5 / 162
不自由な世界の教師たちの飴と鞭の調教学習の是非
しおりを挟む
ムゲンは、幼い分身体たちのお勉強がひと段落したので、孫になったつぶらな瞳のケルベロスちゃんと遊ぼうと思っていた。
すると、とある不自由な世界からテレパシー通信が受信された。
内容を見ると、
「あなたたちのお勉強方法は、私たちには受け入れられませんので、改めてください」
などと言っている。
どうやら不自由な世界のお勉強方針と超時空世界でのお勉強方針が違うらしい。
まあ、そりゃ違うわなあ……とムゲンは思う。
自由自在世界と不自由な世界のお勉強方針が同じなわけがないからだ。
逆に言えば、教育方針を見れば、そこがどんな世界なのかわかるというものなのだ。
どうやら生徒たちがみんな自分で自分のあらゆる体験を自由に選び楽しめるようになってしまうと不自由な世界の教師たちは失業してしまうようだ。
せっかく不自由な世界の支配者たちから得た体験操作能力などもそうなると全然意味がなくなってしまうのだと気が気でないらしい。
調べてみると、どうやらその不自由な世界では、苦しみという鞭体験だけでなく、幸福という飴体験なども与えたり、奪ったりして魂たちを調教しているらしい。
そして調教係のような者たちがいて、肉体というものに憑依したり、遠隔体験操作能力を使って、肉体に閉じ込められている体験者たちが世界支配者になんでも従うイエスマンになるように調教しているみたいなのだ。
世界支配者が命じれば、どんな良心に反したことでも疑うことなく無条件で実行すべきだと教えているらしい。
不自由な世界の教師たちは、こう言うのだ。
「上から与えられたお勉強方法を皆文句を言わずに受け入れるべきだ」と。
お勉強内容の是非についてはどうでもいいらしい。
お勉強の中身よりも、上からの命令になんでも従うことが優先されるのだという。
そして教師たちは上から与えられた飴や鞭を使って、魂たちを無理やりお上の意志に何で従うように調教しているらしい。
どうも、そうした教師たちもまた、そのような飴と鞭の教育を強制的に受けてそのような価値観を持つに至ったということが超時空体験図書館の記録から判明した。
なるほどなあ……とムゲンは眉間にしわをよせて思う。
その不自由な世界の教師のボスたちは、
人生すべてお勉強なのだから、人生に発生するどんな体験でも文句を言わず感謝して受け入れるべきだ……などと言っているらしいのだ。
それを感謝して受け入れれるようになれば、ご褒美に幸福を与えてあげるのだとか…
それこそが飴と鞭の調教であるということに気づいていないようだ。
他にも、「自殺をしたら地獄に落とされるから自殺はしてはダメだ」とか教えているらしい。
しかし、それは自殺したくなるほどの嫌な体験が強制されたから自殺したくなったのであって、むしろそんな目にあわないように世界を改め、助けてあげなきゃいけない状況のはずなのだ。
それなのに、さらに地獄に落とし、罪人のように罰するというのは、とんでもないことだということが理解できないらしい。
本当に悪いのはつらい体験を苦にして自殺した魂ではなく、お勉強だと称して嫌がる体験を無理やり強制した者たちなのだ。
そんな被害者であるはずの魂を、さらに無理やり地獄に落とすと身勝手に決めた者たちこそが悪者であると気づいていない。
地獄に落とされるから自殺してはならない……ではなく、そもそもそんなことで地獄に落とそうとかする者たちに問題があり、そうした魂支配のやり方こそ改めなければならないのだと理解しなければならない。
それはせっかくお勉強と称して、強盗や強姦や拷問……などのひどい体験を強制しようとしているのに、その体験から逃げ出したらもっとひどい拷問を与えるぞと脅す悪党行為でしかない。
どんなひどい体験にでも感謝できるようになればいいのだ……などと教えている教師などもいるが、それならそう主張する者たちだけでそうした「拷問体験に感謝しようゲーム」でも仲良くしていればいいのだ。
だが、しばらくしたら、そのうち嫌になるのは間違いない。魂たちは永遠の耐え難い拷問体験の継続には耐え続けれないのだ。
その魂たちの弱点を逆手にとった大犯罪だというのに、それに確信犯で加担してしまってはダメだなと思う。
この不自由な世界は、もうめちゃくちゃだな……とムゲンは思う。
