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溝端悟
20××年7月17日17:06
しおりを挟む放課後に教室に残っていた。ここには俺と同じクラスの大塚一哉しかいない。
受験に向けて、二人で机をくっつけて向かい合い、勉強をしていた。
すると突然、一哉は俺の手の上に手を重ねてきた。俺も、それに応えるように指を絡ませた。それから二人で見つめ合っていた。
もともと仲が良く、修学旅行も同じ班だったりするほどだったが、このような関係になったきっかけは1ヶ月前だ。
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