺め、「どこへ?」「あのこれ……」と困惑交じりに口にする。
「分かってる」
ルブリアンは横顔だけで振り返った。
「お前の功績は後で確かめるから」
「本当!?」
シロファスは顔を期待に輝かせた。
そして心から嬉しそうに、声を絞り出す。
「役に立てるといいな」
「……」
この男は、一体何だ。
――『シロファスというあの男……』
不意に記憶を掠める声は、過去に自分が吐いた声だ。
――『悪魔だろうが何だろうが構わない。あの供給者が有用な限り、俺の犬にする』
――『ただ、シロファスというあの男……ただの魔法使いではないな』
前回の騎士団の魔獣討伐遠征で、ルブリアンが洩らした言葉。
シロファスは停戦国の魔塔から派遣された魔力供給のための人員で、つまりは人質でもある魔法使いである。実際に魔法使いとして魔剣士や魔法軍の連中に魔力を供給し、ルブリアンだけでなく他の者たちの傷を治癒した。
それなのにシロファスは、木の枝一本でエルドクロウを討伐し、ハンスやジャックに鉄拳を下したのだ。
魔法使いのくせになぜ接近戦に優れていたのか。もしやこの男はただの人質ではなく、騎士団を探る諜報員だったり、特定の人物の排除など目的があって潜入してきたのではないかとも疑った。
どちらにせよシロファスの力は使い尽くすつもりであった。何か特別な目的を抱えて神聖騎士団に派遣されたとしても、ルブリアンが必ず支配する。そうしてシロファスの魔力も、治癒の力も、騎士団の養分へと費やさせる――……。
だが実際はどうだ。
「それで団長、どこへ行くつもり?」
ルブリアンの想像を超える冷遇を受けて、蔑ろにされながらも、ルブリアンの役に立とうとしている。
いや、役に立てるということを証明しようとしている。
魔塔の仲間を救うために。
「団長? 怒ってる? あの、部屋は明日片付けるから」
「……シロファス」
「俺もここ数日、部屋に帰ってなかったから、掃除が追いつかなくてっ」
「お前は森に捨てられていたのだから当たり前だろうが!」
振り返って言うと、シロファスはびっくりしたのか目を丸くする。
感情が昂ったせいで声を荒げてしまった。一瞬、しまったと胸に過ったが、それでもルブリアンを見上げる大きな目には恐怖の色はなかった。
ルブリアンは心を整えるため、軽く息を吐く。むしろルブリアンのため息の方がシロファスに影響するらしく、なぜか心配そうな顔をする。
「……ついてこい」
シロファスが小さく頷く。彼を引き連れてやってきたのは、ルブリアンの自室だ。
するとシロファスは、表情に明るさを取り戻し、「ここって?」と顔を向けてくる。彼の顔から不安の気配が引いたことに安堵を抱きつつ、ルブリアンは扉を開いた。
「俺の部屋だ」
「ええっと、どうして俺はここに?」
ルブリアンはドレスルームから適当に衣服を引っ張り出して、シロファスへ渡した。
「これを着ろ」
「えっ、あの、俺、汚れてますけど?」
「いいから着ろ。今着ている服は濡れてるだろ。風邪でも引いたら許さねぇぞ」
「えー、俺、風邪なんか引かないのに」
つい数十秒前まで今にも泣き出しそうな顔をしていたのに、今はもう笑っている。
ルブリアンは「着替えろ」と問答無用で指示し、シロファスを寝室に押し込んで、呼び鈴を鳴らした。
やってきたルブリアン付きの執事に、庭でシロファスを取り囲んで袋叩きにしていた使用人たちの身柄の拘束を命令する。それと食事を用意し、浴室を準備するよう言いつける。
寝室に戻ると、シロファスはシャツとズボンに着替え終えていた。ルブリアンに合わせた着丈なのでシロファスが着るとかなり余裕がある。
「団長~、服大きいよ」