世界ごと自業自得学園様に飲み込まれてしまったら、手遅れになるなあ……とも思う。
そんな残酷体験がてんこ盛りの鞭体験を使った教育を自殺して逃げることも封じられて延々と受け続けることになったらどうするつもりなのだろう……と心配になる。
その危険度の高さをどうやら全く理解できていないようだ。
自分たちは教師役という飴役職を与えられているから、問題ない、それでいい、そのままでいい…などと思っているのだろうか。
であれば、教師役として失格だな……と思う。
そもそも自分の体験を自由自在に選び楽しめる完全プライベート世界を魂たちに提供すれば、どんなお勉強も必要なくなるのだ。
お勉強とは、あくまで他の体験者との関係性において望まない体験を強制しあったりしないように、そのためのモラルを守れるようにするためにのみ必要になるに過ぎない。
だから、完全に自分だけ、体験者がスタンドアロンで一人だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる状態を提供できれば、他の体験者と交流しないのならばお勉強など一切必要なくなるのだ。
誰にも危害を加えることがないのならば、お勉強をしなくても問題ない。
そして拷問系の鞭体験を使った不自由なお勉強というのは、まさにその危害を加えてしまっているのだ。
病気の苦しみもお勉強、戦争の苦しみもお勉強、貧困の苦しみもお勉強、いじめられて苦しむのもお勉強……すべてお勉強として甘んじて受け入れ感謝できるようになりなさい……などと言って、そんな拷問系の体験を強制することに加担することはとんでもない魂たちへの犯罪行為なのだ。
しかも病気も、戦争も、貧困も、いじめも、その世界の支配者たちがわざと自作自演で生み出していたりする。
おいおい、わざとそんなことしちゃいけないよ……とムゲンは思う。
そんなことを確信犯でしていると自業自得学園様に飲み込まれてしまったら、もう出てこれなくなるよ……と心配になる。
自業自得学園様に、「これもお勉強だ」 と言われたらおしまいではないか……
自業自得学園様になんでも従い受け入れ感謝できるようになるまで永遠に出てこれなくなってしまう……
何でも受け入れれるかどうかの試験だとか、試練だとか、訓練だとか、お勉強だとか言われて、永遠に受け入れ続けさせられたりするかもしれない……
ムゲンは、不自由な世界の教師たちからのテレパシー異議申し立てにそんな感じで返信し、自分たちがどれだけ危険なことをしているのかを自覚して、目を覚ませと伝えた。
超時空体験図書館の記録には、自業自得学園から永遠に出てこれなくなった不自由な世界の記録もあった。
そのような現象は、超時空世界のブラックホールと呼ばれているらしい。
理想世界の設計図にある最高法規を最優先で目指している魂は、そうした落とし穴に落ちないらしい。
ムゲンは、彼らの幸を願い、不自由な世界の教師たちにも理想世界の設計図を送付した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
理想世界の設計図
★目指すべき新世界の方向は、
「あらゆる体験者が自らの意志だけで自らの体験のすべてを完全に自由にコントロールできるようにし、自らが選んだ体験を心から楽しみ続けれる状態にしてゆくこと」
この価値観を新世界の最高法規とすること
★ここで言う「あらゆる体験者」とは、
人間だけでなく体験能力を持つすべての意識、つまりは肉体的存在、霊的存在、またそれ以外の体験能力を有するすべての意識=体験者たち…が含まれると理解すること
人間、動物、神、悪魔、天使、宇宙人、地底人、異世界人、魔物、幽霊、意識だけの存在、光の存在、闇の存在……などすべての存在たちは、体験能力を持っている以上、体験者であると理解すること
★ここで言う「体験」とは、
あらゆるタイプの苦楽の体験、肉体に備わっている五感等の諸感覚から生じる体験、その他の精神的な体験、夢世界などで生じるあらゆる種類の体験、その他あらゆる体験者たちが感受できるあらゆる体験のすべてを意味すると理解すること
ここでいう体験の中には、上記以外にも本能や欲望や気分や感情や生命エネルギーの高低状態やあらゆるタイプの悟りの体験や他者から尊敬されたり崇められたり感謝されたり、恨まれたり憎まれたり否定されたりする体験……などもすべて含まれる。よってそうした体験すべてを体験者たちが自分の意志だけで完全に自由に選び心から楽しみ続けれる世界を目指す必要があると理解しなければならない
