異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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 そんなバス内での会話に何かが反応することはなく、無事バスは宿舎に到着し、あらかじめ決められていた部屋割りに荷物を置くと、最初の行事として施設の清掃から始まった。これは近隣の学校が持ち回りで行っており、今年の担当だからだ。竈門やテーブル、周辺の草刈りや薪菜等の調達・・・各班毎に行動し、昼前になると

「さてお約束のカレーなんだが、ここには米とルーしかない。カレーの具材はこの施設エリア内で自由に調達してくれて構わない!失敗しても最悪具無しのカレーライスは食べれる。どうする?頑張るしかないよな?」

 教師に煽られてます・・・むしろ・・・掃除の際に発見した畑の具材を使えば良いけど・・・肉はどうしろってんだよ!狩れってか!?捌けってか!?熟成はどうしろってんだよ!てか、施設エリア内に肉が走り回ってんのかよ!あぶねぇな!

「センセー、肉はどこを走ってるんですか?」

「鋭い質問だな。そうだな・・・肉は裏山を走り回ってるぞ?」

 マジモンかよ・・・

「というのは冗談で、エリア内の何処かに食材カードが隠されているから、ソレを持ってくれば、食材と交換するぞ?ちょっとしたオリエンテーリングだ。がんばれ!」

 そういうことはさっさと言え!完全に狩る方向で集中し始めてたよ!

「狩ってきた奴には、解体熟成させた方と交換もするぞ?」

 煽ってる・・・

「よっしそれでは調理時間1時間として1時間半のオリエンテーリング開始!」

 ワッと走り去っていくクラスメイト達・・・なんだろう・・・早い者勝ち的なこの行動・・・デジャビュ・・・

「で、どうするんだ?ショウ」

 たけしと香織とボクと霞・・・霞はバスで後ろの席だった図書委員の女の子だ

「どうするって・・・このまま1時間半駄弁って具なしカレー食べるのも手だよな?」

「「「・・・」」」

「そんな目で見るなよ・・・ならこうするか?

 3人で具材カードを探して、ボクが走り回ってる肉を捕まえてくる」

 この提案に驚く素振りを見せるも

「ソレが一番妥当かもね?」

 あっさり了承された!

「ソレじゃぁ最初に配られた冊子と地図見ようか・・・うん、これならココとココとココに具材カードがあるんじゃないかな?」

 指定されたマーカーと地図。これを使って普通は所要時間を競うんだが、今回は変則で、宝探しの様なものだ。ならば・・・目標を示してあげれば・・なんとかなるだろう。

「じゃぁボクは行くね?野菜の方は・・・任せたよ?」

 その前にみんな忘れてるみたいだけど、コメを水に浸してから出発を・・・僕たち以外はソレをしていなかった・・・ソレを知った先生は・・・

「これは一波乱起こるな・・・」

 芯が残ったり焦げたり・・・目に見えてる
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