異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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別れと出会い

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~香織~

「みんなのリーダー翔君はとある事情のため遠くに引っ越すことになりました。昨夜」

 朝のHRで担任がこう切り出した。
 勿論そんな話が出るんじゃないかってクラスのみんなは話してたし、私もこの前の出来事をよく覚えている。霞ちゃんに翔君を寝取られた話だ!

「なぁ?香織は何か聞いてなかったのか?」

「香織ちゃん・・・翔君どうしちゃったの?」

 たけしと霞ちゃんが話しかけてきたが、答えることはできなかった。下手なことを話すと、そこから翔君の所にマスゴミとか変な人たちが行きかねないと、母に釘を刺されているからだ・・・それに・・・霞ちゃんはだからね!?
 
「香織ちゃん?何だか私を見る目が怖いんだけど・・・?」

「ごめんごめん。霞ちゃんが何かしたわけじゃないから、許して?それに・・・翔君が何も言わずにこうしたことに少なからず怒ってるだけだから」

 その後もクラスメイトが入れ替わり立ち替わりと話を聞きにきたが、もう正直うんざりだ・・・そんな私の態度を知ってか、霞ちゃんとたけしが間に入ってくれることが増えた。おかげで下校する頃にはもう・・・正門前でマスゴミが待機してるくらいに話は広がっていた・・・

「人殺しの高校生がどこか他所へ転校して行ったと言うのは本当でしょうか?」

 言うに事欠いて、そうくるか・・・

「・・・すみません、カメラを向けないでもらえますか?モザイク処理等をしても、画面に写っているのを確認したら訴えさせてもらいますよ?それに、まずはあなた方の会社名とお名前を紹介してもらえませんか?社会人としての最低限のマナーかと思いますが」

 結果的に犯人は死んだけど、それは自業自得では?それを恰も翔君が直接殺したかのように・・・好んで殺したかのように言うなんて・・・

「私たちは報道の自由に則って、国民に危険性のある男性の所在を知らしめる義務が!」

「なら・・・そうなった原因であるヤクザやチンピラの全所在を全国民に知らしめてからにしてもらえませんか?あなた方は弱い立場の人間しか相手にしてませんよね?そんなのことを追いかけていないで、もっと巨悪を追い込んでみなさい!それもできないって言うんなら・・・その義務という言葉を軽々しく使わないでください!」

「そ・・」

「そしてあなた方がそんなに義務を主張するなら、私は大事な友達を守るための義務を主張します!それでいいですよね?〇〇社の▽△さん?」カシャカシャカシャ!

 そう宣言すると周囲にいたクラスメイト達が一斉マスゴミ各社の社名と名札を写真に納め出した

「あんたらが俺たちの友達を貶め用とするんなら、今の会話とそっちの言葉を世界にばら撒くからな?」

「俺たちは友達を・・・仲間は絶対に売らない!あんたらとは違うんだ!」

 みんなは・・・翔君のことを・・・って言ってくれたよ・・・
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