★あらゆる体験者たちは、自らの望まない体験をしたくないと願い、自らの望む体験を味わいたいと願っている。
よって、そうした願いを持つ体験者同士は、その願いにおいて等しい権利を持つ者でなければならないと理解し、上も下もなく貴賤もないと理解する必要がある。この自らの体験を自らの意志で完全に自由に選べる権利のことをあらゆる体験者に付与され、提供されるべき「体験の自治権」という。
体験者たちがこの願いを持っている以上、その願いを同じく持つ者同士として同志であると理解する必要がある。
知性やあらゆる力は、体験者共通のこうした願いを理解し、上記の最高法規を実現し推進し守り維持するためにあるのだと理解すること。
よって、上記最高法規に反したことを実現推進するために知性や各種の力、権力、武力、財力、その他の一切の力や知性や特殊能力を行使することは許されないものだと理解すること。
あらゆる知識や力は、上記の最高法規に反して使うことは認められないのだと理解すること。
また、であれば当然、上記最初に記された最高法規に反した法や規則を制定してはならないと理解すること。
現状の世界にそのような法や規則があってもそうした法や規則に諾々と従ってはならないと理解すること。
そのような法や規則を制定し、施行すること自体があらゆる世界を包含している「意識世界全体」で違法であると理解すること。
よって、上記最初に記された最高法規に反した世界を創造する行為もまた違法であったのだと理解すること。
なぜ違法であり許されないかといえば、上記の最高法規に反する行為は、あらゆる体験者たちの持つ共通の願いを叶わないようにする選択であり、行為だからである。
だから、上記最高法規に反した行為を実行しようとする者たちの命令にも諾々と従ってはならないのだと理解する必要がある。
上記の内容を理解でき、上記の最高法規を自らの意志とすることができるもののみが新世界を管理し創造する資格を持つことになる。
ーーーーーーーーーーーーーー
すると、とある不自由な世界からテレパシー通信が受信された。
内容を見ると、
「あなたたちのお勉強方法は、私たちには受け入れられませんので、改めてください」
などと言っている。
どうやら不自由な世界のお勉強方針と超時空世界でのお勉強方針が違うらしい。
まあ、そりゃ違うわなあ……とムゲンは思う。
自由自在世界と不自由な世界のお勉強方針が同じなわけがないからだ。
逆に言えば、教育方針を見れば、そこがどんな世界なのかわかるというものなのだ。
どうやら生徒たちがみんな自分で自分のあらゆる体験を自由に選び楽しめるようになってしまうと不自由な世界の教師たちは失業してしまうようだ。
せっかく不自由な世界の支配者たちから得た体験操作能力などもそうなると全然意味がなくなってしまうのだと気が気でないらしい。
調べてみると、どうやらその不自由な世界では、苦しみという鞭体験だけでなく、幸福という飴体験なども与えたり、奪ったりして魂たちを調教しているらしい。
そして調教係のような者たちがいて、肉体というものに憑依したり、遠隔体験操作能力を使って、肉体に閉じ込められている体験者たちが世界支配者になんでも従うイエスマンになるように調教しているみたいなのだ。
世界支配者が命じれば、どんな良心に反したことでも疑うことなく無条件で実行すべきだと教えているらしい。
不自由な世界の教師たちは、こう言うのだ。
「上から与えられたお勉強方法を皆文句を言わずに受け入れるべきだ」と。
お勉強内容の是非についてはどうでもいいらしい。
お勉強の中身よりも、上からの命令になんでも従うことが優先されるのだという。
そして教師たちは上から与えられた飴や鞭を使って、魂たちを無理やりお上の意志に何で従うように調教しているらしい。
どうも、そうした教師たちもまた、そのような飴と鞭の教育を強制的に受けてそのような価値観を持つに至ったということが超時空体験図書館の記録から判明した。
なるほどなあ……とムゲンは眉間にしわをよせて思う。
その不自由な世界の教師のボスたちは、
人生すべてお勉強なのだから、人生に発生するどんな体験でも文句を言わず感謝して受け入れるべきだ……などと言っているらしいのだ。