ずるずると裾を引きずって近寄ってくるので、ルブリアンは仕方なくボトムの裾を適当に折ってやる。シャツも袖を捲ってやり、食事が運ばれてくるまでの間、ひとまずベッドにシロファスを座らせる。
「俺、汚いからここ座らないほうがいいと思うんですけど!?」
喚くシロファスは聞き流し、ベッド脇の椅子の背を掴み引き寄せる。腰掛けたルブリアンは、シロファスに真っ直ぐ視線を合わせた。
「シロファス、お前、あの扱いを受けていてなぜ何も言わなかった」
「え?」
「ここでの暮らしのことだ」
やはりシロファスはルブリアンの視線に揺るがない。
クレルモン家の血を引く征服の眼差しを前にして、自由に振る舞うのだ。
「屋根裏部屋のこと? でもこの国って、魔塔を嫌ってるからさ。俺を丁寧に扱うのも変だと思うけど」
「あれは冷遇どうこうの話ではない。仲の良い騎士や魔法使いに相談すらしていないのか?」
「相談? ああ、うーん……?」
その発想すらなかったのか、シロファスは首を傾げている。どう答えたらいいかすら思い浮かばないらしい。
ルブリアンの脳裏を過ぎるのはシロファスの素手での戦いだ。シロファスは虐められるにしては強すぎる。
「お前は確かに強いから誰かに頼るまでもないと思ったのかもしれないが、ならばどうして反撃をしなかった?」
「今強いって言った!?」
「シロファス」
褒められることに敏感なのか、途端に目を輝かせるシロファスを一旦宥める。
シロファスは「ええっと」と微かにニヤけつつも返答を探しつつ、見つからないのか、質問を返してきた。
「反撃って、俺がこの邸宅の人に?」
「ああ。庭でのことも部屋のことも、どう考えてもやり過ぎだろう。お前を飢え死にさせようとしていたんだ」
「うーん……けど、団長の家だしな」
シロファスは両手に録音石を握っている。
「団長の家の人たちを傷付けられないよ!」
その腕には痣と擦り傷が広がっていた。治癒の力をもつシロファスが、自分の体の修復に間に合っていない。首筋に血の跡が残っていた。これが呪いの影響で吐血した時のものなのか、使用人に集団暴行を受けていたときに流れた血なのかは定かでない。
これだけ傷を負っているのに、シロファスはルブリアンのモノを傷付けようとしなかった。
そうして自分のことはどうでもいいとばかりに、大事そうに録音石を見下ろし、「団長」と差し出してくる。
「これ、後ででいいから聞いてほしいんだ」
「……ここにお前を森に捨てた犯人に関する証拠が残っているんだな」
「えっ。あ、うん?」
「違うのか? なら何が入ってる」
「俺に関しても残ってるかな? そんなことよりも重要な証言が入っているから、とにかく聞いてほしい」
「……あぁ」
「あぁ、でも、よかった。安心した。ちゃんと団長に渡すことができて……」
聞きたいことは沢山あるし、録音石の中身も確認しなければならないが、まずはシロファスだ。
すでにシロファスは「それで、俺、そろそろ部屋に戻ろうと思うんだけど、ダメかな」とゴミ捨て場のような部屋に笑顔で帰ろうとしている。
普段のシロファスとは無縁な『涙』が彼に齎されることに、恐れに近いものを覚えていた。
「なるほど……」
だがそう呟いてシロファスは顔を上げた。
その目は月光に煌めき、朗らかな笑みを見せる。
「だから供給の後のご飯が、びっくりするほど美味しかったんだね」
ルブリアンはその屈託ない笑顔から目を離せなかった。
「アランさんが用意してくれたハンバーグとか、革命だったよ。この人生で初めて食べたけど、美味しかったなあ。ゆで卵もうまかった。卵食べたのも初めて! お肉と卵って、あははっ。思い出すだけで嬉しくなるな。やっぱりここは凄い場所だねー。天国みたい」
「……」
