異世界召喚〜転移前にスキルの検証させてもらえますか?三十年くらい〜

ばふぉりん

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有栖キレる

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 それぞれに進化の兆しがあったかどうかは定かではないが、通常?の存在進化とは別に特異進化や種族進化などをした個体がいるなかで、リルは少しだけ大きくなったように感じる。母親との邂逅や、精神的な成長が、それらを促し、周囲の進化の影響に当てられて・・・かもしれない・・・無理に急いで大きくなる必要はないんだよ?

「さて、そろそろ気配として街のエリアに入るから、みんなはそこの森の中で待機しておいてくれるかな?」

 そうして数匹・・・リルとリルママと四天王を引き連れて門に向かい、その門でも多少の・・・あったけど、ギルドに向かうと

ガガウウ!お久しぶりです
ガウガウガウお帰りなさい

 アルとウルが出迎えてくれて

ガウ~立派になって
ガ!ガウ!?個別進化だと!
・・・ガ・・・ガガウネーム・・・ドだ・・・と?
ガウ?彼奴も?

 安心するといい、黄は・・・ネームド進化したが、ある意味退化だからな・・・

「有栖います・・・か?」

 ギルドホールに入り、そう聞くと

 ホール内は完全武装して魔法詠唱がほぼ終わり、発射の号令待ちだけの状態の・・・冒険者と、完全武装形態の有栖が立っていて、一触即発・・・そんなタイミングで名前を呼ばれた反応で有栖が

「あ“?」

 変な声出した瞬間に、それを発射の合図と誤認した冒険者の一人が魔法を放つと、それを皮切りに次々へと・・・有栖はそれを止めようと声を上げるが、むしろその声は『全弾打ち尽くせ!』的にも聞こえたようで、再度詠唱に入る者や、矢を連射する者、死角から回り込もうとするもの・・・うん、何気に優秀なメンバーが揃ってるじゃないか・・・な~んて、感慨に耽ってる時間はないよね?
  自分と周りアイテムボックスの入り口を目一杯展開して・・・が入る・・・つまり、魔法も矢も・・・していき・・・双方に被害がないのを確認できるほどの時間を空けると、有栖も落ち着いたようで

「ストップ!ストップ!なんで勝手に撃ち始めるかな!途中で何度もストップって言ったのに!」

 一緒に迎え撃つ準備をしていた冒険者にキレていた

「・・・これはどう言うことか説明してもらえますか?有栖有栖五劫の擦り切れ海砂利水魚の水行松雲来松風雷松食う寝る処に住む処やぶらこうじのぶらこうじパイポパイポパイポのシューリンガンシューリンガンのグーリンダイグーリンダイのポンポコピーのポンポコナの超究明の長介?」

「・・・誰ですか?」

「ジー」「「「ジー」」」「「ジー」」

 よく見ると門の影からアルとウルもジト目で覗き込んでいた

「・・・え?私?」

「一冒険者が従魔を連れてギルドに来ただけなのに、完全武装した同業者とギルド職員に手痛い歓迎をされる謂れが判りませんので・・・思わずを喋りそうになったところを、アリスさんの真名を晒すことで回避したんですけど・・・だめでしたか?」

 アリス他の冒険者は自らの最大戦力を最も容易く無効化し、無傷でこちらに威圧を飛ばしてくるボクに恐れ、『アリスさんの正体?』というキーワードに激しく反応していた

「そそそそれは、まままじゅいかにゃぁぁぁ?」

 あからさまに動揺しなくても・・・と言うか、本当にこの人がグランドマスターなの?影武者なんじゃなかろうか?
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