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【番外編】戦闘中
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「相手は武器を持っていないっ! このまま逮捕しろっ!」
小隊の隊長らしき男の指示と共に、先頭を走っていた隊員の一人が、手錠を取り出した。そして清和の腕を掴み、手錠をかけようとする。
「くっだんね」
しかし清和は、相手の力をそのまま利用して腕を取り、横に放り投げた。
「うわあぁぁ!」
「な……っ!」
一瞬で地面に転がされた同僚に驚いたが、退院達は完全に怯む事なく、清和を取り押さえようとした。しかし、空を切るだけでバランスを崩した一部が一瞬動けなくなる。その隙を、清和は見逃さない。無防備な後ろの首に、踵を落とした。
ガクンッ。
隊員が言葉を発する間もなく、地面に崩れ落ちる。
「あらよっと」
倒れた男の後ろに居た隊員が、警棒を清和に向かって突き出す。清和はそれを、躰を深く地面に落とす事で避け、素早く右足を出す。両手を握り合わせ、そのまま相手の鳩尾に肘をめり込ませた。
「……おぅっ!」
隊員がまた一人、地面に突っ伏す。しかし、それでも隊員達の猛攻は止まらない。十数人体制の彼らに対し、相手は少年一人。明らかに、清和は不利な状況下にある。しかし当人は嬉しそうに、桃色の舌で唇を湿らせた。なかなか愛しの異父姉と合流出来ない鬱憤を晴らす時だ。
「……やっぱ、ストレス発散は躰を動かすのが一番、だっ!」
清和は軽く地面を蹴って宙を跳ぶと、突っ込んでくる彼らの頭に着地。そして再度宙を跳び、またしても隊員の頭の上に着地する。嬉々として同じ事を他の隊員にも繰り返し、次々に倒れていく。一見ただ清和が隊員達の頭を行き来しているように見えるが、いくら清和が身軽といってもそれなりの重量はある。頭に足を置く直前、清和は重さを利用して足に力を込め、そのまま相手の頭に気絶する程の衝撃を与えていたのだ。
小隊の隊長らしき男の指示と共に、先頭を走っていた隊員の一人が、手錠を取り出した。そして清和の腕を掴み、手錠をかけようとする。
「くっだんね」
しかし清和は、相手の力をそのまま利用して腕を取り、横に放り投げた。
「うわあぁぁ!」
「な……っ!」
一瞬で地面に転がされた同僚に驚いたが、退院達は完全に怯む事なく、清和を取り押さえようとした。しかし、空を切るだけでバランスを崩した一部が一瞬動けなくなる。その隙を、清和は見逃さない。無防備な後ろの首に、踵を落とした。
ガクンッ。
隊員が言葉を発する間もなく、地面に崩れ落ちる。
「あらよっと」
倒れた男の後ろに居た隊員が、警棒を清和に向かって突き出す。清和はそれを、躰を深く地面に落とす事で避け、素早く右足を出す。両手を握り合わせ、そのまま相手の鳩尾に肘をめり込ませた。
「……おぅっ!」
隊員がまた一人、地面に突っ伏す。しかし、それでも隊員達の猛攻は止まらない。十数人体制の彼らに対し、相手は少年一人。明らかに、清和は不利な状況下にある。しかし当人は嬉しそうに、桃色の舌で唇を湿らせた。なかなか愛しの異父姉と合流出来ない鬱憤を晴らす時だ。
「……やっぱ、ストレス発散は躰を動かすのが一番、だっ!」
清和は軽く地面を蹴って宙を跳ぶと、突っ込んでくる彼らの頭に着地。そして再度宙を跳び、またしても隊員の頭の上に着地する。嬉々として同じ事を他の隊員にも繰り返し、次々に倒れていく。一見ただ清和が隊員達の頭を行き来しているように見えるが、いくら清和が身軽といってもそれなりの重量はある。頭に足を置く直前、清和は重さを利用して足に力を込め、そのまま相手の頭に気絶する程の衝撃を与えていたのだ。
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