「歯は平気だよ。俺は治癒の魔法を使えるから。というか、こう、壁とか岩にぶつけて砕いたカスを食べてたので」
「……」
「森でも色々採ってたから大丈夫。それに魔塔でも氷みたいなのしか食ってなかったから。あの、ところで団長? 俺、これを手に入れたんですけど……?」
「……」
「多分、褒めてもらえるやつなんですけど?」
「シロファス」
「はい!」
「行くぞ」
「えっ」
踵を返して部屋を出て行こうとするルブリアンに、シロファスは狼狽えながらもついてくる。右手に握った録音石とルブリアンの顔を交互に眺め、「どこへ?」「あのこれ……」と困惑交じりに口にする。
「分かってる」
ルブリアンは横顔だけで振り返った。
「お前の功績は後で確かめるから」
「本当!?」
シロファスは顔を期待に輝かせた。
そして心から嬉しそうに、声を絞り出す。
「役に立てるといいな」
「……」
この男は、一体何だ。
――『シロファスというあの男……』
不意に記憶を掠める声は、過去に自分が吐いた声だ。
――『悪魔だろうが何だろうが構わない。あの供給者が有用な限り、俺の犬にする』
――『ただ、シロファスというあの男……ただの魔法使いではないな』
前回の騎士団の魔獣討伐遠征で、ルブリアンが洩らした言葉。
シロファスは停戦国の魔塔から派遣された魔力供給のための人員で、つまりは人質でもある魔法使いである。実際に魔法使いとして魔剣士や魔法軍の連中に魔力を供給し、ルブリアンだけでなく他の者たちの傷を治癒した。
それなのにシロファスは、木の枝一本でエルドクロウを討伐し、ハンスやジャックに鉄拳を下したのだ。
魔法使いのくせになぜ接近戦に優れていたのか。もしやこの男はただの人質ではなく、騎士団を探る諜報員だったり、特定の人物の排除など目的があって潜入してきたのではないかとも疑った。
どちらにせよシロファスの力は使い尽くすつもりであった。何か特別な目的を抱えて神聖騎士団に派遣されたとしても、ルブリアンが必ず支配する。そうしてシロファスの魔力も、治癒の力も、騎士団の養分へと費やさせる――……。
だが実際はどうだ。
「それで団長、どこへ行くつもり?」
ルブリアンの想像を超える冷遇を受けて、蔑ろにされながらも、ルブリアンの役に立とうとしている。
いや、役に立てるということを証明しようとしている。
魔塔の仲間を救うために。
「団長? 怒ってる? あの、部屋は明日片付けるから」
「……シロファス」
「俺もここ数日、部屋に帰ってなかったから、掃除が追いつかなくてっ」
「お前は森に捨てられていたのだから当たり前だろうが!」
振り返って言うと、シロファスはびっくりしたのか目を丸くする。
感情が昂ったせいで声を荒げてしまった。一瞬、しまったと胸に過ったが、それでもルブリアンを見上げる大きな目には恐怖の色はなかった。
ルブリアンは心を整えるため、軽く息を吐く。むしろルブリアンのため息の方がシロファスに影響するらしく、なぜか心配そうな顔をする。
「……ついてこい」
シロファスが小さく頷く。彼を引き連れてやってきたのは、ルブリアンの自室だ。
するとシロファスは、表情に明るさを取り戻し、「ここって?」と顔を向けてくる。彼の顔から不安の気配が引いたことに安堵を抱きつつ、ルブリアンは扉を開いた。
「俺の部屋だ」
「ええっと、どうして俺はここに?」
ルブリアンはドレスルームから適当に衣服を引っ張り出して、シロファスへ渡した。
「これを着ろ」
「えっ、あの、俺、汚れてますけど?」
「いいから着ろ。今着ている服は濡れてるだろ。風邪でも引いたら許さねぇぞ」
「えー、俺、風邪なんか引かないのに」
つい数十秒前まで今にも泣き出しそうな顔をしていたのに、今はもう笑っている。
