アニマル怪談(10/26更新)

狂言巡

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 あたしのママのお仕事はお金持ちの愛人になる事。

「きっと貴女も私と似たような人生を送るんでしょうね」

 ママの言う通りだった。高校二年生の時にノリでついていった胆試し。心霊スポットの地主さんと付き合う事になった。瞳孔が縦に割れてて、舌が長くて、何でも飲むように食べるのよ。





 ある古井戸に住む大蛇は人の記憶を奪うらしい。昔は全部食べていたらしいが、歳なのか飽きたのか、蓄えた記憶を無差別に人に与えるようになり、スクープを狙う記者には穴場スポットと化している。





 とてもとても好きな子が出来た。
 でも彼女と僕との間には大きくて高い壁が……せめて彼女の傍に寄り添えたら……。

(暗転)

 娘の退院祝いの為、一足先に家に帰宅した夫婦は顔をつき合わせて相談していた。

「……どうしましょう」
「……お前が使うかい?」
「何言ってるの、あの子へのプレゼントの中にあったのよ?……でも、小学生に蛇皮の財布は早すぎるわよね……」
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