異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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○アー・・・はまずいか

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 さっきの日曜朝のTV番組に出てくるような格好の人って、なんだったんだろう・・・

「普通に考えたら不審者だよね?」

 お姉ちゃん・・・そんな身も蓋もないことを・・・でも・・・

「助かった・・・んだよね?」

「そうだね・・・まださっきの人が無事で、熊も撃退できたって保証もないんだけど・・・ぁ、そろそろ」

 ハイキングコース入口にある簡易休憩所(屋根と椅子だけの)に到着した。

「ここでちょっと休もうか。さっきの人が来てく「遅かったね」れ・・r?」

 休憩所に先客がいたようだけど、知り合い?いやいや・・・

「あぁ、ごめんね?さっきのライダーだよ。熊は無事倒したから、下山したんだけど・・・追い抜いちゃったようだね」

 さっきのライダーさんだった・・・変身解除したんだね・・・イケメンだ・・・ぁ、お姉ちゃんの目つきが変わってる・・・

「ィイイイケメンにお漏らしバレて処理もしてもらって命も助けてもらって・・・わたわたわたわた・・・・キュウ!」

「お姉ちゃん!」

 気を失って崩れ落ちる寸前に、イケメンさんがいつの間にかお姉ちゃんの背後に回り込んでて、床に落ちる前に抱き止めて・・・休憩所の椅子にねかせてくれた・・・あれ?さっきまで私の目の前にいたよね?

「ハハハ、危なかったね。床は土とはいえ、打ちどころが悪かったら、大事だしね」

「重ね重ね、ありがとうございます。
 それで・・・お名前を聞いてもいいですか?」

「そういえば名乗ってなかったね。『通りすがりのライダー』って事じゃ・・ぁ・・・ダメな顔してるね?」

 偽名とかダメです!命の恩人でイケメンで私の好みど真ん中ですから!お姉ちゃんは・・・トラウマになってそうですけど

「これは失礼した。ボクは東翔アズマショウ19歳だよ」

 19歳・・・5歳差か・・・年下とか・・・どうかな?

「二人はこの近所?」

「ハイ!この近くの商店街の『玩具屋』さんです。お姉ちゃんは大学生で九州に行ってますが・・・ぁ、私は中学生で、来年から高校生になります。
 翔さんは、どこに住んでるんですか?」

 きゃっ!名前で呼んじゃった!

「ボクはここから山三つくらい超えた先の・・・山の中に祖母と住んでるんだ」

「それって・・・主様ぬしさまのところですか?」

「そうだね。周囲の人からはそう呼ばれてるらしいね」
 
 驚きです。この辺りで知らない人のいないほどの有名人さんの・・・しかもお孫さんだったなんて・・・

「今回のお礼にご挨拶に伺った方がよろしいでしょうか?」

 思わずそう・・・

「いや、それはよしてくれ。今回のことはボク個人が動いたことで・・・祖母は関係ないからね」

 
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