ルブリアンは「着替えろ」と問答無用で指示し、シロファスを寝室に押し込んで、呼び鈴を鳴らした。
やってきたルブリアン付きの執事に、庭でシロファスを取り囲んで袋叩きにしていた使用人たちの身柄の拘束を命令する。それと食事を用意し、浴室を準備するよう言いつける。
寝室に戻ると、シロファスはシャツとズボンに着替え終えていた。ルブリアンに合わせた着丈なのでシロファスが着るとかなり余裕がある。
「団長~、服大きいよ」
ずるずると裾を引きずって近寄ってくるので、ルブリアンは仕方なくボトムの裾を適当に折ってやる。シャツも袖を捲ってやり、食事が運ばれてくるまでの間、ひとまずベッドにシロファスを座らせる。
「俺、汚いからここ座らないほうがいいと思うんですけど!?」
喚くシロファスは聞き流し、ベッド脇の椅子の背を掴み引き寄せる。腰掛けたルブリアンは、シロファスに真っ直ぐ視線を合わせた。
「シロファス、お前、あの扱いを受けていてなぜ何も言わなかった」
「え?」
「ここでの暮らしのことだ」
やはりシロファスはルブリアンの視線に揺るがない。
クレルモン家の血を引く征服の眼差しを前にして、自由に振る舞うのだ。
「屋根裏部屋のこと? でもこの国って、魔塔を嫌ってるからさ。俺を丁寧に扱うのも変だと思うけど」
「あれは冷遇どうこうの話ではない。仲の良い騎士や魔法使いに相談すらしていないのか?」
「相談? ああ、うーん……?」
その発想すらなかったのか、シロファスは首を傾げている。どう答えたらいいかすら思い浮かばないらしい。
ルブリアンの脳裏を過ぎるのはシロファスの素手での戦いだ。シロファスは虐められるにしては強すぎる。
「お前は確かに強いから誰かに頼るまでもないと思ったのかもしれないが、ならばどうして反撃をしなかった?」
「今強いって言った!?」
「シロファス」
褒められることに敏感なのか、途端に目を輝かせるシロファスを一旦宥める。
シロファスは「ええっと」と微かにニヤけつつも返答を探しつつ、見つからないのか、質問を返してきた。
「反撃って、俺がこの邸宅の人に?」
「ああ。庭でのことも部屋のことも、どう考えてもやり過ぎだろう。お前を飢え死にさせようとしていたんだ」
「うーん……けど、団長の家だしな」
シロファスは両手に録音石を握っている。
「団長の家の人たちを傷付けられないよ!」
その腕には痣と擦り傷が広がっていた。治癒の力をもつシロファスが、自分の体の修復に間に合っていない。首筋に血の跡が残っていた。これが呪いの影響で吐血した時のものなのか、使用人に集団暴行を受けていたときに流れた血なのかは定かでない。
これだけ傷を負っているのに、シロファスはルブリアンのモノを傷付けようとしなかった。
そうして自分のことはどうでもいいとばかりに、大事そうに録音石を見下ろし、「団長」と差し出してくる。
「これ、後ででいいから聞いてほしいんだ」
「……ここにお前を森に捨てた犯人に関する証拠が残っているんだな」
「えっ。あ、うん?」
「違うのか? なら何が入ってる」
「俺に関しても残ってるかな? そんなことよりも重要な証言が入っているから、とにかく聞いてほしい」
「……あぁ」
「あぁ、でも、よかった。安心した。ちゃんと団長に渡すことができて……」
聞きたいことは沢山あるし、録音石の中身も確認しなければならないが、まずはシロファスだ。
すでにシロファスは「それで、俺、そろそろ部屋に戻ろうと思うんだけど、ダメかな」とゴミ捨て場のような部屋に笑顔で帰ろうとしている。
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