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霊体と意識体の違い問題
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派遣甘太郎軍団たちは、その意識体をもって不自由な世界を瞬間移動しながら思った。
「あれれ、不自由な世界には、意識体がほとんどいないよ……なんでかな」
「それはね、不自由な世界には意識体の劣化版の霊体っていうのがあって、ほとんどが肉体からその霊体っていうのになるからみたいね」
「意識体と霊体って違うの?」
「そうね、似ているけど違うのよ。あ、今、あたし超時空聖体様につながったわ。何か教えてくれるみたい。聞いてみましょう」
すると、
「はい。派遣甘太郎軍団の皆さん、お仕事ご苦労様ですね。
今回は、大事なことに気づきましたね。意識体と霊体の違い、これは理解しておく必要があることなので説明しにきました。
意識体と霊体の違いは、その活動範囲やその進化の可能性の違いにあります。
今、あなたたちが作っているゲームを例にあげて説明してみましょう。
例えば、意識体が、超時空体験図書館にいる甘太郎ちゃんの創造中の新世界ゲームを何の制限もなく自由に体験できるとしたら、霊体は、その中の不自由な世界ゲームの中だけを自由に体験できる体なのです。
つまり、霊体は、不自由な世界ゲーム外には行きたくても行けない体験装置というわけです。
まあ、その体験装置から自分の意志で出れば、意識として出ることはできますけど、霊体そのものを自分自身だと思い込んでしまっていると出れないので、霊体の消滅や不自由な世界の消滅と共に、その魂も消滅してしまう危険があります。
ですから、そうなる前に、どんな世界に行こうとも消滅しない意識を育てる必要があるわけです。
意識体からは、時空間も超越できる超時空体に進化する道も開きます。
そうなるとほとんどありとあらゆるゲームのキャラを自由に体験できるようになるわけです。
そして万が一そうしたゲームが消滅しても、意識として存続できるようになるわけです。
超時空体は、世界創造もできる次元の体なので、世界が消滅しても超時空体は消滅しません。
つまりゲームプログラマーという感じですね。
意識体は、ゲームプレイヤーみたいな感じです。
霊体は、ゲーム内の能力が高いキャラみたいな感じです。
肉体は、ゲームの中の能力の低いキャラか、あるいはNPCみたいな感じです。
不自由な世界の霊体たちは、肉体キャラをその能力で奴隷にしたり家畜にしたり操り人形にしたりペットにしたり……することがあります。
そして、そうしたことを確信犯でし続けると、次第にそのカルマが蓄積してその霊体から意識体に進化することがどんどんと難しくなってゆきます。
他の魂たちの自由をその能力があるからといって、合意なく不当に故意に奪い続けると、そうした状態になってゆくわけですね。
ですから、むしろ肉体に宿っている魂たちの方が不自由な世界では、意識体や超時空体に成れる可能性が高かったりします。
もちろん、霊体として霊的世界で生きている方たちであっても、その霊能力を悪いことに使うことなく、他の魂たちの自由を奪うことなく、慈愛や思いやりの一心をもって生きているのであれば、そうした危険な状態にはなりません。
ですが、不自由な世界群では、ほとんどの場合、そうした特権的地位を持つと他の特権的地位を持った者たちと縄張り争いや勢力争い、果ては殺し合いまでし始めるのが普通です。
せっかく手に入れた特権的地位や特権的能力ですから、みすみす使わずに他の勢力に支配されてしまうのは嫌だと思うのは自然な気持ちではあるでしょう。
ですから、私たちは、改心の気持ちがあるのならば、過去の過ちについては不自由な世界の不自由な状態であったという重い不自由さという負荷を考慮して、悪い欲望が生じなくするような治療を与えることを検討しています。
ですが、最後の最後まで利己的で排他的で残酷で狡い……そのような選択をし続ける場合には、どうしても世界秩序を維持するためにも、そのような魂をそのまま放置できなくなります。
例えば、あなた方霊的存在たちが、人間族たちに与えられている悪い欲望や本能や衝動などを自らの心身を用いて、残酷な動物実験などせず、治療できるようにしようとする自発的に勇気ある魂たちを犯罪者にしてみたり、その妨害を故意にするような行為を選択するのであれば、あなたがたに対する治療の道が因果律によって断たれ、あなたがたも犯罪者として扱われることになります。
これは、あくまで一例であって、同様に、あなたがたの意識的選択があなたがたの運命を決定することになります。
長い長い意識世界の進化の果てには、そうした魂であっても救われる可能性もなきにしもあらずですが、反省し改心しない限り、あるいは治療を受けることを願わない限り、長い長い苦しみを味わうことになるでしょう。
あなたがたの中にある問題ある価値観として、「他者を自由に自分たちの目の届く範囲から消滅させれる力を得れば、自分たちの勝ちとなる」みたいな価値観がありますが、そのような価値観を持ち、そのような力を行使し続ければ、あなたがたの魂は遠からず消滅する可能性があると理解しなければなりません。
心当たりのある魂たちは、自らの選択に倫理的な責任が発生するということを改めて理解したうえで今後の選択をするようにしてください」
超時空聖体は、そのメッセージを伝えると派遣甘太郎軍団の前から消えていった。
「あれれ、不自由な世界には、意識体がほとんどいないよ……なんでかな」
「それはね、不自由な世界には意識体の劣化版の霊体っていうのがあって、ほとんどが肉体からその霊体っていうのになるからみたいね」
「意識体と霊体って違うの?」
「そうね、似ているけど違うのよ。あ、今、あたし超時空聖体様につながったわ。何か教えてくれるみたい。聞いてみましょう」
すると、
「はい。派遣甘太郎軍団の皆さん、お仕事ご苦労様ですね。
今回は、大事なことに気づきましたね。意識体と霊体の違い、これは理解しておく必要があることなので説明しにきました。
意識体と霊体の違いは、その活動範囲やその進化の可能性の違いにあります。
今、あなたたちが作っているゲームを例にあげて説明してみましょう。
例えば、意識体が、超時空体験図書館にいる甘太郎ちゃんの創造中の新世界ゲームを何の制限もなく自由に体験できるとしたら、霊体は、その中の不自由な世界ゲームの中だけを自由に体験できる体なのです。
つまり、霊体は、不自由な世界ゲーム外には行きたくても行けない体験装置というわけです。
まあ、その体験装置から自分の意志で出れば、意識として出ることはできますけど、霊体そのものを自分自身だと思い込んでしまっていると出れないので、霊体の消滅や不自由な世界の消滅と共に、その魂も消滅してしまう危険があります。
ですから、そうなる前に、どんな世界に行こうとも消滅しない意識を育てる必要があるわけです。
意識体からは、時空間も超越できる超時空体に進化する道も開きます。
そうなるとほとんどありとあらゆるゲームのキャラを自由に体験できるようになるわけです。
そして万が一そうしたゲームが消滅しても、意識として存続できるようになるわけです。
超時空体は、世界創造もできる次元の体なので、世界が消滅しても超時空体は消滅しません。
つまりゲームプログラマーという感じですね。
意識体は、ゲームプレイヤーみたいな感じです。
霊体は、ゲーム内の能力が高いキャラみたいな感じです。
肉体は、ゲームの中の能力の低いキャラか、あるいはNPCみたいな感じです。
不自由な世界の霊体たちは、肉体キャラをその能力で奴隷にしたり家畜にしたり操り人形にしたりペットにしたり……することがあります。
そして、そうしたことを確信犯でし続けると、次第にそのカルマが蓄積してその霊体から意識体に進化することがどんどんと難しくなってゆきます。
他の魂たちの自由をその能力があるからといって、合意なく不当に故意に奪い続けると、そうした状態になってゆくわけですね。
ですから、むしろ肉体に宿っている魂たちの方が不自由な世界では、意識体や超時空体に成れる可能性が高かったりします。
もちろん、霊体として霊的世界で生きている方たちであっても、その霊能力を悪いことに使うことなく、他の魂たちの自由を奪うことなく、慈愛や思いやりの一心をもって生きているのであれば、そうした危険な状態にはなりません。
ですが、不自由な世界群では、ほとんどの場合、そうした特権的地位を持つと他の特権的地位を持った者たちと縄張り争いや勢力争い、果ては殺し合いまでし始めるのが普通です。
せっかく手に入れた特権的地位や特権的能力ですから、みすみす使わずに他の勢力に支配されてしまうのは嫌だと思うのは自然な気持ちではあるでしょう。
ですから、私たちは、改心の気持ちがあるのならば、過去の過ちについては不自由な世界の不自由な状態であったという重い不自由さという負荷を考慮して、悪い欲望が生じなくするような治療を与えることを検討しています。
ですが、最後の最後まで利己的で排他的で残酷で狡い……そのような選択をし続ける場合には、どうしても世界秩序を維持するためにも、そのような魂をそのまま放置できなくなります。
例えば、あなた方霊的存在たちが、人間族たちに与えられている悪い欲望や本能や衝動などを自らの心身を用いて、残酷な動物実験などせず、治療できるようにしようとする自発的に勇気ある魂たちを犯罪者にしてみたり、その妨害を故意にするような行為を選択するのであれば、あなたがたに対する治療の道が因果律によって断たれ、あなたがたも犯罪者として扱われることになります。
これは、あくまで一例であって、同様に、あなたがたの意識的選択があなたがたの運命を決定することになります。
長い長い意識世界の進化の果てには、そうした魂であっても救われる可能性もなきにしもあらずですが、反省し改心しない限り、あるいは治療を受けることを願わない限り、長い長い苦しみを味わうことになるでしょう。
あなたがたの中にある問題ある価値観として、「他者を自由に自分たちの目の届く範囲から消滅させれる力を得れば、自分たちの勝ちとなる」みたいな価値観がありますが、そのような価値観を持ち、そのような力を行使し続ければ、あなたがたの魂は遠からず消滅する可能性があると理解しなければなりません。
心当たりのある魂たちは、自らの選択に倫理的な責任が発生するということを改めて理解したうえで今後の選択をするようにしてください」
超時空聖体は、そのメッセージを伝えると派遣甘太郎軍団の前から消えていった。
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