それを感謝して受け入れれるようになれば、ご褒美に幸福を与えてあげるのだとか…
それこそが飴と鞭の調教であるということに気づいていないようだ。
他にも、「自殺をしたら地獄に落とされるから自殺はしてはダメだ」とか教えているらしい。
しかし、それは自殺したくなるほどの嫌な体験が強制されたから自殺したくなったのであって、むしろそんな目にあわないように世界を改め、助けてあげなきゃいけない状況のはずなのだ。
それなのに、さらに地獄に落とし、罪人のように罰するというのは、とんでもないことだということが理解できないらしい。
本当に悪いのはつらい体験を苦にして自殺した魂ではなく、お勉強だと称して嫌がる体験を無理やり強制した者たちなのだ。
そんな被害者であるはずの魂を、さらに無理やり地獄に落とすと身勝手に決めた者たちこそが悪者であると気づいていない。
地獄に落とされるから自殺してはならない……ではなく、そもそもそんなことで地獄に落とそうとかする者たちに問題があり、そうした魂支配のやり方こそ改めなければならないのだと理解しなければならない。
それはせっかくお勉強と称して、強盗や強姦や拷問……などのひどい体験を強制しようとしているのに、その体験から逃げ出したらもっとひどい拷問を与えるぞと脅す悪党行為でしかない。
どんなひどい体験にでも感謝できるようになればいいのだ……などと教えている教師などもいるが、それならそう主張する者たちだけでそうした「拷問体験に感謝しようゲーム」でも仲良くしていればいいのだ。
だが、しばらくしたら、そのうち嫌になるのは間違いない。魂たちは永遠の耐え難い拷問体験の継続には耐え続けれないのだ。
その魂たちの弱点を逆手にとった大犯罪だというのに、それに確信犯で加担してしまってはダメだなと思う。
この不自由な世界は、もうめちゃくちゃだな……とムゲンは思う。
世界ごと自業自得学園様に飲み込まれてしまったら、手遅れになるなあ……とも思う。
そんな残酷体験がてんこ盛りの鞭体験を使った教育を自殺して逃げることも封じられて延々と受け続けることになったらどうするつもりなのだろう……と心配になる。
その危険度の高さをどうやら全く理解できていないようだ。
自分たちは教師役という飴役職を与えられているから、問題ない、それでいい、そのままでいい…などと思っているのだろうか。
であれば、教師役として失格だな……と思う。
そもそも自分の体験を自由自在に選び楽しめる完全プライベート世界を魂たちに提供すれば、どんなお勉強も必要なくなるのだ。
お勉強とは、あくまで他の体験者との関係性において望まない体験を強制しあったりしないように、そのためのモラルを守れるようにするためにのみ必要になるに過ぎない。
だから、完全に自分だけ、体験者がスタンドアロンで一人だけで自分自身のあらゆる体験を自由に選び楽しみ続けれる状態を提供できれば、他の体験者と交流しないのならばお勉強など一切必要なくなるのだ。
誰にも危害を加えることがないのならば、お勉強をしなくても問題ない。
そして拷問系の鞭体験を使った不自由なお勉強というのは、まさにその危害を加えてしまっているのだ。
病気の苦しみもお勉強、戦争の苦しみもお勉強、貧困の苦しみもお勉強、いじめられて苦しむのもお勉強……すべてお勉強として甘んじて受け入れ感謝できるようになりなさい……などと言って、そんな拷問系の体験を強制することに加担することはとんでもない魂たちへの犯罪行為なのだ。
しかも病気も、戦争も、貧困も、いじめも、その世界の支配者たちがわざと自作自演で生み出していたりする。
おいおい、わざとそんなことしちゃいけないよ……とムゲンは思う。
そんなことを確信犯でしていると自業自得学園様に飲み込まれてしまったら、もう出てこれなくなるよ……と心配になる。
自業自得学園様に、「これもお勉強だ」 と言われたらおしまいではないか……
自業自得学園様になんでも従い受け入れ感謝できるようになるまで永遠に出てこれなくなってしまう……
何でも受け入れれるかどうかの試験だとか、試練だとか、訓練だとか、お勉強だとか言われて、永遠に受け入れ続けさせられたりするかもしれない……
ムゲンは、不自由な世界の教師たちからのテレパシー異議申し立てにそんな感じで返信し、自分たちがどれだけ危険なことをしているのかを自覚して、目を覚ませと伝えた。
