異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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「リル?もう一人紹介したい人がいるんだけど良いかな?」

 無限収納から取り出した人形をリルの前に置き

「『良いよ?』リル?この人g「あるじ~!ありがとう!!」???」

 よりにもよってリルは目の前の人形をパクッと咥えて・・・

「あるじがオモチャくれた!大事にする!」

 そう言ってその小さい口・・・しかし牙は鋭利・・・ボクが相手でも甘噛みからマジ噛みに変わってたから・・・人形と理解したとあれば・・・

『ちょ!やべ!やめ!リル!落ち着け!』

 どうやらめぐが中に入った瞬間だったらしい・・・もうワンテンポ入るのが遅かったらあぁはならなかったと思うんだが・・・

「リル?大事な話があるから、一先ず人形遊びは終わろうか?」

「ヤダ!あるじからの贈り物にリルの匂いを!印を刻む!」

 頑なだな・・・でもね?今噛んでるその中には君のあるじの大事な人が入ってるんだよ?

『めぐ?出てこれないの?代わりの依代なら用意できるけど?』

『もうあの人形依代身体精神体が馴染んでおるのだ!今後ももっと馴染ませておけば、受肉する際の依代として最大限に威力を発揮すると思われるのだ!だから!』

 なるほど・・・容れ物として馴染み始めてるってことか・・・なら・・・

「リル!待てフリーズ!」

 ちょっとだけ威圧を込めて掌で制すと、ピタッと動きを止めてこちらを凝視

「リルはの言うことが聞けない悪い子なのかな?違うよね?」

「ゥ・・ゥゥゥ・・・」

 初めての感覚に恐れ戸惑いつつも、必死に抗おうとしていた・・・が

「リル?この先も今回のように我儘を言ってボクの言うことが聞けないって言うんなら・・・」

 その先の言葉を言わせないでくれ・・・こっちも言って仕舞えば・・・引き下がりにくくなるんだ

 リルは咥えていた人形をそっと床に置くと

「ごめんなさい(>人<;)」

「違うだろ?謝るのはボクにじゃなく、そのにだ」

「???えっと・・・噛んだり振り回したりしてごめんなさい」

 いまいち状況を理解してないが、あるじに言われたから仕方なく・・・床に置かれた人形に対して謝り、その人形の顔を舐めると

「ふふっ。やっぱり可愛いの・・・初めて触るが、皆が言うようにふかふかで気持ちが良いな・・・これは良いものだな」

 めぐがその身体人形を動かし、その身の数倍の大きさのリルの顔や首筋を撫でてやると、リルは相変わらず???な顔をしているが・・・されるがままに・・・落ち着いていった・・・
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