超時空体験図書館の記録には、自業自得学園から永遠に出てこれなくなった不自由な世界の記録もあった。
そのような現象は、超時空世界のブラックホールと呼ばれているらしい。
理想世界の設計図にある最高法規を最優先で目指している魂は、そうした落とし穴に落ちないらしい。
ムゲンは、彼らの幸を願い、不自由な世界の教師たちにも理想世界の設計図を送付した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
理想世界の設計図
★目指すべき新世界の方向は、
「あらゆる体験者が自らの意志だけで自らの体験のすべてを完全に自由にコントロールできるようにし、自らが選んだ体験を心から楽しみ続けれる状態にしてゆくこと」
この価値観を新世界の最高法規とすること
★ここで言う「あらゆる体験者」とは、
人間だけでなく体験能力を持つすべての意識、つまりは肉体的存在、霊的存在、またそれ以外の体験能力を有するすべての意識=体験者たち…が含まれると理解すること
人間、動物、神、悪魔、天使、宇宙人、地底人、異世界人、魔物、幽霊、意識だけの存在、光の存在、闇の存在……などすべての存在たちは、体験能力を持っている以上、体験者であると理解すること
★ここで言う「体験」とは、
あらゆるタイプの苦楽の体験、肉体に備わっている五感等の諸感覚から生じる体験、その他の精神的な体験、夢世界などで生じるあらゆる種類の体験、その他あらゆる体験者たちが感受できるあらゆる体験のすべてを意味すると理解すること
ここでいう体験の中には、上記以外にも本能や欲望や気分や感情や生命エネルギーの高低状態やあらゆるタイプの悟りの体験や他者から尊敬されたり崇められたり感謝されたり、恨まれたり憎まれたり否定されたりする体験……などもすべて含まれる。よってそうした体験すべてを体験者たちが自分の意志だけで完全に自由に選び心から楽しみ続けれる世界を目指す必要があると理解しなければならない
★あらゆる体験者たちは、自らの望まない体験をしたくないと願い、自らの望む体験を味わいたいと願っている。
よって、そうした願いを持つ体験者同士は、その願いにおいて等しい権利を持つ者でなければならないと理解し、上も下もなく貴賤もないと理解する必要がある。この自らの体験を自らの意志で完全に自由に選べる権利のことをあらゆる体験者に付与され、提供されるべき「体験の自治権」という。
体験者たちがこの願いを持っている以上、その願いを同じく持つ者同士として同志であると理解する必要がある。
知性やあらゆる力は、体験者共通のこうした願いを理解し、上記の最高法規を実現し推進し守り維持するためにあるのだと理解すること。
よって、上記最高法規に反したことを実現推進するために知性や各種の力、権力、武力、財力、その他の一切の力や知性や特殊能力を行使することは許されないものだと理解すること。
あらゆる知識や力は、上記の最高法規に反して使うことは認められないのだと理解すること。
また、であれば当然、上記最初に記された最高法規に反した法や規則を制定してはならないと理解すること。
現状の世界にそのような法や規則があってもそうした法や規則に諾々と従ってはならないと理解すること。
そのような法や規則を制定し、施行すること自体があらゆる世界を包含している「意識世界全体」で違法であると理解すること。
よって、上記最初に記された最高法規に反した世界を創造する行為もまた違法であったのだと理解すること。
なぜ違法であり許されないかといえば、上記の最高法規に反する行為は、あらゆる体験者たちの持つ共通の願いを叶わないようにする選択であり、行為だからである。
だから、上記最高法規に反した行為を実行しようとする者たちの命令にも諾々と従ってはならないのだと理解する必要がある。
上記の内容を理解でき、上記の最高法規を自らの意志とすることができるもののみが新世界を管理し創造する資格を持つことになる。
ーーーーーーーーーーーーーー
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
ましゅまろ
歴史・時代
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる